「電子実装ウィスカ防止技術フォーラム」

 開催のご案内

 
 

2010.1.22

電子実装ウィスカ防止技術フォーラム
ウィスカ防止技術が今後のエレクトロニクス製品を変える!

開催のご案内
 

 (社)電子情報技術産業協会

 当協会(JEITA)では、2006年7月に施行されたEU(欧州連合)のRoHS指令により電気・電子機器に対する特定有害物質の使用が制限されたことを機に、鉛フリー化の対策・検討を精力的に進めてきました。各企業におかれましても環境問題の対応の必要性から、鉛フリーはんだへの切り替えが進められています。今日の鉛フリー実装技術の普及に伴い、これまで鉛を加えることである程度抑制されていた錫ウィスカが、再び市場故障を増加させる深刻な問題として顕在化してきました。

 このウィスカ発生の問題を解決するために、JEITAでは、平成18年度から平成20年度の3年間に亘り、独立行政法人中小企業基盤整備機構の戦略的基盤技術高度化支援事業として「電子実装の信頼性向上のためのウィスカ防止技術の開発」を実施してきました。
 この事業は、主にウィスカ発生メカニズムの解明、ウィスカ抑制技術・対策技術の確立、信頼性評価基準・評価技術の確立等を目指したものであり、ここで得られた最新の成果を広く公表し、関係各社においてご活用頂くために、今回、当該フォーラムを開催することと致しました。

 つきましては、新製品の開発、材料開発、製造プロセス、品質管理等に携わっている方々には、是非広くご参加頂き、大きく変革していくエレクトロニクス産業の今後のビジネスに大いにお役立て頂ければ幸いです。
 

日  時 平成22年3月2日(火) 10:00〜17:00
   
場  所 芝浦工業大学 豊洲キャンパス交流棟(6階)大講義室 
  東京都江東区豊洲3-7-5

http://www.shibaura-it.ac.jp/access/index.html

 Program 司会 山本 克己(社)電子情報技術産業協会  電子実装の信頼向上のためのウィスカ防止技術の開発委員会 副委員長

10:00〜10:05

開会の挨拶

長谷川 英一 
(社)電子情報技術産業協会 常務理事
 
 10:05〜10:10 来賓の挨拶

吉川 茂樹 氏
  独立行政法人 中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部製造産業支援課長
 10:10〜10:20 戦略的基盤技術高度化支援事業/電子実装の信頼向上のためのウィスカ防止技術の開発

菅沼 克昭  電子実装の信頼性向上のためのウィスカ防止技術の開発委員会 委員長

 10:20〜10:50 研究成果@:めっき膜と界面の微細構造とウィスカ発生の関連

菅沼 克昭 氏  大阪大学 産業科学研究所産業科学ナノテクノロジーセンター長 教授

 10:50〜11:20 研究成果A:外圧によるウィスカ発生・成長評価

澁谷 忠弘 氏  横浜国立大学 大学院環境情報研究員人口環境と情報部門安全管理学分野 准教授

 11:20〜11:50 研究成果B:外部応力型及びはんだウィスカの発生メカニズム

大野 恭秀 氏  元東京大学 生産技術研究所研究員

 11:50〜12:20 研究成果C:すずウィスカ発生・成長の「その場観察」と微細組織解析

桑野 範之 氏  九州大学 産学連携センター先端機能材料領域 教授

昼   食

 13:30〜14:00 外部応力型ウィスカの抑制技術に対する検証結果

池部 克彦  外部応力型ウィスカ部会主査〔日本モレックス梶l

 14:00〜14:30 内部応力型ウィスカの抑制技術に対する検証結果

中村 真人  内部応力型ウィスカ部会主査〔鞄立製作所〕

 14:30〜15:00 溶接部ウィスカの抑制技術に対する検証結果

林  彰一  溶接部ウィスカWG主査〔日本ケミコン梶l

 休   憩

 15:15〜15:45 はんだウィスカの抑制技術に対する検証結果

津久井 勤  はんだウィスカ部会主査〔リサーチラボ・ツクイ〕

 15:45〜16:15 JEITA規格案「ウィスカ抑制鉛フリー材料選定ガイドライン」の紹介

西村 朝雄  ユーザー委員会委員長〔且タ装パートナーズ〕

 16:15〜16:35 はんだメーカのウィスカ防止事業に関する今後の取り組み

竹中 順一 氏  潟jホンゲンマ  技術部主任

 16:35〜16:55 メッキ試作機によるメッキ膜のウィスカ評価報告

須藤 真吾 氏  ニシハラ理工 梶@技術開発センター主任

プログラムの内容につきましては、変更となる場合もありますので予めご承知おき下さい。

 

申込方法 参加申込書に必要事項をご記入の上、お申込み下さい。
登録完了時には、ご登録E-mailアドレスに確認メールをお送り致します。
また、ご登録のご住所宛に「受講票」と「請求書」を お送り致します。
(申込用紙)     (パンフレット)
申込期限 平成22年2月23日(火) 必着  
   
定  員 400名(定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込み下さい。)
   
参 加 費 9,000円(会員会社) 18,000円(非会員会社)
  ※JEITA会員になることを検討中の非会員は、会員扱いとさせて頂きます。
   後日、担当部門から会員手続きのご連絡をさせて頂きます。
   
配布資料 講演資料、活動成果報告書(CD−ROM)
   
問合せ先 (社)電子情報技術産業協会 知的基盤部 技術戦略グループ
  TEL 03-5275-7259  FAX 03-5212-8122 
会場アクセス

 

テキスト ボックス: 有楽町線「豊洲駅」徒歩7分、又はJR京葉線「越中島駅」徒歩15分 

 

 

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