Part2技術 業務効率化による環境負荷削減

IT利用による業務形態の転換

ITを利用することで従来の業務形態を大きく変えることにより、環境負荷削減が可能となる場合がある。

国土交通省によると、人間の移動に伴うCO2排出量は、もっとも環境負荷の少ない鉄道でも1km当たり18g。航空機では111gと試算されている。

東京から大阪へ、鉄道利用の出張で行っていた会議を、テレビ会議に移行すれば、20kg以上のCO2排出量を削減することができる。

このほか、新聞のペーパーレス化、電子商取引やテレワークの推進など、ITを利用した業務形態転換による環境負荷削減は、今後も多くの分野で効果が期待されている。

輸送量当たりのCO2排出量

輸送量当たりのCO2排出量

出典:国土交通省「運輸部門の地球温暖化対策について」

IT利用による業務の効率化

商品受発注、在庫管理、配送ルート選定などを、コンピュータを使って総合的に管理するSCM(サプライチェーンマネジメント)技術を始め、ITを利用した業務効率化の取り組みが始められているが、こうした業務効率化は、コストだけではなく環境負荷も大きく削減することができる。

このほか、ETC(自動車料金収受システム)による車の渋滞解消、照明や空調のコントロールなど、さまざまな場面でIT利用による業務効率化が進められている。

SCMによる業務効率化

SCMによる業務効率化

このページのPDFを印刷する

この内容は2009年3月現在のものです。