平成26年7月31日 クラウド利用におけるサービス仕様の可視化 「クラウドサービス仕様項目表」の公表について 一般社団法人 電子情報技術産業協会 ソリューションサービス事業委員会 ITサービスビジネス環境整備専門委員会 ソリューションサービス事業委員会 ITサービスビジネス環境整備専門委員会(以下、「本専門委員会」)では、IT サービスの利用者と提供者の共通の評価指標に着目し、リスクマネジメントやSLA/SLM を中核テーマとしてこれまで調査・研究活動を行ってきました。 特に、IT サービスの機能や範囲、品質、性能などを「見える化」し、コスト及びリスクとサービス品質との適正なバランスをとるためのツールとしてSLA を位置づけ、SLA/SLM の普及に努めてきました。 さらに、クラウドサービスの普及を受けて、システム構成やサービス提供体制がブラックボックス化されていることが多いクラウドサービスに対して、リスクマネジメントの観点で検討を行うとともにサービス仕様書も可視化のツールとして位置づけ検討を行いました。 2013年度の本専門員会の活動と成果を「平成25年度 ソリューションサービスに関する調査報告書1」としてまとめています。その成果の1つが、クラウドサービスの見える化ツールとしてのサービス仕様書に記載すべき共通的な仕様項目をまとめた「クラウドサービス仕様項目表」です。 「クラウドサービス仕様項目表」は、クラウドサービスの利用者とサービス提供者がサービス仕様書を取り交わす時等の確認項目として活用できると考えています。 2013年度成果である「クラウドサービス仕様項目表」は、クラウドサービスだけでなく、広く一般的なITサービスを対象としてサービス仕様を検討する場合にも、その仕様項目を選択して確認することは有効であると考え、公表することといたしました。 なお、本内容を含む活動成果の詳細は平成25年度調査報告書(有料頒布)を参照願います。 ◆平成25年度調査報告書◆ 平成25年度ソリューションサービスに関する調査報告書1(IS-14-情シ-7)(平成26年3月発行) 以上
|
Copyright (c)2014, Japan Electronics and Information Technology Industries Association, All rights reserved.