JEITA HOME


ソフトウェア輸出入統計調査  1999年実績
平成13年2月15日

社 団 法 人 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会
社 団 法 人 情 報 サ ー ビ ス 産 業 協 会
社団法人 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会
American Electronics Association


1.はじめに

 社団法人 電子情報技術産業協会,社団法人 情報サービス産業協会,社団法人 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会,American Electronics Association(米国社団法人 米国電子協会)の4団体は協同にて、わが国におけるコンピュータソフトウェア(以下、ソフトウェアと称す。)の輸出入状況の実態を把握するためソフトウェア輸出入統計調査を実施し、このたび1999年の実績をとりまとめた。
本調査は、規模、構造とも急速な変貌を遂げつつあるにもかかわらず、その多様な企業構成ゆえの困難さで、これまで十分な現況把握がなされてこなかったソフトウェア産業の実態を、可能な限りの精度を確保して明らかにしようとするものである。


2.全体の傾向

 1999年のソウトウェアに関するわが国の輸出入の現状をみると、輸出は93億円(対前年比106%)、輸入は7,201億円(同121%)となった。輸入は輸出の77倍となり、前年の68倍に比べ、さらに格差が広がる結果を露呈した。

 地域別にみると輸出は構成比で45%を占めるアジアが42億円(前年比75%)となり、次いで米国の33億円(同260%)、欧州の15億円(同113%)の順となった。アジアについては、98年が前年比で416%と大きく伸びた反動のためか99年は前年を割る結果となったが、輸出先としては、45%を占めている。
 一方、輸入は米国との取引が全体の9割を占める状況は変わらず、6,591億円と突出しており、そのうち、ベーシックソフトが米国からの輸入総額の42%を占める2,775億円となった。これは、全地域の輸入総額の39%を占めるまでに至っている。

その他の地域については、欧州、アジアの順となり、欧州についてはアプリケーションソフトが欧州からの輸入の62%を占めている。


 ソフトウェア輸出入統計対比表
 ソフト分類別構成比(グラフ)
 地域別構成比
 ソフトウェア輸出統計表
 ソフトウェア輸入統計表
 ソフトウェア輸出入統計グラフ
 PC用ゲームソフト輸出入統計対比表
 ソフトウェア輸出入統計調査の回答対象



(C)Copyright JEITA,2001