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◆ 調査対象機種の定義 ◆
 
 
 1.ミッドレンジコンピュータの定義
 
  ミッドレンジコンピュータとは、メインフレームとワークステーション・パーソナルコンピュータの間に位置するコンピュータ全てを指す。主としてマルチユーザ、マルチタスク環境下で利用されるコンピュータであり、ネットワークをベースにしたクライアント/サーバシステムのサーバ機として使用されることを前提としたコンピュータを指す。 これらを使用するOSによって、UNIX系サーバ、NOSサーバ、独自OSサーバに分類する。ただし、パーソナルコンピュータサーバは除く。
 
    @ UNIX系サーバの定義
      UNIX環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
    ネットワークインタフェースを標準で装備している。
    ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
    A NOSサーバの定義
      UNIXを除くオープンアーキテクチャのネットワークOS(NOS)環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
    ネットワークインタフェースを標準で装備している。
    ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
    B 独自OSサーバの定義
      ベンダ独自のOS環境下で使われるミッドレンジコンピュータであり、ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に各種のサービスを提供するミッドレンジコンピュータで以下の機能を持つ。
    ネットワークインタフェースを標準で装備している。
    ファイル・プリンタなどサービスをクライアント側に提供するハードウェア/ソフトウェアを装備している。
 
    C サーバ機以外の定義
      UNIX系サーバ、NOSサーバ、独自OSサーバ以外のミッドレンジコンピュータ
 
 
 2.ワークステーションの定義
 
    対話型の環境下で使われるコンピュータであり、主としてシングルユーザ、マルチタスク環境下で使われるもの。
    高解像度(800×800ドット程度以上)のビットマップディスプレイを標準で装備しているもの。
    LANインタフェースを標準で装備しているもの。


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