わが国におけるサーバ・ワークステーションの 平成17年度第2四半期(7〜9月) および上半期(4〜9月)出荷実績
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平成17年11月10日
社団法人 電子情報技術産業協会
サーバ事業委員会
社団法人 電子情報技術産業協会では、サーバ事業委員会において、サーバ・ワークステーションの市場動向に関する実態を把握するため、その出荷状況を調査して半期単位で出荷実績を公表してきたが、平成17年度からは四半期単位に公表することとした。
平成17年度第2四半期(7月〜9月)および平成17年度上半期(4月〜9月)のわが国におけるサーバ・ワークステーションの出荷実績は以下のとおりとなった。
オープンサーバ(UNIXサーバおよびIAサーバ)は、企業業績の改善による投資回復、事業拡大・収益向上に直結する新規システム導入等の好転要因が継続し、第2四半期はオープンサーバ合計で台数・金額とも前年同期実績を上回った。上半期合計ではUNIXサ−バ、IAサ−バとも台数・金額で前年同期を上回り、オ−プンサ−バ合計でも前年同期比台数113%、金額でも同102%と、需要が増加した。
メインフレ−ムコンピュ−タは、第2四半期は台数・金額とも減少となったが、一時的な案件により需要が大きく変動することと、根強い需要があることから、年間での需要変動を見ていく必要がある。
◆ 平成17年度の見通しについて
オ−プンサ−バは、新たなIT投資の中核として投資需要が拡大することが見込まれる。企業業績の改善による投資拡大、企業業績拡大に直結する新たな情報システムの構築に採用されることの期待要因もあり、オ−プンサ−バ全体で台数前年度比110%、金額でも同102%の伸長が見込まれる。
メインフレ−ムコンピュ−タは、高度の信頼性を要求される社会インフラシステムの中核として今後も根強い需要が期待でき、台数・金額とも下げ止まり傾向が見込まれる。
©JEITA,2005
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