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<2008年度 JEITAソフトウェア事業委員会セミナー:資料室>
ソフトウェアに関する調査活動成果のご紹介
●ソフトウェア技術者の育成に関する調査報告と提言
●組込み系ソフトウェア開発の課題分析と提言
●ソフトウェアリソースの最適活用に関する調査報告と提言
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■ 紹介 ■
  ソフトウェア事業委員会では、ソフトウェア事業戦略専門委員会、ソフトウェア事業基盤専門委員会、ソフトウェアリソース対応専門委員会を設置して、日本のソフトウェア産業の国際競争力強化、組込み系ソフトウェアの事業基盤の強化、ソフトウェア開発リソース確保の観点から業界共通の課題を抽出し、必要な施策を提言するなど、ソフトウェア業界の更なる活性化を目指した活動を2004年度後半から行っています。

 ソフトウェア事業戦略専門委員会では、ソフトウェア技術者の育成・確保に関する調査・研究に重点を置いて活動。2007年度は、米国でのソフトウェア技術者の採用と育成に関する調査を行い、米国と対比する形で、日本のソフトウェア産業の実態を分析し、具体的な取組み策を提言としてまとめました。
 ソフトウェア事業基盤専門委員会では、組込み系ソフトウェア開発に関する調査・研究に重点を置いて活動。 2007年度は、ドイツFraunhofer IESE研究所との共同ワークショップを開催。さらに、組込み系ソフトウェア開発に関する課題解決に向けての各社での具体的な取組み、特に「ハード部門等との連携」「自動化」「上流工程重視」「多機種開発」への取組み内容についてアンケート調査を実施し、取組み内容の分析と提言を取りまとめました。
 ソフトウェアリソース対応専門委員会では、オフショア活用の効果的拡大、優秀な人材確保のためのソフトウェアリソースの最適活用に関する調査・研究に重点を置いて活動。 2007年度は、欧州における組込み系企業のオフショアの実態調査を実施するとともに、ベストプラクティス企業との情報交換、インド・中国の企業との情報交換を実施し、3年間の活動の総括として、日本のオフショアを積極的に推進する際に「企業が講ずべき方策」および「日本として講ずべき政策」等、「オフショア活用のあり方」について提言を取りまとめました。

 7月10日午後、『ソフトウェアに関する調査活動成果のご紹介』と題して、本事業委員会として初めての「JEITAソフトウェア事業委員会セミナー」を虎ノ門パストラルホテルで開催しました。
 セミナーは、本委員会委員長によるソフトウェア事業を取り巻く種々の状況と本委員会活動の概要の紹介を皮切りに、 それぞれの専門委員会委員長による各専門委員会の活動成果 (ソフトウェア技術者の育成に関する調査報告と提言、組込み系ソフトウェア開発の課題分析と提言、ソフトウェアリソースの最適活用に関する調査報告と提言) の紹介が行われ、最後に今回のセミナー全般に関する質疑応答で締め括られました。

 当日は、本委員会としては初めての事業委員会全体のセミナーにもかかわらず、約90名もの方々が参加され、ソフトウェア事業に関する関心の深さと熱心さがうかがわれました。また、会場で当日行われた参加者アンケートにおいても、多くの方が今回のセミナーは「参考になった」と評価されており、参加の方々から同アンケートに寄せられた「本委員会が今後取り組むべきテーマなど」に関するご意見・要望も検討して、今後の活動に反映していく予定です。


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