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<セミナー>
「自動運転を実現させるには?」
− 技術、マーケット、法律など、様々な視点から考える −

 最近の自動車には、追従走行やレーン認識、自動ブレーキなど、将来の自動運転につながる技術が搭載され始めています。
 国際的にも、日欧米で自動運転に関する自動化のレベルが設定され、国際展示会では、各国の自動車メーカが自社の自動運転技術をアピールする機会が急増しています。今後、自動運転を実現するために必要不可欠であるデータ(公共情報などのビッグデータ)の整備や公共データの一般公開などが実現すれば、自動運転の実現が加速していくものと予測されます。
 しかし、技術的には現実味を帯びてきているものの、自動運転が果たして社会で受け入れられるのか、マーケットは成立するのか、法律や規制によって認められるのか、など、様々な課題や懸念が存在しています。
 このセミナーでは、技術的な観点に加え、欧米の自動運転の動向や、今後のマーケット動向など市場的な観点、また、国際法改正や欧米での規制緩和の動きなど、法律的な観点で、自動運転の実現に向けた課題の解決策を探っていきます。
 皆様のご参加、お待ちしております。

■ 日  時 平成27年2月27日(金)13:00〜16:00(受付開始 12:15〜)
■ 場  所 全電通労働会館 全電通ホール(多目的ホール)
      〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3−6

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■ JR中央・総武線 ■
  御茶ノ水駅 聖橋口出口 徒歩5分
■ 東京メトロ千代田線 ■
  新御茶ノ水駅 B3出口 徒歩5分
■ 東京メトロ丸ノ内線 ■
  淡路町駅 A5出口 徒歩5分
■ 都営地下鉄新宿線 ■
  小川町駅 A7出口 徒歩5分

■ 主  催 (一社)電子情報技術産業協会/ITS事業委員会
■ 定  員 300名(定員になりしだい締め切らせていただきます。)
■ 参 加 費
 ・JEITA会員 3,000円(税込)/名
 ・JEITA非会員 5,000円(税込)/名
 ・学生(大学生以下) 無料
※参加費のお支払いは、当日現金でお願いいたします。領収書を発行いたします。
■ 申込方法
(1) 下記の「受講申込フォーム」に必要事項をご記入の上、送信してください。
 (受付システムについては(株)ビズクリエイトのサービスを使用しているため、JEITA外部のサーバに移動します。)

□ 受講申込フォーム □ 聴講予約は終了しました。
(2) お申込み内容の確認後、折り返し「参加申込完了メール」が送信されます。メールをプリントアウトし、セミナー当日に会場受付へご提出ください。(お持ちでない場合は、名刺を1枚頂戴いたします。)
(3) 参加費は当日会場受付にてお支払い頂きますのでご準備をお願い致します。(領収書を発行いたします)
■ 申込期限 2015年2月24日(火)(必着)
ただし、申込期限までに定員に達した場合は、その時点で締め切らせて頂きますので、ご承知おき願います。


「自動運転を実現させるには? −技術、マーケット、法律など、様々な視点から考える −」プログラム

13:00 〜 13:05 開会の挨拶
 ITS事業委員会委員長/沖電気工業株式会社 吉川 元淳
13:05 〜 13:35 
 クルマの進化とこれからのモビリティ社会
  日産自動車株式会社 企画・先行技術開発本部 技術企画部 エキスパートリーダー 二見 徹 氏

20世紀にクルマが生み出した4大課題(エネルギー、温暖化、事故、渋滞)を解決するカギはクルマの「電動化」と「知能化」にあります。クルマの「知能化」は、「電動化」を基盤に、センサ、コンピュータ、通信などITの進化を取り込むことで発展しており、いまや「自動運転」を可能にしようとしています。
日産が2020年までに実現する自動運転の概要を紹介し、実現に必要な技術を、センサ、人工知能、制御などの側面から解説します。
さらに、自動運転が普及した先にある、交通社会の未来像についても考察します。

13:35 〜 14:05 
 自動運転機能開発をトリガーにした車載機器産業の構造変化
  株式会社野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部 エレクトロニクス産業グループ
  グループマネージャー 晝間 敏慎 氏

自動運転機能の開発は、自動車メーカ、車載機器メーカ、ITベンダなど幅広いプレイヤが注目している領域です。自動車メーカの期待・アクション、車載機器メーカの期待・アクション、ITベンダの期待・アクションなどから、車載機器産業における産業構造変化の可能性を整理します。

14:05 〜 14:35
 自動運転に向けた法的課題、とくに法的責任とその限定の可能性
  明治大学 法科大学院 教授 中山 幸二 氏

将来の道路交通条約の改定と国際基準の制定を睨み、自動運転に向けた法整備の課題と、事故が生じた場合の法的責任のあり方、責任限定の可能性を探ります。現行法における刑事責任・行政責任・民事責任の構造を踏まえ、主に民事の損害賠償責任につき、将来の法改正と法的責任の構造・責任主体・立証責任・訴訟手続、自賠責と自動車保険の変容等を検討します。

14:35 〜 14:50  休憩
14:50 〜 15:55
 パネルディスカッション
  「自動運転のあるべき姿と、実現のための課題」
【主な議論内容】
・自動運転技術のあるべき姿とはどのようなものか
・そのための技術的、社会的な課題にはどのようなものがあるか
・そうした技術的な課題を解決するための技術開発の方向性、必要な要素技術とは
・社会的な問題を解決するためには、どのような課題に対して、どのような段階を踏んで取り組むべきか
・こうした技術的、社会的な課題を踏まえ、いつごろ、どのような自動運転技術が実現すると考えられるか
・こうした自動運転技術の実用化は、産業・社会をどう変えていくと考えられるか

モデレータ:
 オートインサイト 代表/技術ジャーナリスト 鶴原 吉郎 氏
パネリスト:
 日産自動車株式会社 企画・先行技術開発本部技術企画部 エキスパートリーダー 二見 徹 氏
 株式会社野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部 エレクトロニクス産業グループ
 グループマネージャー 晝間 敏慎 氏
 明治大学 法科大学院教授 中山 幸二 氏
 株式会社日立コンサルティング
 社会イノベーション&インキュベーション本部 シニアマネージャー 平田 和義 氏
15:55 〜 16:00 閉会の挨拶
 ITS新分野研究会主査/株式会社日立製作所 堀江 武

備  考
   予定の内容・講師等に関しましては、変更となる場合がありますので、
   予めご承知おき下さるようお願い致します。
事務局
   〒100-0004 東京都千代田区大手町1−1−3 大手センタービル
   一般社団法人 電子情報技術産業協会 近藤
   TEL 03-5218-1057 FAX 03-5218-1076 E-mail : hiroshi.kondo@jeita.or.jp
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