技術戦略部会
平成27年度 先端電子材料・デバイス技術フォーラム ~IT・エレクトロニクスが支える将来~
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)では、「電子材料・デバイス技術専門委員会」を設置し、
IT・エレクトロニクス産業の今後の発展にとって重要な電子材料・デバイス技術の動向調査を行ってい
ます。このたび「先端電子材料・デバイス技術フォーラム」を開催し、平成25年度から2年間に実施し
ました量子ドット利用デバイス技術、および次世代スケーラブル高集積化技術の各分科会の活動を紹介
するとともに、IT・エレクトロニクスが支える将来と題し、未来を創る先端技術の最新動向等を、
中村泰信氏(東京大学)、小俣孝久氏(大阪大学)、折井靖光氏(日本アイ・ビー・エム株式会)3名
の講師の方々をお招きして、ご専門分野について、またご研究内容等についてご紹介いただくこととし
ております。この機会に関係者の皆様にご参加を頂き、各社のビジネスにおける飛躍の契機に役立てて
頂ければ幸いです。
【日 時】 平成27年7月8日(水) 13:15~16:50
【場 所】 一般社団法人 電子情報技術産業協会 401-403会議室
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル4階
【主 催】 一般社団法人 電子情報技術産業協会
【企 画】 電子材料・デバイス技術専門委員会
【申込期限】 平成27年7月1日(水)必着 80名
(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
【参 加 費】 会 員 3,000円(税込) 一般 7,000円(税込)
※講演資料として、26年度の各分科会報告書より要約部分等
を抜粋した冊子「先端基盤技術動向調査2015 概要」を、
当日配布します。
【申込要領】 参加申込書に必要事項をご記入の上、下記の「申込先」宛てにメール
(またはFAX)等でお申込み下さい。
登録完了時には、ご登録E-mailアドレスへ確認メールをお送り致します。
また、ご登録のご住所宛てに「受講票」と「請求書」をお送り致します。
【申 込 先】 E-mail:ts2015@jeita.or.jp FAX:03-5218-1078(知的基盤部 )
【問合せ先】 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
一般社団法人 電子情報技術産業協会 知的基盤部 技術戦略グループ
TEL 03-5218-1059 FAX 03-5218-1078
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◆プログラム◆
司 会 安田 哲二 電子材料・デバイス技術専門委員会幹事〔産業技術総合研究所〕
■第1部 技術フォーラム
13:15~13:20 開会挨拶
原 直紀
電子材料・デバイス技術専門委員会委員長〔(株)富士通研究所〕
13:20~14:00 『個体素子を用いた量子情報処理に向けて』
中村 泰信 氏
東京大学 先端科学技術研究センター 教授
固体素子を用いた量子計算の実現を目指した研究の進展を
概観する。最近、超伝導量子ビットを用いて、量子誤り訂正
コードの実装がなされ、誤り耐性量子計算の実証への期待が
高まっている。
14:00~14:40 『Cd, Pbフリー量子ドットの合成とデバイス応用』
小俣 孝久 氏
大阪大学 大学院工学研究科 准教授
CdSeやPbSeのコロイダル量子ドットは、蛍光体や超高効
率太陽電池用の材料としてそれぞれ注目を集めている。
本講演では、カドミウムや鉛を含有しない次世代コロイダル
量子ドットの合成技術、素子化技術について、講演者らの成
果を中心に述べる。
14:40~15:20 『コグニティブデバイス実現へ向けた実装技術の新潮流』
折井 靖光 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
サイエンス&テクノロジー部長
人間の脳を模倣した脳型半導体の開発が活発になってきて
おり、従来不得意にしていた画像の認識などを高速で処理
できる可能性がでてきた。このような半導体に必要とされる
実装技術に関して議論する。
~休 憩 ~
■第2部 電子材料・デバイス技術専門委員会活動報告
15:30~16:10 『量子ドット利用デバイス技術動向』
山口 浩一 氏
量子ドット利用デバイス技術分科会委員長
〔電気通信大学 大学院情報理工学研究科 先進理工学専攻 教授〕
16:10~16:50 『次世代スケーラブル高集積化技術動向』
大場 隆之 氏
次世代スケーラブル高集積化技術分科会委員長
〔東京工業大学 異種機能集積研究センター 特任教授〕
※ プログラムの内容につきましては、変更となる場合もありますので予めご承知おき下さい。
(委員会名称及び委員会での役割は、基本的に平成26年度のものとなります。)
以上