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わが国におけるサーバ・ワークステーションの
平成18年度第2四半期(7〜9月) および上半期(4〜9月)出荷実績


平成18年11月8日
社団法人 電子情報技術産業協会
サーバ事業委員会



 平成18年度第2四半期(7月〜9月)および平成18年度上半期(4月〜9月)のわが国におけるサーバ・ワークステーションの出荷実績は以下のとおりとなった。

 オープンサーバ(UNIXサーバおよびIAサーバ)は、企業・金融機関等の業績改善による投資回復、事業拡大や収益向上に直結する新規システム導入等の好転要因が継続し、第2四半期、上半期合計とも出荷台数は前年実績を上回り、特に上半期合計ではIAサーバの増加によりオープンサーバ合計で前年度比111%と2桁の伸長となった。出荷金額は第2四半期、上半期合計ともUNIXサ−バは前年を下回ったが、IAサーバはほぼ前年実績並みとなった。
 メインフレームコンピュ−タは、公共・金融分野の増加もあり、第2四半期、上半期合計とも出荷金額では前年実績を上回った。

◆ 平成18年度の見通しについて
 オープンサーバは、新たなIT投資の中核として堅調な投資需要が拡大することが見込まれる。企業業績のさらなる改善・拡大による投資需要の創出、企業業績拡大に直結する新たな情報システムの構築、情報セキュリティ対応等での需要増が予測される。また、運用管理を効率的に行うためのサ−バ統合が進むことにより、ラック型サ−バ、ブレードサーバの需要がさらに拡大すると予測される。これらの要因によりオープンサーバ全体で出荷台数では前年度比110%近く、出荷金額でも前年を上回る伸長が見込まれる。
 メインフレームコンピュータは、高度の信頼性を要求される社会インフラシステムの中核として今後も根強い需要が期待できる。特に平成18年度は、公共・金融分野等での案件により、ほぼ前年並みの需要が見込まれる。


 平成18年度 第2四半期・上半期総出荷
 価格帯別 出荷台数・金額
 産業別 出荷台数・金額 【1】
 産業別 出荷台数・金額 【2】
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