技術戦略部会
JEITAナノエレクトロニクス技術フォーラム-ナノエレクトロニクスの研究開発と国際標準化-
IT・エレクトロニクス技術は、多くの産業において製品やサービスの高機能化や生産性向上を実現するためのキーテクノロジーとして、各種製品やサービス等の付加価値創造の源泉を担っており、社会の発展に大きく貢献してきました。
今日の社会で扱う情報量の急激な増加に伴い、増大するエネルギー消費は、世界共通の課題である地球温暖化の一要因となっており、革新的なIT・エレクトロニクス技術開発による解決が急務となっています。革新技術の中でも特に、ナノエレクトロニクスは、従来のエレクトロニクスの機能を格段に向上させ、かつ大幅な省エネルギーを実現できるキーテクノロジーと期待されています。
JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)では、これまで、当該分野の開発動向調査及び標準化活動を実施すると同時に、ナノエレクトロニクスの研究開発の重要性を提言してきました。これらの活動の一環として、「nano tech 2013」の期間に併せて東京ビッグサイトにて、一般公開のフォーラムを開催することとしました。この機会に是非ご参加頂けますよう、ご案内致します。
【日 時】 平成25年1月31日(木)13:30~16:55
【場 所】 東京ビッグサイト会議棟 605会議室
http://www.bigsight.jp/press/access/
【主 催】 一般社団法人 電子情報技術産業協会
【後 援】 一般社団法人 ナノテクノロジービジネス推進協議会
【企 画】 ナノエレクトロニクス研究会、ナノエレクトロニクス標準化専門委員会
【申込期限】 平成25年1月24日(木)必着 120名
(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
【参 加 費】 JEITA会員:無料 、JEITA非会員:3,000円
事前登録が必要です
【申込要領】 参加申込書に必要事項をご記入の上、下記の「申込先」宛てにメール(またはFAX)
等でお申込み下さい。
登録完了時には、ご登録E-mailアドレスへ確認メールをお送り致します。
また、ご登録のご住所宛てに「受講票」と「請求書」をお送り致します。
【申 込 先】 E-mail:tsc4@jeita.or.jp FAX:03-5218-1078(知的基盤部 )
【問合せ先】 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
一般社団法人 電子情報技術産業協会 知的基盤部 技術戦略グループ
TEL 03-5218-1059 FAX 03-5218-1078
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◆プログラム◆
司会 遠藤 浩幸 (社)電子情報技術産業協会 ナノエレクトロニクス標準化戦略小委員会主査
〔日本電気(株)
13:30~13:35 開催の挨拶
大谷 成元 ナノエレクトロニクス研究会主査
〔(株)富士通研究所〕
13:35~14:05 国際標準化の重要性とナノエレクトロニクスへの期待
鈴木 晴光 氏
経済産業省 産業技術環境局情報電子標準化推進室長
国際標準化を取り巻く状況と標準化の重要性について、我が国の取組み、
将来の方向性などについて紹介することとしています。
14:05~14:45 有機薄膜太陽電池の研究開発の最新動向と標準化活動
吉田 郵司 氏
(独)産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター研究チーム長
近年、エネルギー変換効率の成長が著しい有機薄膜太陽電池は、軽量
フレキシブルで、意匠性に優れた、低コストな太陽電池としてその実
用化が期待されています。本講演では、その研究開発の最新動向と、
標準化活動の方向性について紹介します。
14:45~15:25 有機/ナノデバイス計測に関する標準化について
粟野 祐二 氏
慶應義塾大学 理工学部 教授〔IEC TC113国内審議委員会委員長〕
IEC TC113(ナノエレクトロニクス)に、日本提案のプロジェクトとし
て開始された「有機/ナノデバイス計測に関する国際標準化」につい
て、テーマ探索から設定に至る経緯を含め紹介します。さらに、TC113
の最近の動向と、今後の課題についても述べます。
- 休 憩 -
15:40~16:20 欧州のナノテクノロジー規制動向と標準化
林 正秀 氏
(社)ナノテクノロジービジネス推進協議会 事務局長
現在欧州でナノテク・材料に関するルール化に向けた議論が活発に行わ
れていますが、それを支援する目的でCENに対しMandate/461指令が出さ
れていて、現在ISO/TC229でもナノラベリングなど関連した規格作りが
進められており、これらの状況を紹介します。
16:20~16:50 ナノエレクトロニクス標準化ロードマップについて
二瓶 瑞久 氏
(独)産業技術総合研究所連携研究体 グリーン・ナノエレクトロニ
クスセンター 特定集中研究専門員
〔ナノエレクトロニクス標準化ロードマップTG主査〕
IEC/TC113においてナノエレクトロニクス分野での標準化に関するロード
マップを作成しております。今回、More Moore領域における標準化ロー
ドマップを紹介し、ナノエレクトロニクスに関する標準化の見通しを紹介
します。
16:50~16:55 閉会の挨拶
萬 伸一 ナノエレクトロニクス標準化専門委員会委員長
〔日本電気(株)〕
※ プログラムの内容につきましては、変更となる場合もありますので予めご承知おき下さい。
以上