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<組込み系開発スピードアップワークショップ2008:資料室>
組込み系ソフトウェア開発をスピードアップ!
〜 大規模化、複雑化、短納期化、多機種化する組込み系ソフトウェア開発の改革に向けて 〜
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■ ワークショップ概要 ■

全員参加型100人ワークショップ: 組込み系ソフトウェア開発をスピードアップ!
〜スピードアップを阻害する原因、スピードアップを促進する施策〜

  • 全員参加型100人ワークショップでは「組込み系ソフトウェア開発をスピードアップ」を大テーマに開催した。
  • 開発スピードアップを「阻害する要因」や「促進する施策」を中心テーマにして、議論を進めた。
  • 会場の120名を超える全員が参加する大ワークショップ形式で運営し、活発な議論が行われた。

高田氏と渡辺氏 山田氏
アドバイザの高田氏と渡辺氏 司会の山田氏

  • このワークショップでは、参加者全員に3色のカードが配られ、それで意思表示を行った。
  • カード提示で表明された意思や、参加者やアドバイザの意見をリアルタイムにスクリーンで表示した。

会場風景
会場風景

  • ワークショップ申し込み時に、スピードアップを阻害する原因と促進する施策のアンケートを実施した。
  • この事前アンケートで回答を100名以上もらった。
  • 回答の中で「エンジニアリング」「ドキュメント」「スキル」の分野からの回答が多かった。
  • ワークショップでは、この3点を中心に、阻害要因の実態や促進施策について議論を進めた。

会場風景
カードで意思表明

  • 事前アンケートの回答結果を元にした質問や、参加者からその場で表明された項目を質問した。
  • カードで意思表示をするときに、隣通しで意見を交換することにより、より鮮明な意思表示を行った。
  • その結果のいくつかを以下で紹介する。
  • ドキュメント
    ドキュメントに対する真実の姿が浮かび上がった
    • ドキュメントは作りすぎ:3割、足らない:7割
    • ドキュメントは時間があれば書ける:4割(その内、標準があれば書ける:5割)
    • 他人に分かるドキュメントがある:3割
  • エンジニアリング
    コードに対する恐ろしい事実が判明
    • 私の会社には良いコードがない:8割(スパゲッティコードばかり)
    • 良いコードのために:定期的にリファクタリングする:1割
    • ソースコードレビュー:5割
  • スキル
    スキル育成の寒い現状
    • ソフトウェアエンジニアリングの教育カリキュラムがある: 3割
    • 新人を育成するには:一度痛い目に合わせる:6割(但し社内でフォローできることが条件)
    • OJT がうまく回っている: 3割
    • OJT のために計画的に時間を割いている:4割

意見の流れ
意見の流れ
上図をクリックで詳細pdf ファイル表示

  • 参加者から、この意思表明結果に対して、事例や分析が数多く表明された。
  • アドバイザからも、良いコードのあり方などが会場に向けて示された。
  • これらを元にさらに意見を参加者から聞くなどを行った。
  • 時間一杯まで、活発な意見交換が行われた。
  • 議論の流れの詳細は、上図「意見の流れ」をクリック。
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