当会(JEITA)では、消費者の誤認や混乱を防ぐために、「デジタル放送」及び「デジタル放送受信機」に関する呼称を統一し、以下のように定義しています。
 

デジタル放送に関する呼称

 
 ■ BSデジタル放送に関する呼称
 
項     目 統 一 呼 称
 BSサービス全体の呼称  BSデジタル放送
 BSテレビサービス全体の呼称  BSデジタルテレビ    (*)
(BS)HDTVサービスの呼称 (BS)デジタルハイビジョン(*)
(BS)SDTVサービスの呼称 (BS)デジタル標準テレビ (*)
 BS超短波音声放送全体の呼称  BSラジオ        (*)
 BSデータサービス全体の呼称  BSデータ放送
備 考
1.(*)印を付けたものについては、必要に応じて「放送」を付けてもよい。
2.(BS)SDTVサービスの呼称については、一般的には(BS)デジタルテレビに内包するが、HDと区別する場合は、上記のように呼ぶこととする。
 
  110度CSデジタル放送に関する呼称
 
項     目 統 一 呼 称
 110度CSサービス全体の呼称  110度CS
備 考
1.必要に応じて「デジタル放送」を付けてもよい。
 
  地上デジタルテレビジョン放送に関する呼称
 
項     目 統 一 呼 称
 地上デジタルテレビジョンサービス全体の呼称  地上デジタル
備 考
1.必要に応じて「放送」,「テレビ」,「テレビ放送」を付けてもよい。
 

 

デジタル放送受信機に関する呼称

 
 ■ デジタルチューナーの呼称と定義
 
デジタルチューナー
デジタル放送を受信可能なチューナーの総称 「デジタルチューナー」 と呼称する。
備 考
1.今後 商品化されるデジタルチューナーには、以下のような種々の形態があると思われるが、これらを総称してデジタルチューナーと呼ぶ。
 ■ 放送される映像フォーマットをそのままデコードして出力するもの
 ■ 放送される信号フォーマットを全て1125iにアップコンバートして出力するもの
 ■ 放送される信号フォーマットを全て525iにダウンコンバートして出力するもの
 ■ ラジオ放送あるいはデータ放送専用のもの
 
呼     称 定     義
BSデジタルチューナー BSデジタル放送を受信可能なチューナー
BS・110度CSデジタルチューナー BSデジタル放送及び110度CSデジタル放送を受信可能なチューナー
地上デジタルチューナー 地上デジタルテレビジョン放送を受信可能なチューナー
地上・BS・110度CSデジタルチューナー BSデジタル放送,110度CSデジタル放送及び地上デジタルテレビジョン放送を受信可能なチューナー
 
デジタルハイビジョンチューナー
デジタルチューナーのうち、デジタルハイビジョン放送を受信可能で、かつデジタルハイビジョン映像信号を出力可能(走査線数1125i及び750pのフルデコードが可能で、それらを1125i又は750pで出力可能)なものについては、「デジタルハイビジョンチューナー」と呼称してもよい。
備 考
1.現時点では、デジタルハイビジョン放送を、走査線数1125i及び750pに限定する。
 
呼     称 定     義
BSデジタルハイビジョンチューナー BSデジタル放送を受信可能なデジタルハイビジョンチューナー
BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー BSデジタル放送及び110度CSデジタル放送を受信可能なデジタルハイビジョンチューナー
地上デジタルハイビジョンチューナー 地上デジタルテレビジョン放送を受信可能なデジタルハイビジョンチューナー
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー BSデジタル放送,110度CSデジタル放送及び地上デジタルテレビジョン放送を受信可能なデジタルハイビジョンチューナー
 
 ■ デジタルチューナー内蔵テレビの呼称と定義
 
デジタルテレビ
デジタルテレビ放送を受信可能なデジタルチューナーを内蔵したテレビの総称を 「デジタルテレビ」 と呼称する。
 
呼     称 定     義
BSデジタルテレビ デジタルテレビのうち、BSデジタルチューナーを内蔵したもの
BS・110度CSデジタルテレビ デジタルテレビのうち、BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵したもの
地上デジタルテレビ デジタルテレビのうち、地上デジタルチューナーを内蔵したもの
地上・BS・110度CSデジタルテレビ デジタルテレビのうち、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵したもの
 
デジタルハイビジョンテレビ
デジタルテレビのうち、デジタルハイビジョンチューナーを内蔵し、デジタルハイビジョン映像信号を表示でき、アスペクト比(スクリーン最大有効画面)が16:9を基本とするのものを「デジタルハイビジョンテレビ」と呼称してもよい。ただし、フロント型プロジェクションは除く。
また、フラットパネルを使用した受信機については、フラットパネル方式を明示することとし、「デジタルハイビジョンプラズマテレビ」「デジタルハイビジョン液晶テレビ」と呼称してもよい。
備 考
1.CRTを使用した受信機では、走査線数1125i及び750pをフルデコードして、それらを1125i又は750pで表示できること。
2.フラットパネルを使用した受信機では、走査線数1125i及び750pをフルデコードして、それらを垂直画素数650以上で表示できること。
3.現時点では、デジタルハイビジョン放送を、走査線数1125i及び750pに限定する。
4.フロント型プロジェクションについては、投射するスクリーン自体のアスペクト比を規定することが困難であることから、対象外とした。
 
呼     称 定     義
BSデジタルハイビジョンテレビ デジタルハイビジョンテレビのうち、BSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵したもの
BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ デジタルハイビジョンテレビのうち、BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵したもの
地上デジタルハイビジョンテレビ デジタルハイビジョンテレビのうち、地上デジタルハイビジョンチューナーを内蔵したもの
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ デジタルハイビジョンテレビのうち、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵したもの
 
 ■ その他のテレビの呼称について
 
その他のテレビ
上記の「デジタルハイビジョンテレビ」の備考1.又は2.に該当するディスプレイ機器(アスペクト比は問わない)にあっては、「デジタルハイビジョン放送に対応した・・・」「デジタルハイビジョン放送が受信可能な・・・」等の表現を使用してもよい。
ただし、消費者に「デジタルハイビジョンテレビ」と誤認を与えないように十分配慮すること。
備 考
1.上記に該当するものの例としては、次のようなものが考えられる。
 ■ デジタルハイビジョンチューナー内蔵で、アスペクト比(スクリーン最大有効画面)4:3のテレビ
 ■
デジタルハイビジョンチューナー非内蔵で、D4,D3端子あるいはコンポーネント入力端子を装備し、デジタルハイビジョン映像を正規(CRTを使用した受信機では、走査線数1080本,又は720本でオーバースキャンを加味、フラットパネルを使用した受信機では、垂直画素数650以上)に表示できるテレビ(この場合は、デジタルハイビジョンチューナーを接続する必要がある旨を明示すること。)
 
 
 ■ 周波数変換パススルーに対応した受信機の呼称について
 
CATVパススルー対応
周波数変換パススルー受信機能を有する受信機(テレビ・チューナー)の場合は、機能呼称として「CATVパススルー対応」と表記する。なお、帯域が限定される場合は、その帯域を付記すること。
表示例
1.全帯域(VHF・MID・SHB・UHF)に対応する場合 ---- CATVパススルー対応
2.UHF帯に限定される場合 -------------------------------- CATVパススルー対応(UHF)
補 足
地上デジタル放送をCATVにパススルーする方式には、放送波と同じ周波数で再送信を行う「同一周波数パススルー方式」と、周波数を変換して再送信する「周波数変換パススルー方式」がある。
同一周波数パススルー方式の場合は、通常の地上デジタル放送受信機でそのまま受信可能となるが、周波数変換パススルー方式の場合は、その再送信信号に対応した受信機が必要となる。
このため、受信機が周波数変換パススルー方式の再送信信号に対応していることを示す機能呼称を決め、受信機メーカは、カタログやパンフレットに表記することとした。
 

 

リモコンのボタン表示


以下の表に、デジタル放送受信機のリモコンボタンの表示と、それが表す機能との対応表を示しますので、受信機を操作する上での参考にしてください。

 

リモコン表示

機   能

d(小文字) 番組に関連した付加データがある時、「d」マークが画面に表示され、リモコンの「d」ボタンを押下すればねそれが表示される。
BS 受信対象をBSデジタル放送に切り替える。
CS1、CS2(注1) 受信対象を110度CSデジタル放送の各プラットフォームに切り替える。
CS1:プラットワン、CS2:スカパー
地上(注2) 受信対象を地上デジタル放送に切り替える。

        注1 参考例として記載します。メーカーによって、表示が異なる場合があります。
        注2 地上アナログ放送と区別するために、「地上デ」や「地上D」と表示される場合もあります。

  

  

地上デジタル放送 リモコン/チャンネルに関する用語

  
統 一 用 語 定       義
チャンネルスキャン(スキャン) 地上デジタル放送を受信する際、受信機が全てのチャンネルを順次選局して、視聴者がお住まいの地域で受信できるチャンネルを調査すること。受信できるチャンネルが検出された場合は、その局の情報が受信機のチャンネルリストに登録されます。

初期スキャン 受信機購入後、視聴者がお住まいの地域を受信機に登録後、最初に行うチャンネルスキャンのことで、チャンネルリストを新たに作成します。
一方、引っ越しした時など、視聴者がお住まいの地域が変わった場合には、再度、受信機に居住地域を設定した後、この初期スキャンを行います。これにより、受信機のチャンネルリストが新たに更新されます。

再スキャン 放送局の新規開局などにともない、この新しい放送局の情報を既存のチャンネルリスト追加登録するために行うチャンネルスキャンのことです。再スキャンでは、スキャン前の放送局の情報は保持されます。

チャンネル番号 放送局が受信機に指定する1〜12の番号のことです。
受信機は、チャンネル番号と同じ番号のリモコンのワンタッチボタンにその放送局を割り当てます。視聴者は、このボタンを押すことによって、その放送局の番組を見ることができます。

3桁チャンネル番号 ダイレクト選局する際に使用する3桁の番号のことです。
地上デジタル放送のすべてのチャンネルには、3桁のチャンネル番号が割り付けられています。この番号は、チャンネル番号に関連付けられています。
例 :チャンネル番号が「2」の場合、「021」や「022」などが割り付けられます。

枝番 他地域(他県)の放送が受信できた場合、自地域の放送局のチャンネル番号と他地域チャンネル番号が重複することがあります。この時、3桁チャンネル番号も同じになるので、受信機はこれらの放送局を区別するために、3桁に加えてもう1桁、番号を付け足します。この番号のことを「枝番」と呼びます。
自地域の放送局には、末尾に「0」が、他地域の放送局には「1」以降の番号が付けられます。
例:自地域:021【0】
  他地域:021【1】など

登録発呼 受信機が放送局のメールを受信し、視聴者がそのメールに返信する場合、一旦、この返信メールを受信機内に保存しておき、視聴者の都合に応じて再発信できる機能のことを「登録発呼」と呼びます。