2006.01.18

「IT新改革戦略-ITによる日本の改革-(案)」に関するパブリックコメントについて

◆◆ ITS事業委員会 ◆◆





 「ITS事業委員会」(西島 勝委員長・沖電気工業)では、 IT新改革戦略 −ITによる日本の改革−(案)に関するパブリック・コメントの募集に対して 意見を取りまとめ提出しました。

IT新改革戦略(案)の概要(PDF)
IT新改革戦略(案)について(PDF)
IT新改革戦略(案)(PDF)

◆ 提出したコメント ◆
○世界一安全な道路交通社会
【該当ページ】 19
【概要】
世界一安全な道路交通社会は、国民の求める重要な願いである。本取 組みを実現するためには、省庁連携を内閣官房が中心となり進めて行 くことが必要である。
【本文】
交通安全対策の活動は世界的な動向であり、日本は世界に先駆けた技 術開発と普及に取り組んできた。安全運転支援システムを実現するに は、車車間通信、車路車間通信、路車間通信などを駆使したアクティ ブセイフティが大きな役割を果す。社会的受容性を確保しながら実用 化するには産官学の連携した活動が重要である。特に社会受容性確保 のための法整備を官が中心となり積極的に進めていただきたい。さら に、この課題を解決するためには、警察庁と国土交通省の共同作業に よる「世界一安全な道路交通社会実現へ向けてのロードマップ作り」を 是非とも実現していただきたい。
国土交通省では、スマートウェイ推進会議の提言である2007年度 に、交通安全対策サービスを開始すること計画している。この計画を 基本として、世界一早く安全な道路交通社会の実現をお願いしたい。 これらの活動を内閣官房が中心となって、省庁連携を図りながら産学 官一体となり取り組む事で一層の加速を期待する。

【該当ページ】 19
【概要】
IT 活用にも交通量の適正化のためのロードプライシングなど、総合 的な政策の中でIT 利用の高度化を記述すべきである。
【本文】
交通については、省エネルギーなどの観点も含め、物流や人員輸送、 都市の人口集中、道路インフラ整備など総合的な問題として対処する 必要がある。IT 活用にも交通量の適正化のためのロードプライシン グなど、総合的な政策の中でIT 利用の高度化を記述するべきと考え る。