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ITプラットフォーム市場動向および2021年度サーバ出荷実績

2022年7月7日
一般社団法人 電子情報技術産業協会
ITプラットフォーム事業委員会



 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)のITプラットフォーム事業委員会は、本日、2021年度(2021年4月〜2022年3月)の、わが国におけるサーバの出荷実績を発表しました。

 需要の中心であるIAサーバは、台数・金額ともに前年を下回りました。また、UNIXサーバ、メインフレームコンピュータも台数・金額ともに前年を下回りました。

 IAサーバの2021年度出荷は、台数220,445台(前年度比95%)、金額1,688億円(同93%)となりました。上半期は台数111,464台(前年同期比107%)、金額822億円(同100%)、下半期は台数108,981台(同85%)、金額866億円(同86%)となりました。

 UNIXサーバの2021年度出荷は、台数2,248台(前年度比81%)、金額231億円(同82%)となりました。上半期は台数1,142台(前年同期比75%)、金額97億円(同61%)、下半期は台数1,106台(同87%)、金額134億円(同107%)となりました。

 メインフレームコンピュータの2021年度出荷は,台数131台(前年度比82%)、金額297億円(同98%)となりました。上半期は台数72台(前年同期比84%)、金額142億円(同103%)、下半期は台数59台(同81%)、金額155億円(同93%)となりました。

 2021年度は、新型コロナウイルス(COVID-19)による消費の停滞、世界的な半導体不足やサプライチェーンの乱れにより、サーバ出荷実績にも影響を及ぼしました。一方、今後の見通しにおいては、コロナ禍で加速した新生活様式への対応、企業活動におけるテレワークの推進や電子帳簿保存への対応、行政のデジタル化など、ITシステムを活用した取り組みが進むことが想定されます。さらに、IoTの進展によるビッグデータの高速処理・解析、人工知能(AI)を取り込んだ生産性向上や価値創造の動きなどSociety 5.0(超スマート社会)への変革が求められています。

 これらの動きに対応した下記の分野・領域において、ITプラットフォームの更なる需要が期待できます。

ビッグデータの高速解析や人工知能(AI)による新たな価値創造への取り組み
5Gなど通信インフラの整備やIoTデバイスの浸透に伴うデータ量の増加など市場変化への対応
テレワーク推進など働き方改革に伴う、 ITインフラの増強
クラウドを活用したシステム・サ−ビスの拡大に対応するデータセンター構築・増強
社会や市場からの要請による、高度なサイバーセキュリティへの対応
企業内ユーザ部門での利用拡大に伴う新たなサーバの導入
システム運用効率化に向けたサーバ統合・仮想化からシステム統合への取り組み拡大
業務自動化(RPA)などのITを活用した企業の生産性向上に向けた取り組み (注)RPA: Robotic Process Automation ロボットによる業務自動化

 サーバ市場は、2021年度は落ち込みが見られましたが,前記領域のプラス要因の浸透およびデータセンターへの投資などにより、今後も継続的な需要が期待できます。

 IAサーバは、より高機能なサーバシステムが求められ、幅広い用途で今後も需要の中心となることが見込まれます。UNIXサーバは、IAサーバへの分散等もありますが、企業の基幹システムを担う需要もあり、一定の需要が見込まれます。メインフレームコンピュータは、高度の信頼性を要求される社会インフラシステムの中核で、今後も一定の需要が見込まれます。

■ 2021年度総出荷
■ 2021年度 上半期・下半期総出荷
■ 2021年度 第4四半期
■【価格帯別】出荷台数・金額(2021年度)


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 TEL:03-5218-1053  E-mail:press@jeita.or.jp





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