技術戦略部会


IT・エレクトロニクス技術戦略シンポジウム2012
-10年後の実世界をイノベートするICTエレクトロニクス-

我が国のIT・エレクトロニクス産業を取り巻く環境は、歴史的な円高や高い法人税等、依然として厳しい状況に置かれています。このような中、産業競争力強化に不可欠な先端研究開発の促進のため、JEITA技術戦略委員会では将来の事業化を睨みつつ、「10年後の実世界をイノベートするICTエレクトロニクス」について、4つの分野〔(1)ヘルス、(2)一次産業、(3)都市・モビリティ、(4)人間社会〕の研究開発の重要性をまとめました。
今回のシンポジウムは、経済産業省の政策の紹介をはじめ、各分野において第一線で活躍している有識者にご提案・ご紹介を頂き、今後の研究開発の可能性について探っていくこととしています。
是非この機会に、研究開発や標準化事業、企業経営に携わっている関係者の皆様にご参加頂き、各社のビジネス戦略にも役立てて頂ければ幸いです。
【日  時】  平成24年11月28日(水) 13:00~17:30
【場  所】   一般社団法人 電子情報技術産業協会 409-412会議室
         〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル4階
                 http://www.jeita.or.jp/japanese/about/location/
【主  催】   一般社団法人 電子情報技術産業協会
【企  画】   技術戦略委員会
【申込期限】   平成24年11月21日(水)必着 100名
        (定員になり次第、締め切らせていただきます。)
【参 加 費】   3,000円(会 員)   6,000円(非会員)
         ※JEITA会員になることを検討中の非会員は、会員扱いとさせていただきます。
          後日担当部門から会員手続きのご連絡をさせていただきます。
         ※技術政策委員会で作成した報告書「10年後の実世界をイノベートする
          ICT・エレクトロニクス」を当日、特別配布致します。

【申込要領】   参加申込書に必要事項をご記入の上、下記の「申込先」宛てにメール(またはFAX)
         等でお申込み下さい。
         登録完了時には、ご登録E-mailアドレスへ確認メールをお送り致します。
         また、ご登録のご住所宛てに「受講票」と「請求書」をお送り致します。
【申 込 先】   E-mail:tsc4@jeita.or.jp FAX:03-5218-1078(知的基盤部 )
【問合せ先】   〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
          一般社団法人 電子情報技術産業協会 知的基盤部 技術戦略グループ
          TEL 03-5218-1059   FAX 03-5218-1078 
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◆プログラム◆
司会  近藤 浩一(社)電子情報技術産業協会 技術政策委員会副委員長
            〔(株)東芝 研究開発センター次長〕
  
13:00〜13:05   開催の挨拶
               須藤   亮  技術戦略委員会委員長((株)東芝 執行役専務)
13:05〜13:35  【基調講演】我が国の科学技術イノベーション政策について
               中山  亨 氏  
               経済産業省 商務情報政策局 審議官
             未来への先行投資として極めて重要である科学技術を一層発展させる
             ために、先端的研究開発とイノベーションを強力且つ効率的に推進して
             いく施策について、ご講演頂く。
13:35〜13:50   JEITA「10年後の実世界をイノベートするICTエレクトロニクス」の紹介
               中田 登志之
               技術政策委員会委員(日本電気(株) 中央研究所主席技術主幹)
             10年後有望となるスマートコミュニティにおける4分野(ヘルス、ICT
             の第一次産業への活用、都市・モビリティ、人間社会)に注目して、
             ニーズと狙いを明確にし、国が支援して推進すべき重要な技術開発項
             目を示す。
13:50〜14:40   未来予測2012-2025~これからの「世の中」はどう変わるか~
               田中 栄 氏
               (株)アビット 代表取締役 チーフ・ビジネス・プランナー
             「サステナビリティ」「クラウド」「ライフ・イノベーション」、こ
             れら3つのメガトレンドをキーワードに、今後10年、15年で、社
             会やビジネス、ライフスタイルや価値観などがどのように変わってい
             くかを予測する。
14:40〜15:30   ICTを活用したヘルスケア産業の展望
               桜田 一洋 氏
               (株)ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャー
             基礎生物学と臨床診療の間に存在するギャップの問題が指摘されてか
             ら10年近くが経過した。このために多くの努力が行われているものの、
             普遍的な解決策は得られていない。この問題を克服するには、4つの
             P (Personalize, Predictive, Preemptive, Participatory)からなる
             ヘルスケアを開発することが必要である。ICTはそのための有用ツー
             ルとなる。本講演ではそのための具体的な方法を論じたい。
- 休 憩 -
15:45〜16:35   ITを活用した社会インフラの展望
               角本 喜紀 氏
              (株)日立製作所インフラシステム社 経営戦略室 研究開発企画部担当部長
             ここではスマートシティに代表されるITを高度に活用した新しい
             社会インフラとして、エネルギー、交通などの都市インフラを中心に、
             日立製作所の取り組みを紹介する。
16:35〜17:25   豊かな食の未来へICTで貢献
                若林 毅 氏
                富士通(株) ソーシャルクラウド事業開発室SVP
               
             我が国の「食・農」が抱える課題に対して、クラウドやユビキタス
             フロントなどのICTを活用した新たな農業経営モデルと、食のバリュ
             ーチェーン確立への取り組みを紹介する。
17:25〜17:30   総評
               荒川 泰彦  技術政策委員会委員長(東京大学 生産技術研究所教授)
※ プログラムの内容につきましては、変更となる場合もありますので予めご承知おき下さい。

以上

参加申込書
パンフレット

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