Part1背景 温室効果ガスの現状と対策

CO2排出の現状

産業革命以降、人間は化石燃料の大量消費によりエネルギーを得る生活を続けてきており、大気中のCO2濃度は急速に上昇している。CO2は、人間の活動によって発生する温室効果ガスの中ではもっとも大きな影響力があり、農業や漁業、生態系に大きなダメージを与える地球温暖化の主要な原因の1つと見られている。

このため、国際的にCO2の排出量を抑えるための取り組みが進んでいる。

氷床コア観測と現代の観測による温室効果ガスの変化

氷床コア観測と現代の観測による温室効果ガスの変化

出典:気象庁 「IPCC第4次評価報告書第1作業部会報告書」(2007年)

温室効果ガス削減目標

温室効果ガスの排出を抑えるため、1997年に京都議定書が議決された。京都議定書では、2008年から2012年までを第1約束期間と定め、この期間中に、先進国全体の温室効果ガスの合計排出量を1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的としており、日本には6%の削減量が割り当てられている。

また、2008年の洞爺湖サミットでは、主要8カ国は2050年までに世界の温室効果ガスを半減させるという長期目標に合意した。こうした流れを受け、国や地方自治体においてCO2削減のための具体的な施策が進められている。

京都議定書における各国削減義務(抜粋)

京都議定書における各国削減義務(抜粋)

日本における温室効果ガス排出量の推移

日本における温室効果ガス排出量の推移

出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト(http://www.jccca.org/

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この内容は2009年3月現在のものです。