■ 中央大学 木曜日 3時限 13:20〜15:00 |
日程 | 講義テーマ・所属名・講師名 | 講義テーマ概要 |
9月30日 | ブロックチェーンとは何だろうか | 最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある。「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか。本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造を解説した後、ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。 |
沖電気工業 |
10月7日 | 企業におけるデータマイニング技術の活用および期待 | 近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。 |
三菱電機インフォメーションシステムズ |
10月14日 | 宇宙機の軌道力学概説 | 人工衛星をはじめとする宇宙機を扱うシステムにおける土台となる技術が、宇宙機の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、宇宙機の軌道の書類や特徴、軌道に及ぼす摂動と呼ばれる外乱の種類や特徴、軌道計算といった軌道力学の基礎的な知識をできるだけ数式を使わずに、直感的かつ定量的な把握に重点を置いて説明する。 また、日本の宇宙開発が本格的に始動した1970年代初頭から今日に至るまで、日本の宇宙開発の経緯と軌道力学技術の進展を関連付けて説明する。最近ニュースの話題に出ることもあるスペースデブリ、衛星測位システム等についても、軌道力学の観点から見た特徴や難しさについて説明する。 |
富士通 |
10月21日 | 量子コンピューティング最新動向 | 最近新聞やTVなどで、膨大な計算が一瞬で解ける、通信暗号が破られる、といった量子コンピュータの話題が取り上げられています。実際に、量子コンピュータの開発がどこまで進んでいるのか?またどんなことに使えるのか?について最新の動向をご紹介します。 |
ユニアデックス |
10月28日 | 現実世界とデジタル世界の融合 | 最近では総称してXRと呼ばれることが多くなったVR/AR/MRは使用するデバイスによって何ができるのかが違って来ます。安価なデバイスの出現や無料で使える開発環境により誰でもがXRアプリを作ることもできるようになり身近な存在となって来ていますが、面白いだけでなく役に立つXRアプリの要件とは何なのかを考えます。また徐々に増えて来ているフィードバックデバイスにより視覚以外の感覚器を使ったXRアプリも可能になりつつあります。その先にはどのような世界があるのかを考察します。 |
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング |
11月4日 | 人間特性に基づく公共機器・ オフィス機器のインタフェース研究 | 人間工学や認知科学の知見をベースに、人間特性を考慮した使いやすく、わかりやすいシステムを設計するため、インタフェースの研究開発を行っており、その取り組みを紹介する。特に、ATMや複合機の事例を通し、UD(ユニバーサルデザイン)、UX(ユーザエクスペリエンス)といった観点から高齢者等の操作支援について解説する。また、最新の感情推定技術を用いたインタフェースの研究開発の事例も紹介する。 |
沖電気工業 |
11月11日 | OSS×クラウド | 先進的な仕組みが最初にオープンソースソフトウェア(OSS)として世の中に出てくる時代となり、企業は無償を理由にOSSを採用するだけでなく、ビジネス上の戦略的意図をもってOSSを扱うようになった。また、OSSとクラウドを組み合わせ、俊敏性のあるITサービスの提供、ひいては新たなビジネスを立ち上げるようになった。本講義では、企業がどのようにOSSとクラウドを活用しビジネスを展開しているかを解説する。 |
三菱電機インフォメーションシステムズ |
11月18日 | 企業における情報共有 〜AIで進化するデジタル環境〜 | 企業における情報共有やコラボレーションの方法は時代とともに変化しています。ソーシャルメディアの技術や考え方が、企業内にも次々と導入されて、さらにAIを使った対話型のコラボレーション支援も広がりつつあります。この講義では、AIを中心とする最先端の技術の紹介ならびに事例やIBM社内の身近な例を紹介しながら、企業内情報共有基盤の動向について紹介します。 |
日本アイ・ビー・エム |
11月25日 | 感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用 | 感情コンピューティング(Affective Computing)の歴史、技術、事例、学術動向を紹介する。さらに、感情そのものについて理解を深める。最後に、日本ユニシスの活用に向けた取組み(研究や実証実験)について紹介する。 |
日本ユニシス |
12月2日 | グラフデータベースで見えてくる世界 〜「つながり」を可視化しよう | カーナビの経路検索やSNSビッグデータの検索はどんな仕組みになっているでしょうか。最近ではデータの「つながり」を意識した、ネットワークやグラフ構造を扱った「グラフ型データベース」が脚光を浴びています。また、最近の人工知能の躍進とも合わせて知識データベースの基盤としても期待されています。 どんな考え方でできているのか? どんな用途に向いているのか? 実例やデモを交えてお話します。 |
日本IBM システムズ・エンジニアリング |
12月9日 | IoT時代の商品づくり 〜これからの「ものづくり」に求められるもの〜 | IoTの時代が到来し、様々な機器がインターネットに接続され、情報発信することが当たり前になった。米国での「第四の産業革命」、ドイツのIndusty 4.0など新しいものづくりが推進され、ものづくりとITを融合した、全く新しい価値を持った商品(サービス)が出現し、多くの産業で従来主流であった商品やサービスが姿を消しかねない状況である。 様々な社会課題に対しても、様々なデータとITテクノロジーを活用したソリューションの実現が期待されている。 日本では、政府主導でデジタル化によって経済発展と社会的課題の解決を両立する社会Society 5.0に向けた取組みが始まった。 このような動きの中で、日本が得意としてきたものづくり産業とIT企業にはどのような取組みが求められているのか? いくつかの事例を通して新たな動きを紹介した上で、IT技術者の視点から、グループディスカッションを通して、様々な課題や可能性について受講生とともに考える。 |
富士通ミッションンクリティカルソフトウェア |
12月16日 | 画像認識技術 | 画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。 |
東芝 |
12月23日 | 未来社会を支える次世代ネットワークと新たなデジタルビジネスの潮流 | 2020年、日本において次世代無線ネットワークである“5G”サービスが始まりました。5Gネットワークは、高速性など機能面が注目されていますが、実際には新たなデジタルビジネスを実現するための重要な社会インフラの役割を担っています。今回は、5Gネットワーク中心に次世代ネットワークに関するトレンド情報、新たなデジタルビジネスの展開について解説します。 |
ユニアデックス |
1月13日 | データの価値を最大化する3つのポイント | データをビジネス価値に変えるためには、目的や課題を明確化し、最適な手法による分析結果を素早く意思決定につなげることが重要です。様々なプロジェクトで得た知見をもとに、データの価値を最大化する3つのポイントをご紹介します。 |
日本ユニシス |