Japan Electronic Industry Development Association JEIDA

わが国におけるミッドレンジコンピュータ・
ワークステーションに関する平成11年度出荷実績
平成12年5月25日


◆◆◆調査対象機種の定義◆◆◆
 
1.ミッドレンジコンピュータの定義
   ミッドレンジコンピュータとは、メインフレームとワークステーション・パーソナルコンピュータの間に位置するコンピュータ全てを指す。主としてマルチユーザ、マルチタスク環境下で利用されるコンピュータであり、ネットワークをベースにしたクライアント/サーバシステムのサーバ機として使用されることを前提としたコンピュータを指す。 これらを使用するOSによって、UNIX系サーバ、NOSサーバ、独自OSサーバに分類する。ただし、パーソナルコンピュータサーバは除く。
 
  @UNIX系サーバの定義
     UNIX環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
  ネットワークインタフェースを標準で装備している。
  ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
  A NOSサーバの定義
     UNIXを除くオープンアーキテクチャのネットワークOS(NOS)環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
  ネットワークインタフェースを標準で装備している。
  ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
  B 独自OSサーバの定義
     ベンダ独自のOS環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュ ータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
  ネットワークインタフェースを標準で装備している。
  ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
  C サーバ機以外の定義
     UNIX系サーバ、NOSサーバ、独自OSサーバ以外のミッドレンジコンピュータ
 
2.ワークステーションの定義
  対話型の環境下で使われるコンピュータであり、主としてシングルユーザ、マルチタスク環境下で使われるもの。
  高解像度(800×800ドット程度以上)のビットマップディスプレイを標準で装備しているもの。
  LANインタフェースを標準で装備しているもの。




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