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わが国におけるサーバ・ワークステーションの
平成18年度(平成18年4月〜平成19年3月)出荷実績


平成19年5月24日
社団法人 電子情報技術産業協会
サーバ事業委員会



 平成18年度(平成18年4月〜平成19年3月)のサーバ・ワークステーションの出荷実績は以下のとおりとなった。オープンサーバ(UNIXサーバおよびIAサーバ)については、UNIXサーバが上位価格クラスの減少およびIAサーバへの需要分散等の影響により、台数・金額とも減少した。IAサーバは、価格性能比向上により台数で昨年に続く2桁伸長にはならなかったが、台数・金額とも着実に需要を拡大した。オープンサーバ全体では、台数は前年を上回ったが、金額では減少となった。

メインフレームコンピュータは、公共・金融分野で堅調な需要があり下げ止まりが見られ、製造業・サ−ビス業の減少の影響があったものの,台数・金額とも1桁減にとどまった。

◆ 平成19年度の見通しについて
オープンサーバは新たなIT投資の中核として今後も投資需要が見込まれる。UNIXサーバは低価格クラスのIAサーバへの需要分散等の影響はあるが、上位クラスの需要は下げ止まると見込まれる。IAサーバは、需要のあった低価格の部門サ−バがセキュリティ等の観点から集中管理に移行することもあり台数の伸長はやや落ち着くが、企業業績拡大に直結する新規情報システムの構築等に採用されることの期待要因があり、台数・金額とも引き続き需要は拡大していくと見込まれる。オープンサーバ全体では台数で前年度比106%,金額でもほぼ前年と同規模の需要が見込まれる。
 メインフレームコンピュータは,高度の信頼性を要求される社会インフラシステムの中核として今後も根強い需要が期待できる。


 平成18年度 第4四半期・18年度総出荷
 平成18年度 上半期・下半期総出荷
 【価格帯別】 出荷台数・金額 (18年度)
 【価格帯別】 出荷台数・金額 (上半期)
 【価格帯別】 出荷台数・金額 (下半期)
 【産業別】 出荷台数・金額 (18年度)
 【産業別】 出荷台数・金額 (上半期)
 【産業別】 出荷台数・金額 (下半期)
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