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NTTドコモ講演概要

NTTドコモのクラウド戦略や最先端のクラウドサービスの一つである「はなして翻訳」についてお話を伺いました。

「ドコモクラウドで実現するスマートライフ はなして翻訳」

株式会社NTTドコモ
マーケティング部P&Sマーケティングサービス戦略担当
主査 金野 晃 氏

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ドコモクラウドについて

デバイスとネットワークのコラボレーションによるサービスの進化と融合。photo2
「docomoID認証基盤」(本人認証、課金・決裁)や「パーソナライズ基盤」(購買履歴、嗜好データ)を充実させ、先進のサービスの開発・提供により新たな収益を生み出す。
先進のサービス・・・
dマーケット:商品・サービスのレコメンド、O2Oの推進、TVとの連携等
インテリジェントサービス:はなして翻訳、カーナビとの連携、意図解釈の向上、多言語対応等
ストレージ:ネット貸金庫等


はなして翻訳について

はなして翻訳について

音声認識、機械翻訳、音声合成の3つの技術から成る。
現在対面コミュニケーションでは10カ国の翻訳に対応している。言語毎に異なる翻訳エンジンや音声認識エンジンを用いている。

クラウドに主要機能を持たせることの利点

端末性能の制約が少なくなり、多くのお客様にお使いいただける
認識・翻訳制度を高める継続的な学習が可能
インターネット事業者との競争

アイディアの発想から提供まで

約3年前に「コミュニケーションの翻訳ができないか」とのトップの一言からスタート。
「音声認識」と「機械翻訳」という2重の統計処理を行う技術的に高いハードル。
2回のモニターサービスを通じて、コンセプトの評価、継続利用意向の反応、ユーザインターフェイスの改善(応答スピード、再翻訳機能)を行った。
そして、2012年秋にリリース開始。

お客様の声は

ポジティブ:神アプリ、外国語の発音練習になる
ネガティブ:WiFi非対応
求められていること:マルチ言語対応(ex. 英語←→スペイン語のように日本語を機軸としない)