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イエナカデータ連携基盤

メーカの垣根を越え、IoT家電やインターネット対応住宅設備のデータを様々な公共のWebサービスと連携。プライバシーを守りながら、一人ひとりに寄り添う新しいスマートライフを実現します。

未来的なリビングと、各家電からデータが連携する様子

お知らせ

  • 2023.10.2石川県能美市にて本システムが「IoT高齢者見守りシステム」に採用を発表。実証実験開始
  • 2024.4.1 能美市IoT高齢者守りシステム 本稼働開始
  • 2025.10.14イエナカデータ連携基盤 紹介Webページ公開開始

イエナカデータ連携基盤とは?

「イエナカデータ連携基盤」とは、メーカの垣根を越えて、ご家庭内のIoT家電/IoT機器やインターネット対応の住宅設備等を接続、これらの機器が持つ様々なデータを、ユーザーとWebサービス事業者の双方にとって価値ある形に整え、安全な連携・活用を実現するプラットフォームです。

イエナカデータ活用を阻む、3つの壁

便利なIoT機器が普及する一方、そのデータを真に活用するには、利用者とサービス提供者の双方にとって、以下のような壁が存在します。

様々なメーカ製機器の対応

様々なメーカ製機器の対応:

家庭内では色々なメーカ製品が混在して使われます。各IoT機器が利用するサービスと接続するには、各メーカや機種ごとに個別の開発が必要となり、メーカ/サービス事業者の負担が多くなります。
またデータがメーカごとに囲い込まれ連携できないケースが多くなります

活用しにくい生データ

活用しにくい生データ:

IoT機器からの生のままのデータは各機器により非公開の構成であったり、利用するために機器ごとの解析が必要であるため、各サービス側でそのままでは扱えないことが多くなります。

プライバシーの懸念

プライバシーの懸念:

各機器メーカやサービス事業者は、利用者が自分の利用機器からのIoTデータが不正なサービスから使われないように安全な配慮/対応が必要となります。このためマイナンバーカードなど信頼あるシステムとの認証が求められます。

その壁を乗り越える、3つのコアコンセプト

オープンな連係

オープンな連係

データ高次化

データ高次化

プライバシーファースト

プライバシーファースト

データ連携が拓く、少し先の未来の暮らし

健康・見守り

IoT高齢者見守りシステム構成図
IoT高齢者見守りシステム構成図
石川県能美市でのIoT高齢者見守り構成図例
石川県能美市でのIoT高齢者見守り構成図例

防災

防災活用システム構成図
防災活用システム構成図

セキュアで開かれたプラットフォームの仕組み

イエナカデータ連携基盤は、下記の仕組みで構成されます。

セキュアで開かれたプラットフォームの仕組み

主要な技術要素

ECHONET Lite Web API

ECHONET Lite Web APIは、スマートホームを形成する住宅設備・家電で使われる通信プロトコルECHONET Liteを規定するECHONETコンソーシアムが定義する、スマート機器に対してECHONET Liteを用いて行う基本的な操作をクラウド経由で実現するユースケースを主対象として、Web APIです。詳しくは次のリンクをご覧ください。

暮らしの最適化を支えるコア機能

機能1マルチベンダー機器接続

ECHONET Lite WebAPIや多様な機器接続仕様に対応可能。メーカを問わないIoT機器連携が可能。

機能2データ高次化

各IoT機器からのデータを提供したいサービスに応じて高次化。サービス事業者に使いやすい形で提供

機能3サービス認証の仕様共通化

各サービス事業者側で相互の個別認証の開発不要。共通接続仕様のため繋がる機器が拡大

機能4イエ単位の情報集約

宅内の各メーカ製IoT機器のデータを「家」という単位で集約。見守りや防災データ活用時などに管理容易

導入のメリット

市民(エンドユーザ)へのメリット

  • 自治体が提供する公共サービスに対応する多様な機器メーカの製品利用が可能
  • 高次化データを活用したサービスによる生活の質向上や利便性の向上が期待できる
  • 安心して利用できるIoTサービスプラットフォームの利用が可能

行政(自治体)へのメリット

  • 効率的な運用:共通のプラットフォーム活用となるため、利用したい機器メーカとの連携も容易
  • 開発/維持コストの削減:イエナカデータ連携基盤のみに接続する設計指示をすることで最小限の開発予算で利用が可能となり、維持コストも抑制できる。

機器メーカ/サービス事業者へのメリット

  • 自治体サービスへの機器/サービス接続開発が共通化できるため開発コスト削減可能
  • IoT製品のデータ活用の実用化、
  • 多様な製品/サービス事業者との連携が可能となるため、付加価値創造の可能性が拡大
  • 新市場の展開が容易

共に、新しいイノベーションを創出しませんか?

仕様書や利用条件などは、現在作成中です。(2025年度内 公開予定)
「議論に参加してみたい」「もっと詳しく知りたい」という方は、下記までお問い合わせください。

イエナカデータ連携基盤に関するお問い合わせ

メール:smarthome@jeita.or.jp
担当:電子情報技術産業協会 市場創生部
スマートホーム部会 事務局

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