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先輩大学生インタビュー 青木 亮さん

筑波大学 青木 亮(あおき りょう)さん

情報学群 情報科学類 4年生 (2008年現在)

高校時代から、数学研究部に所属し、ゲーム制作に熱中する。自分で制作した3Dゲームで、大学の自己推薦入試にも合格。 ハードウェアからソフトウェアまで、コンピュータのすべてに興味を持って、幅広い分野を勉強中。 モノづくりが大好きで、鳥人間コンテストへの出展作品づくりにも取り組んでいる。 鳥人間に必要な脚力を高めるための自転車が趣味。

青木 亮(あおき りょう)さん

不思議だけどスゴいソフトウェア

どうして情報系の学部を選んだのですか。

中学生の頃から、コンピュータに興味を持っていました。 でも、周りに詳しい人がいなかったので、特に何かを勉強するということはありませんでした。 高校生になり、数学研究部に入って、コンピュータに詳しい友達も増え、自分でゲームを作るようになりました。 大学も、自作の3Dゲームを実績とした自己推薦入試で合格しました。もともと好きな分野だったので、情報系の学部を選ぶことは、自然な流れだったと思います。   

コンピュータのどのような点がおもしろいと思ったのですか。

コンピュータは人間が作った機械のハコですが、とても複雑な仕組みになっています。 そして、そんな複雑な機械なのに、それがちゃんと動いて、いろいろなことができる。昔から、それがとても不思議でした。
コンピュータの上で動くソフトウェアも、とても不思議なものに見えました。 ソフトウェアによって、コンピュータは、いろいろなことができるようになる。形がないけど、スゴいものだと思っていました。

青木 亮

小学生の頃、Windows95の発売が、世間で大きなニュースになったことを覚えています。 その当時は、Windowsとは何か、まだよく分かっていなかったのですが、ゲームではないソフトウェアであることは知っていました。 でも、ゲームではないのに、Windowsを買うためだけに、大人が列を作って並んでいる…。 テレビでニュースで見て、大人がそこまでして買いたくなるほど、ソフトウェアとはスゴいものなのだと思った記憶があります。

コンピュータを知りつくして、未来のコンピュータを考えたい

今は、どんな勉強をしているのですか。

今は、大学院で開講されている専修プログラムを履修しています。 このプログラムの一部は、学部生でも、選択科目として履修することができます。大学院生と一緒に授業を受けられるので、とても勉強になります。
専修プログラムでは、石田さんと同じような情報システムの開発を行っていますが、僕は、コンピュータの上で動くシステムではなく、自動車や携帯電話などの機械の上で動く 「組込みシステム」の開発をテーマにしています。組込みシステムの場合も、企業と同じ手順で、ソフトウェアの開発を行います。 僕のチームでは、3人で、白紙の上に描いた線を自分で読み取って動く小型の車(ライントレーサー)を動かすソフトウェアを作っています。 指導してくださる先生は、企業で実際に製品開発に携わった経験を持っていますので、その経験をもとに、学生を指導してくれます。

1日のスケジュールを教えてください。

今学期の水曜日は、このようなスケジュールでした。
青木さんの1日のスケジュール

青木さんの夢や目標を教えてください。

青木 亮

コンピュータは、大きく分けると、機械である「ハードウェア」とその上で動く「ソフトウェア」からできていますが、僕は、ハードウェアもソフトウェアも、コンピュータに関するすべてを知りたいと思っています。 例えば、ソフトウェアの中には、コンピュータの上で必ず動いている、OS(オーエス:オペレーティングシステムの略)と呼ばれる重要なソフトウェアがあります。 皆さんが知っている「Windows」(ウィンドウズ)も、このOSの一つですし、他にも、「Unix」(ユニックス)や 「Linux」(リナックス)と呼ばれるようないろいろなOSがあります。 OSは、非常に重要なソフトウェアですが、それだけに、とても複雑で難しく、その中身を理解するのは、なかなか大変です。

このOSの中には、ハードウェア(コンピュータ)を直接コントロールする機能があり、ここが、もっとも難しい中心部分であると言われています(この中心部分は、専門用語で「カーネル」と呼ばれています)。 この部分を理解するためには、単にプログラムが読めるだけではダメで、ハードウェア(コンピュータ)の機能や仕組みについても知らないといけません。 ソフトウェア以外の知識もないと理解できないソフトウェアということで、OSの中心部分は、理解が難しい部分と言えるのです。しかし、この部分をしっかり理解することができれば、 ソフトウェアのもっとも難しい部分をクリアしたことになります。このような難しい部分についても、しっかりと理解し、複雑なコンピュータのすべてを“知りつくす”のが、今後の目標です。
のコンピュータを知りつくせば、新しい未来のコンピュータを考えることだってできるかもしれません。 昔と比べると格段に進歩した現代のコンピュータも、まだカンペキなものではなく、実はいろいろな課題を抱えています。 今のコンピュータについて深く理解すると、このようないろいろな課題も見えてくるんです。
もし、このような課題を解決することができれば、今のコンピュータを、さらに進化させることができます。 未来のコンピュータの実現に向けて、いつか自分の手で、現代のコンピュータが抱える課題を解決できればいいと思います。

自由で、手軽で、安上がりなのに、無限大―それがソフトウェアの魅力

ソフトウェアの魅力は、どんなところにあると思いますか。

フトウェアには、自分の作った結果が、そのまま反映されます。 きちんと作れば、きちんと動いてくれますが、そうでなければ、動いてくれません。 ソフトウェアには、そのような分かりやすさがありますので、きちんと動いてくれたときには、とても達成感があります。
また、ハードウェアの研究には、お金がかかりますが、ソフトウェアづくりは、パソコンさえあればできます。 しかも、パソコンを使うだけでも、自由自在に、いろいろな機能を持ったソフトウェアをつくることができます。 自由で、手軽で、安上がりなのに、無限大。このように、特に学生にとっては、魅力がいっぱいなのが、ソフトウェアの世界なのではないでしょうか。

青木 亮

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