本物と、外観や手触りなど全く本物と同じに構成された偽物の2種類の用品を準備する。被験者及び試験者には、これらを目隠しや見えないように隠す等の方法で、試験に用いるものが本物あるいは偽物か判らないようにして試験を行う。このことにより思い込みによる効果(プラシボ効果)を排除して信頼性のあるデータを採る。
全試験の終了後に、各データを本物・偽物に分けて、統計的な手法で解析を行い、効果の確認を行う。
実際の応用例としては、効果の原理が不明ですが、医療効果が認められている磁気マグネットでは、「2カ所以上の独立した試験機関で、二重盲検法によって検証」が行われ、医療器具として認可されたという事例がある。