JEITA
CISAP 国際標準化活動2007
2008年8月
国際標準化対応支援委員会(CISAP)PR委員会 発行
目次 (INDEX)
2007年度の総会
2007年度の運営体制
委員会活動の基礎データ
国際会議補助金額の内訳と補助金による会議出席者
TCとSC(TA)の活動状況

注)データ収集の範囲
ここに掲載するデータは(社)電子情報技術産業協会(JEITA)が関与する
TC(専門委員会)/SC(分科委員会)/TA(テクニカルエリア)を対象に、
当委員会の組織代表委員を通して集められたものである。

2007年度の総会

2007年度の国際標準化対応支援委員会(旧IEC活動推進委員会)総会が5月30日(水)、神田駿河台”山の上ホテル銀河の間” にて開催された。総会の概要、総会後に開催した講演会、出席者による懇親会は以下のとおりである。

総会議事概要
1. 前回議事録の承認
2. 2006年度 事業報告書の承認
3. 2006年度 収支決算報告書の承認
4. 2007年度 委員会役員の選任
5. 2007年度 事業計画書の承認
6. 2007年度 収支予算書の承認
7. 国際標準化対応支援委員会補助基準・運用規定(TSC-06)の改正
8. 国際標準化対応支援委員会運営細則(TSC-05)の改正
委員長の挨拶
委員長:中 尾 邦 道 (富士通(株))
挨 拶 内 容

 今年度、改称されました「国際標準対応支援委員会委員」の委員長を拝命いたしました。ここ数年、国際標準化の重要性がようやく認識されつつあり、 昨年末には政府・知的財産戦略本部が「国際標準総合戦略」を公表し、経済産業省は国際標準化戦略目標を設定いたしました。 JEITAでは今年度は「国際標準化への取組みについて」においてその取組みの体制強化をうたっております。本委員会もそれに相応しい名称に変わりました。 ご承知の通り、今年度からJEITA組織改革により標準化センターは大幅に改組され、各々の標準化委員会は分野別部会へ移管、統合されましたが、 「IEC活動推進」の機能は全体で運用すべきとの意見が強く、継続して本委員会が行うことになりました。しかしながら活動補助支援のあり方、運営の効率化、 会費負担の公平化と委員減少対策、IEC以外の国際標準化活動支援の拡大等の懸案事項を昨年度から議論してきましたが、合意・決定には至らず、今年度も継続して検討することになっております。 運営費用については根本的な課題であり、本年度の委員会委員の方々にはご苦労をお願いすることになりそうです。 国際標準化活動を効果的に支援出来る体制づくりに努めたいと思いますので、皆様方のご協力をよろしくお願い致します。

記念講演会

テーマ:鉄鋼業界の標準化活動
     (国際規格とビジネス、連盟での国際規格化への対応)
講 師:大橋 守 氏 
     (社団法人 日本法人日本鉄鋼連盟 標準化センター事務局長)

懇親会

山の上ホテル別館に場所を移し、講師を交えながら出席者による懇親会を開催し相互の親睦をはかった。

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2007年度の運営体制

運営組織
運営組織
役 員
国際標準化対応支援委員会
委  員  長 中 尾 邦 道 富士通(株) '07年12月まで
委員長代行 賀 川 和 義 アルプス電気(株) '08年1月より ('07年12月まで副委員長)
副委員長 樋 口 和 雄 シャープ(株)
監  事 平 川 秀 治 東芝(株)
監  事 平 盛    誠 TDK(株)
運営幹事会・運営委員会
委  員  長 中 尾 邦 道 富士通(株) '07年12月まで
委員長代行 賀 川 和 義 アルプス電気(株) '08年1月より ('07年12月まで副委員長)
副委員長 樋 口 和 雄 シャープ(株)
PR委員会
主  査 堀 本 佳 成 (株)NECデザイン  
委員会活動の基礎データ
会員会社数
85社(2007年度末)
補助金による国際会議出席者数とその金額
198名 金額:33.57百万円
補助金による国際会議開催数とその金額
5回   金額:1.62百万円
主な国際標準化会議
IECパリ大会: フランス・パリ市(2007年10月)
CJK-SITE Plenary: 中国・北京市(2007年11月)
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国際会議補助金額の内訳と補助金による会議出席者

SC3C 機器・装置用図記号
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC3C フランス/パリ 9 4 1 200,000
  9 4 1 200,000
堀本佳成(NEC)
SC3D 電子部品のデータ要素
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人)

補助金額(円)


出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC3D/WG2 ドイツ/ミュンヘン 8 1 1 100,000
2 SC3D/WG2 日本/指宿 17 5 113,865
3 SC3D フランス/パリ 11 2 1 100,000
  36 8 2 313,865
南野典子(東芝)
2  -
3 荒木純夫(VPI)
SC23J 機器用スイッチ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人)

補助金額(円)


出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC23J/MT1 スウェーデン/ストックホルム 10 1 1 200,000
2 SC23J/MT2 スウェーデン/ストックホルム 4 1 1
3 SC23J/MT2 ドイツ/フランクフルト 4 2 2 230,000
  18 4 4 430,000
四宮繁樹(アルプス電気)
2 四宮繁樹(アルプス電気)
3 四宮繁樹(アルプス電気), 須藤清隆(山武)
TC40 電子機器用抵抗器及びコンデンサ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC40/MT60115・60384 フィンランド/ヘルシンキ 20 8 7 1,400,000
2 TC40/WG36・39 フィンランド/ヘルシンキ 12 4 4 700,000
  32 12 11 2,100,000

近藤隆則(村田製作所), 青木仁(KOA), 中村幸次郎(パナソニックED)
和田友英(パナソニックED), 笠原良雄(岡谷電機産業), 大島寛(ニチコン)
中村一重(ルビコン)

2

尾村博幸(日本ケミコン), 池上孝(太陽誘電), 上村尚史(住友スリーエム)
楢岡浩善(松下電器産業)

TC47 半導体デバイス
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC47 フランス/トゥルーズ 28 4 4 660,000
2 TC47/WG2 シンガポール 5 2 1 90,000
3 TC47/WG5 オランダ/ナイメヘーン 4 2 2 400,000
4 TC47/PT62258 英国/ポーツマス 9 1 1 200,000
5 TC47/PT62258 ベルギー/ルーペン 7 1 1 100,000
  53 10 9 1,450,000

北川秀樹(ソニー),  和田哲明(松下電器産業), 田中政樹(ルネサステクノロジ)
永広祐一(東芝)

2 若井伸之(東芝),  松山英也(富士通), 若井伸之(東芝)
3 永広祐一(東芝)
SC47A 集積回路
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC47A/WG2 イタリア/トリノ 15 6 3 730,000
2 SC47A/WG9 イタリア/トリノ 14 6 2 400,000
3 SC47A フランス/トゥルーズ 11 6 2 400,000
4 SC47A/WG2 フランス/トゥルーズ 17 8 2 270,000
5 SC47A/WG9 フランス/トゥルーズ 13 5 1 130,000
  70 31 10 1,930,000
三谷真一郎(日立製作所), 市川浩司(デンソー), 横溝剛一(ルネサステクノロジ)
2 中村篤(ルネサス), 齊藤義行(松下電器)
3 中村篤(ルネサス), 横溝剛一(STARC)
4 市川浩司(デンソー), 栗本雅弘(沖電気)
5 齊藤義行(松下電器)
SC47D 半導体パッケージ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC47D/WG1,WG2 フランス/トゥルーズ 14 8 6 1,400,000
  14 8 6 1,400,000

中村伸一(ユニテクノ), 平岩克朗(富士通), 中島宏文(NECエレ), 大塚雅司(東芝)
山田宗博(ルネサス), 吉田浩芳(松下)

SC47E 個別半導体
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC47E/WG2 中国/北京 13 3 1 180,000
2 SC47E/WG3 ドイツ/ニュルンベルク 8 3 3 530,000
3 SC47E/WG3 ドイツ/フランクフルト 6 2 2 230,000
4 SC47E/WG1〜4 フランス/トゥルーズ 25 8 7 890,000
5 SC47E/WG2 米国/ニューオーリンズ 4 2 2 140,000
  56 18 15 1,970,000
大芝克幸(ソニー)
2 古賀健司(日立製作所), 宮下秀仁(富士電機), 樋口泰之(ローム)
3 古賀健司(日立製作所), 宮下秀仁(富士電機)
4

大芝克幸(ソニー), 梅田章(産業技術総合研究所), 古賀健司(日立製作所)
石井一史(三菱電機), 宮下秀仁(富士電機), 小黒洋一(東芝), 真喜屋勝則(シャープ)

5 梅田章(産業技術総合研究所), 大和田邦樹(帝京大学)
TC48 電子機器用機構部品と電子機器の機械的構造
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC48 チェコ/プラハ 24 5 5
  24 5 5

安田圭一(NTTアドバンステクノロジ), 末光吾郎(NEC), 小島槇雄(タイコエレクトロニクスアンプ)
佐藤賢一(ヒロセ電機), 河合徹(日本航空電子工業)

SC48B コネクタ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC48B/WG3, 5, 6 デンマーク/コペンハーゲン 28 3 3 800,000
2 SC48B/WG3, 5, 6(※) チェコ/プラハ 22 4 4 660,000
  (※TC48,SC48Bへも出席)         
  50 7 7 1,460,000
小島槇雄(タイコエレクトロニクスアンプ), 小材和幸(第一電子工業), 河合徹(日本航空電子工業)
2 安田圭一(NTTアドバンステクノロジ), 小島槇雄(タイコエレクトロニクスアンプ), 佐藤賢一(ヒロセ電機)
河合徹(日本航空電子工業)
TC48/SC48D 電子機器の機械的構造
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC48/SC48/SC48D チェコ/プラハ 16 5 5 1,200,000
  16 5 5 1,200,000

杉浦伸明(愛知工科大学), 犀川慎一(三菱電機), 高田潤二(三菱電機)
坂本憲太郎(リタール)

TC62/SC62A 医用電気機器共通事項
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC62/SC62A/JWG6 ドイツ/フランクフルト 20 3 2 400,000
2 TC62/SC62A/JWG3 ドイツ/ライプツィヒ 15 1 1 200,000
3 TC62/SC62A/WG14 ドイツ/ミュンヘン 11 1 200,000
4 TC62/SC62A/MT23 米国/パナマシティー 12 1 1 150,000
5 TC62/SC62A/JWG1 ドイツ/フランクフルト 15 2 1 200,000
6 TC62/SC62A/JWG5 米国/ボストン 7 1 1 150,000
7 TC62/SC62A/JWG3 米国/ロアノーク 14 2 1 150,000
8 TC62/SC62A/JWG7 米国/ロアノーク 27 1 1 150,000
9 TC62/SC62A/MT23 米国/アンドーバ 14 2 2 150,000
10 TC62/SC62A/JWG6 米国/ワシントンDC 20 2 2 150,000
11 TC62/SC62A/WG20 ドイツ/エアランゲン 6 1 1 200,000
12 TC62/SC62A/WG14 イスラエル/テルアビブ 8 1 1 200,000
13 TC62/SC62A/MT23 米国/ミネアポリス 13 2 2 200,000
14 TC62/SC62A/JWG3 米国/ワシントンDC 10 1 1 100,000
15 TC62/SC62A/WG14 ドイツ/ミュンヘン 7 1 1 130,000
  199 22 19 2,730,000
中谷敬(日本光電工業), 石田伸司(テルモ), 池田誠(テルモ)
2 中里俊章(東芝メディカルシステムズ)
3 内藤正章(日本光電工業)
4 中田和成(東芝メディカルシステムズ)
5 市川義人(オリンパスメディカルシステムズ)
6 中谷敬(日本光電工業)
7 中里俊章(東芝メディカルシステムズ)
8 神谷正樹(東芝メディカルシステムズ)
9 中田和成 (東芝メディカルシステムズ), 冨沢修幸(パナソニック四国エレクトロニクス)
10 中谷敬(日本光電工業), 石田伸司(テルモ)
11 市川義人(オリンパスメディカルシステムズ)
12 内藤正章(日本光電工業)
13 中田和成(東芝メディカルシステムズ), 冨沢修幸(パナソニック四国エレクトロニクス)
14 中里俊章(東芝メディカルシステムズ)
15 内藤正章(日本光電工業)
SC62D 医用電子機器
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC62D/MT16 ドイツ/フランクフルト 5 1 1 130,000
2 SC62D/JWG8 ドイツ/フランクフルト - 3 2 300,000
3 SC62D/MT17 ドイツ/ベルリン 11 2 2 400,000
4 SC62D/JWG7 イタリア/ミラノ 27 3 1 200,000
5 SC62D/MT18 オランダ/ライデン 6 1 1 200,000
6 SC62D/MT16 ドイツ/リューベック 3 1 1 200,000
7 SC62D/JWG7 米国/タンパ 18 3 1 150,000
8 SC62D/MT22 ドイツ/フランクフルト 8 2 2 400,000
  78 16 11 1,980,000
市川義人(オリンパス)
2 片山國正(テルモ), 石井順太郎(産総研)
3 三堀貴司(オリンパス), 市川義人(オリンパス) 
4 兵後充史(日本光電工業)
5 岸本眞治(日立メディコ)
6 市川義人(オリンパス)
7 兵後充史(日本光電工業)
8 中谷敬(日本光電工業), 乾清(フクダ電子)
TC80 電子式航法装置とシステム
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC80 ノルウェー/オスロ 31 2 2 400,000
2 TC80/WG1 英国/ロンドン 12 2 1 200,000
3 TC80/WG4A ドイツ/ハンブルグ 5 2 2 560,000
4 TC80/WG6 英国/ロンドン他 30 2 2 400,000
5 TC80/WG7A 米国/アーリントン 17 1 1 150,000
6 TC80/WG8A オーストラリア/キャンベラ 12 2 2 200,000
7 TC80/WG11 英国/ロンドン 13 1 1 200,000
8 TC80/WG14 米国/フロリダ 19 2 2 300,000
  139 14 13 2,410,000
矢内崇雅(沖電気工業), 田北順二(日本無線)
2 小松裕昭(古野電気)
3 矢内崇雅(沖電気工業), 田北順二(日本無線)
4 田北順二(日本無線)
5 田北順二(日本無線)
6 矢内崇雅(沖電気工業), 古山賢二(日本無線)
7 田北順二(日本無線)
8 矢内崇雅(沖電気工業), 古山賢二(日本無線)
TC87 超音波
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC87/WG9 ドイツ/シュツットガルト 11 2 2 300,000
2 TC87 日本/葉山 52 12 1,065,469
  63 14 2 1,365,469
岸本眞治(日立メディコ), 近藤敏郎(徳島文理大学)
TC91 電子実装技術
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC91 シンガポール 77 20 15 765,000
2 TC91 韓国/ソウル 104 21 14 1,200,000
3 TC91/ACEA-Mtg スイス/ジュネーブ 11 1 1 100,000
  192 42 30 2,065,000
梅垣淳一(NEC), 荒金秀幸(ソニー), 春日壽夫(NECエレクトロニクス)
大島寛(ニチコン), 気賀智也(ソニー), 山本克己(テクノオフィスヤマモト)
西山和夫(ソニー)
2

多田邦雄(金沢工業大学), 西山和夫(ソニー), 土生正(村田製作所), 大島寛(ニチコン)梅垣淳一(NEC), 荒金秀幸(ソニー), 春日壽夫(NECエレクトロニクス)
本一三(オムロン), 気賀智也(ソニー), 山内秀雄(ソニー), 山本敬一(富士通)
山本克己(テクノオフィスヤマモト), 潮憲樹(パナソニックエレクトロニックデバイス)
細川照彦(JEITA)

3 潮憲樹(パナソニックエレクトロニックデバイス)
TC93 デザインオートメーション
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC93 米国/ガイザーズバーグ 15 7 6 1,000,000
2 WG1-3/5-7/JWG11 (上記と同時開催)        
  15 7 6 1,000,000

唐津治夢(SRI International), 神戸尚志(近畿大学), 古井芳春(STARC)
小島智(NECシステムテクノロジー), 高橋 満(日立), 山田節(三洋電機)

TC100 マルチメディアシステム及び機器
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/AGM ポーランド/ワルシャワ 25 11 2 800,000
2 TC100/AGS ポーランド/ワルシャワ 34 10 2 530,000
3 TC100 フランス/アルザス 54 10 4 1,400,000
4 TC100/AGS フランス/アルザス 30 13 2 530,000
5 TC100/PT61606-3 オーストリア/ウィーン 6 2 1 800,000
6 TC100/GMT フランス/アルザス 9 4 3 1,200,000
7 TC100/AGM フランス/アルザス 25 11
  183 61 14 5,260,000
平川秀治(東芝), 江崎正(ソニー)
2 小町祐史(大阪工業大学), 由雄淳一(パイオニア)
3 安田浩(国内委員長), 江崎正(ソニー), 南典政(松下電器), 平川秀治(東芝)
4 小町祐史(大阪工業大学), 由雄淳一(パイオニア)
5 古川雅通(ケンウッド)
6 大賀寿郎(芝浦工業大学), 稲永潔文(ソニー), 古川雅通(ケンウッド)
TC100/TA1 放送用エンドユーザ機器
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TA1/PJ62087 米国/ラスベガス 23 4 1 300,000
2 TA1フランス/アルザス 9 3 1 400,000
  32 7 2 700,000
1 伊賀弘幸(東芝)
2 伊賀弘幸(東芝)
TC100/TA2 色彩測定およびカラーマネジメント
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA2 フランス/アルザス 10 4 4 630,000
  10 4 4 630,000
池田宏明(千葉大学)
2 加藤直哉(ソニー)
3 仲谷文雄(富士ゼロックス)
4 杉浦博明(三菱電機)
TC100/TA4 デジタルシステムインターフェース
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA4/MT 60958-1 オーストリア/ウィーン 18 5 1 400,000
2 TC100/TA4/MT 61937-1 オーストリア/ウィーン 18 5 1 200,000
3 TC100/TA4/MT 61937-2 オーストリア/ウィーン 18 5 1 200,000
4 TC100/TA フランス/アルザス 9 5 1 200,000
  63 20 4 1,000,000
由雄淳一(パイオニア)
2 市村元(ソニー)
3 江島直樹(松下電器産業)
4 蔭山惠(松下電器産業)
TC100/TA5 テレビ,サウンドシグナル及びインタラクティブサービスのケーブルネットワーク
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
PT60728-13 ドイツ/フランクフルト 11 2 2 330,000
2 PT60728-13 日本/東京(JEITA) 10 8 - 158,000
3 TC100/TA5 フランス/アルザス 13 4 4 630,000
  34 14 6 1,118,000
松本檀(日本ケーブルラボ), 松本卓三(古河電工)
2  −
3 松本檀(日本ケーブルラボ), 松本卓三(古河電工), 山口辰男(東芝), M田靖司(NEC)
TC100/TA6 業務用ストレージ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA6 ドイツ/ベルリン 10 7 3 1,200,000
  10 7 3 1,200,000
野谷正明(松下電器), 向井幹雄(ソニー), 鈴木輝彦(ソニー)
TC100/TA7 民生用ストレージ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA7 フランス/アルザス 11 10 1 400,000
  11 10 1 400,000
香西俊範(ソニー)
TC100/TA8 マルチメディアホームサーバシステム
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA8 フランス/アルザス 17 7 3 800,000
  17 7 3 800,000
松村秀一(富士通), 松下剛史(シャープ), 榊原宏紀(富士通)
TC100/TA9 エンドユーザネットワーク用AVマルチメディアアプリケーション
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA9 フランス/コルマール 14 6 0 0
2 JTC1/SC25Coordination Meeting ポーランド/ワルシャワ 7 4 0 0
  21 10 0 0
 −
TC100/TA10 マルチメディア電子出版及び電子書籍
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC100/TA10 フランス/アルザス 8 5 2 800,000
  8 5 2 800,000
植村八潮(東京電機大学), 斎鹿尚史(シャープ)
TC100/TA11 AVマルチメディアシステムの品質
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
  0 0 0 0
 −
TC103 無線通信用送信装置
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
  0 0 0 0
 −
TC110 フラットパネルディスプレイ
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC110/WG2 米国/ロングビーチ 17 4 2 450,000
2 TC110/WG4 米国/ロングビーチ 16 4 2 300,000
3 TC110/WG5 米国/ロングビーチ 16 3 2 250,000
4 TC110 中国/広州 36 14 3 330,000
5 TC110/WG2 中国/広州 16 4 3 190,000
6 TC110/WG4 中国/広州 15 6 3 120,000
7 TC110/WG5 中国/広州 16 4 2 60,000
8 TC110/WG2 日本/札幌 15 5 188,290
(WG2,WG4合算)
9 TC110/WG4 日本/札幌 16 6
  163 50 17 1,888,290
石黒勝己(シャープ), 森本光孝(NEC)
2 篠田傳(広島大学), 安藤亨(松下電器)
3 浅井伸利(ソニー), 池田あゆみ(エスペック)
4 御子柴茂生(電気通信大学), 岩間英雄(日本CMO), 田中宏典(松下電器)
5 石黒勝己(シャープ), 森本光孝(NEC), 依田優治(大塚電子)
6 篠田傳(広島大学), 打土井正孝(パイオニア), 安藤亨(松下電器)
7 浅井伸利(ソニー), 田辺貴久(パイオニア)
8 ※WG2、WG4の会議運営費を合算で申請(規程により合計金額の50%の補助を申請)。
TC113 電気・電子分野の製品及びシステムのナノテクノロジー
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
TC113 ドイツ/フランクフルト 32 6 0 0
2 TC113/WG3 米国/サンフランシスコ 16 3 0 0
16 TC113/WG3 シンガポール 40 6 0 0
  88 15 0 0
 −
CISPR-T マルチメディア機器等に関するEMC
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
CISPR SC-I/WG4 フランス/パリ 36 5 2 400,000
2 CISPR SC-I/WG2 米国/デンバー 36 6 2 300,000
3 CISPR SC-I オーストラリア/シドニー 76 7 1 100,000
  148 18 5 800,000
千代島敏夫(PFU), 堀和行(ソニー)
2 千代島敏夫(PFU), 堀和行(ソニー)
3 堀和行(ソニー)
JTC1/SC31 自動認識及びデータ取得技術
会議名(TC・SC・TA・WG) 国/都市 出席者数・補助対象者(人) 補助金額(円)

出席者数
日本人
出席者数
補助
対象者数
SC31総会/WG2, 他 南アフリカ/プレトリア 48 6 1 280,000
2 WG4/SG3, WG3/SG1 フランス/プロバンス 45 3 2 200,000
3 WG4/SG1 日本/葉山 17 8 123,615
  110 17 3 603,615
小橋一夫(JEITA)
2 富岡健(富士通), 本澤純(日立)
3  −
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TCとSC(TA)の活動状況

SC3C 機器・装置用図記号
主な出来事

11月のSC3Cパリ会議で多くの案件が審議された。以下は主な成果の要約である。

1.

日本から提案した6図記号(Message, general/Telephone, ringing/On-hook dialling/Internal call/External call/Door-phone)のIEC60417規格化が完了した。

2.

日本から提案し2図記号(Message, confidential/ Stamping)のFDIS化が決まった。

3.

JWG 11(IEC/SC3C-ISO/TC 145 SC3)でIEC 80416-1 Ed.2が審議され、CDVの投票が完了した。

4.

ISO 7000とIEC 60417の共通Data base間の不整合を調整するTaskForceが動き始めた。
TF2A(図記号共通要素の研究) TF2B(ユーザーによる図記号分類)

5.

IEC 60417の多言語化についての検討が進んだ。

WGの数 1
日本の提案数 9
日本人の国際役員 議長 中村祐二(自由学園)
幹事/副幹事 幹事: 池田宏明(千葉大)/副幹事: −  
コンビーナー
プロジェクトリーダー PT37:堀本佳成(NEC)
紹介欄(PR・動向・課題など)

  SC3Cは機器・装置用図記号の国際規格化を審議しています。図記号とは「ある機能」を「特定のグラフィカルシンボル」で表示する約束ごとを決めたものです。 例えば違う国、違うメーカーの機器を使う場合でも図記号が共通であれば、その使い方を連想することができ快適に操作出来ます。日本の図記号提案件数はドイツと共に多く、 これまで多くの提案実績があります。国際議長、国際幹事国も日本が引き受けリーダーシップを発揮しています。JEITAのデザイン委員会ビジュアルシンボル専門委員会との連携も強く、 現場の意見が国際の審議の場にうまく反映されています。ユニバーサルデザインが重要視されている今、SC3Cの活動も益々注目されていくと考えています。

SC3D 電子部品のデータ要素
主な出来事

1.

データベース規格IEC CDD(IEC Component Data Dictionary:元IEC61360‐4、電気電子分野の概念辞書)のメンテナンスを通じた以下の問題点の議論が行われている。
@IEC CDD Webシステムの改善 Aデータモデルの改善 B辞書の品質向上 C辞書のライセンス、コピーライト

2.

2007年、SC3Dの議長・幹事が交代(英・蘭→日・独)。これまで発言力が大きかった日・独が幹部となり新体制がスタートした。

WGの数 1
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長 村山廣(東芝)
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 SC3Dは電気電子部品の概念辞書(IEC CDD:Component Data Dictionary)、及び、概念辞書を記述するためのデータモデル、メンテナンス方式等の規格化を審議しています。 これまで同データモデルに準拠した辞書は日本の各工業会で先行して開発・利用がされており、特にJEITAのECALS辞書などはIEC CDDと相互引用を行うなど活発に関与してきました。 しかしながら近年では、ドイツのSC65Eを始めとする辞書提案活動が活発になっており、ドイツとは協力をしながらも日本が不利にならぬように注意して活動していく必要があります。

SC23J 機器用スイッチ
主な出来事

SC23J/MT1では、

1.

IEC61058-2-4(独立形固定スイッチ)については、新しいメンテナンス期日を2012年と設定した。

2.

IEC61058-2-4(独立形固定スイッチ)については、新しいメンテナンス期日を2012年と設定した。

3.

IEC61058-2-5(切換セレクタ)のCDに関するコメントを文書審議し、2次CDの発行となった。

SC23J/MT2では、IEC61020-1(電子機器用スイッチ)の改訂を行なっている。

1.

CDVが投票により承認されたが、ドイツ及び中国から追加コメントがあった。しかし、日本で関連のJIS改正を行なっており、早急なFDIS化が必要なため急遽審議を行い、FDIS文書を発行することになった。

WGの数 2
日本の提案数 1
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー 四宮繁樹(アルプス電気)
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 SC23Jは、MT1:IEC61058(機器用スイッチ)と MT2:IEC61020(電子機器用スイッチ)の二つのメンテナンスチームで構成されている。 特にMT2では、日本がコンベナーとなってIEC61020(電子機器用スイッチ)にIEC60512(電気機構部品の試験方法)を取り込んだ改正審議を行なっている。 なお、この改正案には日本から提案したJIS C 5444(表面実装スイッチの試験方法)も盛り込まれている。
 また、日本ではJEITAの接続部品標準化専門委員会で、IEC61020-1に整合したスイッチ関連JISの改正も作業中であり、IEC61020-1の早急なFDIS化が望まれている。

TC40 電子機器用抵抗器及びコンデンサ
主な出来事

1.

二つのメンテナンスチーム(MT)会議,二つのワーキンググループ(WG36及びWG39)会議及び全体会議(Part C&Filter及びPart G&R)が同時開催された。

2.

コンデンサと抵抗器のGS(品目別通則)が同時に改定されるのに伴い,品質認証手順の附属書への移行や各項目の記述内容の整合化を行ない合意を得た。

3.

ドイツから航空宇宙向けなど特殊用途への対応を求める意見が出されたが,次回のメンテナンス課題とした。

4.

電磁障害防止用コンデンサでのUL規格との整合化に関して審議した。

5.

W4P1テーピング,コンデンサの低ESL測定方法など日本提案文書の審議を行い合意を得た。

6.

HEV用電気二重層コンデンサの規格化に関してTC69とのリエゾン関係を要請し承認された。

WGの数 2
日本の提案数 4
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー

青木仁, 中村一重, 土生正, 楢岡浩善, 野々村清, 
小杉正則, 尾村博幸

紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC40は受動部品(抵抗器,コンデンサ,サーミスタ,バリスタ)の規格を審議しています。製品自体は古くからあるものですが,近年の市場環境の変化から車載機器などの高信頼性や安全性への対応が求められており, 従来の民生機器向けの規格を残しつつ産業用途向けへの対応を図る規格作りを進めて居ります。受動部品の製造メーカーは日本が中心であり,多くのプロジェクトでリーダーシップをとって国際標準化を進めています。

TC47 半導体デバイス
主な出来事

1.

TC47において、MEMSが今後の活動をさらに活発に行うため、SCとして活動することが提案され、全員一致で可決された。

2.

WG2において、日本で準備中の歪ゲージを用いたSMDの落下試験、HBM/TLP評価方法のNP文書内容が了承された。

3.

WG5において、日本で準備中のCu配線の配線間TDDB評価方法の文書作成がCD文書として了承された。配線のエレクトロマイグレーション評価方法もNPとして審議を開始。

4.

PT62258では、主に欧州ユーザからのベアチップに関する要求仕様に対し、半導体メーカとしての立場で内容をチェックし、適切な仕様となるように対応中。

WGの数 3
日本の提案数 4
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)
SC47A 集積回路
主な出来事

1.

日本提案のIEC 61967-6-am1 Ed. 1.0の規格化を完了した。

2.

フランス提案のIEC 62433-2 Ed. 1.0に関して、日・仏協働でFDISを完成した。

WGの数 4
日本の提案数 2
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事 幹事:春日壽夫(NECエレクトロニクス)
コンビーナー WG2:三谷真一郎(日立製作所)
プロジェクトリーダー 増田則夫(NEC)
紹介欄(PR・動向・課題など)

@

SC47AはIntegrated circuitsに関する規格化を行っており、WG2とWG9が活発に活動しております。
WG2はデジタルICを対象としており、現在はEMCシミュレーションのためのICモデリング規格化を中心に活動しています。 WG9は半導体EMC(EMI/EMS)の測定方法の規格化を中心に活動しています。

A

モデリング規格は伝導エミッションの規格化に目処がついた状況で、今後、放射やイミュニティへと規格を拡張していく予定です。 測定法については1GHz以下の規格化に目処がついた状況で、今後、1GHz以上の周波数領域に対応を図っていく予定です。

B

WG9のコンビーナーが交代することになり、人選が目下の一番の課題です。

SC47D 半導体パッケージ
主な出来事

1.

2007年7月,TC47における投票の結果,SC47Dの幹事国を取得することができ、幹事は松下電器の吉田氏になった。

2.

2007年11月フランスのトゥルーズで、SC47D, WG1, WG2を開催し、幹事の交替の確認と、WG1のコンビナとして韓国のリー氏の選任を行い、新体制を確立することができた。

3.

2007年11月フランスのトゥルーズ会議では、13案件を審議し、このうち2件は2007年12月にJEITAとIECとのDual LogoのPASとして発行することができた。

WGの数 2
日本の提案数 7
日本人の国際役員 議長 中村伸一(ユニテクノ)
幹事/副幹事 幹事: 吉田浩芳(松下) /副幹事: −  
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

  SC47Dは半導体パッケージ外形やその測定法等の国際規格化を行っています。2007年度は、日本が幹事国に選ばれ、国際社会からの期待を痛感する一方、 年末にはJEITAとIECとのDual LogoのPASを発行でき、産業界にも貢献出来たと思います。今後共、日本が中心となり国際標準化活動を活性化していきたいと思います。

SC47E 個別半導体
主な出来事

毎年1回のSC47E全体会議は07/11にToulouseで開催。

WG1:

IEC60747-14-4(加速度センサ)のFDISはISO理事会(TMB)とIEC理事会(SMB)との調整が難航しSMB裁定で審議中断の状態が継続。07/11/29に米国でISO/TC108とSC47Eの話合いを持った。 JISC,SMB国内関係者との事前協議に基づきIEC/SC47E国際委員長から解決案を提示しISO側からの08/1/末の回答を待つ。

WG2:

6月北京で国際会議。IEC60747-4Ed.2(個別マイクロ波デバイス)と60747-16-2Ed.1Am.1(プリスケーラ)は07/8、07/10にIS発行。

WG3:

6月,7月ドイツで国際会議。IEC60747-9Ed.2(IGBTs)は07/9にIS発行。

WG4:

IEC60747-5-5Ed.1(フォトカプラ)は07/9にIS発行。

WG5:

IEC60747-5-4Ed.1(レーザーダイオード)は06にIS発行。

WGの数 6
日本の提案数 3
日本人の国際役員 議長 大和田邦樹(帝京大学)
幹事/副幹事
コンビーナー
WG2: 大芝克幸(ソニー)
WG3: 古賀健司(日立製作所)
WG4: 小黒洋一(東芝)
JWG5/MT6: 吉田淳一(千歳科学技術大学)
プロジェクトリーダー
WG1: 梅田章(産業技術総合研究所)
WG2: 大芝克幸(ソニー), 大和田邦樹(帝京大学)
WG3: 宮下秀仁(富士電機), 樋口泰之(ローム)
WG4: 小黒洋一(東芝)
紹介欄(PR・動向・課題など)

  SC47Eは個別半導体の分野で用語と測定法に関する国際規格を制定する委員会である。この下に6つの分科委員会としてWG1〜WG4、JWG5及びMT6がある。 議長国は日本、幹事国は韓国であるが、コンビーナーはWG1の韓国以外は全て日本である。 国際会議は毎年1回のSC47E全体会議(各WGも同時開催)と各WGの個別会議を開催している。

TC48 電子機器用機構部品と電子機器の機械的構造
主な出来事

1.

TC48とそのSCの基本的な行動指針ともいうべき「Good Working Practice TC48」の議論が進んだ。

2.

TC48(SC)がカバーする技術領域の今後の市場動向を概観し、従来のSPS(Strategic Planning Statement)をベースに、
よりマーケットを意識したSBP(Strategic Business Plan)の議論が進んだ。

3.

IEVの改訂に多くのコネクタ用語や機械的構造用語を盛込んだ。

WGの数 0
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 具体的な技術領域の規格化作業はTC48傘下の委員会であるSC48B、SB48Dが対応しているが、TC48を含めTC48/SC48B/SC48DはSMBで「Excellent production performance」と賞賛されている。 TC48(SC)分野はさらに顧客や規格ユーザー等向けにIEC TC48 micro-websiteを立ち上げて、そのプレゼンスを高めるよう準備を始めている。

SC48B コネクタ
主な出来事

1.

8芯モジュラージャックを非シールド形4種及びシールド形5種に体系化し、ユーザーの高速伝送化に対応し500、1000MHz帯のコネクタ規格を開発中である。

2.

日本提案(コンプレッションマウント接続)のCDに対して多くのコメントが寄せられ、それらを盛込んだ2nd CDを準備した。

WGの数 3
日本の提案数 1
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー 1名(SC48B・WG6)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 日本からのNP(コネクタウィスカ試験法)の投票締切日が08年7月11日である。5名のエキスパート指名が必要であるが会議の状況から予断を許さず、いかにメンバー国を説得するかが課題である。
 国内メンバーが4〜5年で交代してしまうので、スタンダードエキスパートが育たない。

TC48/SC48D 電子機器の機械的構造
主な出来事

10月のプラハ会議では、以下の件について、議論された。

1.

日本から、19"ラックの規格であるIEC 60297とメトリックラックIEC 60917の情報の規格に適合するCABINETの取付金具寸法について提案。結果、日本提案を正式に議論していくことが承認された。

2.

IEC 61969 規格(60297と60917のための環境評価の規格)は、テレコム装置特有の規格になっている。ついては、他の業界に対しても利用できるスペックに見直すことを検討してはとのコメントがあった。 これに対しては、ドイツの委員会で議論し、たたき台のドキュメントを作成し、各国にコメントを求めることとなった。

3.

IEC 60297-3-100 Ed.1のメンテナンスに関する議論。フロントパネル、サブラック、シャーシ、ラック、キャビネットの基本寸法に関する規格のメンテナンス作業を実施し、各国からのコメントをまとめた。 今後、セクレタリにて、コメントをまとめた後CDVを12月31日に発行することが承認された。

WGの数 3
日本の提案数 2
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 SC48Dでは、電子機器の機械的構造について議論しています。対象のIEC規格は、IEC60297-1 19"RACKの規格とIEC60917の規格を基本規格とした周辺の規格開発を推進しています。 現在、日本提案であるPIZZA BOX(1U CHASSIS)の寸法の規格開発がCDV化され、2008年度にFDIS化を予定しています。昨年度は、新たに、上記2つの規格に対応した取付寸法規格に ついてNPとして日本提案を行っています。

TC62/SC62A 医用電気機器共通事項
主な出来事

 2007年は、TC62/SC62A医用電気機器共通事項の活動は、IEC 60601-1第3版にあわせた副通則の改定および新しい規格、TR特にソフトウエアのリスクマネジメント、 ITネットワーク機器と接続する医用電気機器のリスクマネジメントのガイダンスの作成といったものの開発に重点がおかれた。 2009年9月よりMDD地域で強制になる安全通則に間に合わせるべくさまざまな副通則の改定作業が進み、主なものは出揃った。 2008年よりいよいよ安全通則のメンテナンスサイクルに入り、現在活動していないWGの活動が再開される。

WGの数 17
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)
 
SC62D 医用電子機器
主な出来事

1.

MT16(内視鏡):IEC 60601-2-18のメインテナンスでCDの検討が終わり、CDVが作成された。

2.

JWG8(体温計):ISO 80601-2-56(臨床用体温計)が2CDまで検討。IEC/ISO80601-2-59(サーモグラフィー)DISの検討がほぼ終わった。

3.

MT17:IEC60601-2-2Ed5のCDの検討が行われている。またIEC TR 61289-1/2修正検討に取り組む。

4.

JWG7(非観血血圧計):ISO81060-1(非自動式血圧計)は11月に発行された。IEC60601-2-30(自動式血圧計)CDのコメントが検討された。IEC81060-2 (臨床バリデェーション)はWD2の検討が行われた。

5.

MT18(治療機器):IEC60601-2-5 Ed.3のCDの検討がされている。

6.

MT22:7つの規格のメインテナンスが行われており、CD又はCDVの検討が続いている。

WGの数 27
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 SC62Dは個別の医用電子機器の安全性に関わる規格を審議しています。現在の主な作業はすでに発行した規格のメインテナンスであり、このほかISOとのジョイントによる個別の機器の規格化が行われています。 最近ではルアーコネクターによる重大事故防止のための規格も検討されています。これらの国際規格が各国の医療機器の規制で用いられるため、その重要性が高まっています。

TC80 電子式航法装置とシステム
主な出来事

 隔年開催のTC80総会が2007年5月にノールウェー・オスロにて開かれ、改版を含めて6件の規格の開発完了の報告があり、新規新開発案件として3件が承認された。 又、TC80としてはこれまでになかった3件のNegative Votingについての対応を審議し、CDを再作成することになった。

WGの数 10
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 2007年中にTC80関係の重要な規格であるIEC 62388(舶用レーダ)が発行され、関連するIEC 62288(航海関連情報表示)もCDVが完成し、今後のTC80関係のWG活動は、 WG14のAIS関連規格とWG6のインタフェースが中心となる。

TC87 超音波
主な出来事

1.

3月のWG9シュツットガルト会議で審議されたIEC 61391-2のNWIPについて審議内容を受けた文書案8月までに提案し、10月の湘南葉山会議で再審議することとなった。

2.

WG3(強力超音波振動子)で「大出力圧電素子の測定規格」を日本提案する事となった。
WG6(集束形トランスデューサ)ではscopeに治療用高強度超音波を追加する事となった。
WG8(超音波音場測定)では測定値算出基準をめぐり熱い議論が展開されたが、審議未了にて本年6月のプラハで継続審議する事となった。
WG12/14(照射パラメータ/パラメータの適用)は統合し新WG14とする事となった。日本提案の方法が評価され規格内に採用される見込みとなった。

WGの数 9
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC87は、超音波診断装置で扱われる低出力超音波や、高出力エネルギーの強力超音波、水中探査の超音波など広範囲に渡る領域について、9つのWGに分かれて測定方法や性能についての規格化活動を行っています。 2007年10月に、神奈川県葉山町で15年ぶりの日本開催となるTC87全体会議が開催され、各WGで活発な討議が行われました。

TC91 電子実装技術
主な出来事

1.

5月シンガポールで、TC91/WGs’ 会議を開催した。接合耐久性試験方法規格等の文書審議が進捗し、外部応力によるウィスカのプロジェクトが新たに発足した。

2.

10月韓国ソウルで、TC91/WGs’ 会議及びプレナリ会議を開催した。鉛等有害物質の含有・非含有表示に関する標準化プロジェクトの具体的な進め方について合意した。

WGの数 9
日本の提案数 12
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事 幹事: 西山和夫(ソニー)/ 副幹事: 小泉徹(JPCA)
コンビーナー

WG3  :春日壽夫(NECエレクトロニクス)
WG5,10:柴田明一(JPCA)

プロジェクトリーダー PT62468:潮憲樹(パナソニックエレクトロニックデバイス)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC91は電子実装技術の規格化を審議しています。欧州RoHS規制等に対応するため、日本主導で、鉛フリーはんだ実装技術の国際標準化にいち早く取組み、鉛フリーはんだ材料はじめ、部品の耐熱性、 はんだ付け性、接合信頼性試験方法、ウィスカー試験方法など、日本提案の国際標準を多数制定して、日本の実装産業の強みのひとつとなっています。

TC93 デザインオートメーション
主な出来事

・TC93国際会議(米国/カイザーズバーグ 9/3-9/7)

・デュアルロゴ案件等の、具体的な取り扱い方針を決定。

・日本の活動状況報告、特に、二つのパワーフォーマット一本化を要求。

・WG2分科会(東京 10/12)

・パワーフォーマットの標準化について討議。

・WG7分科会(東京 8/24)

・NWIP候補案件の検討等を実施。

WGの数 7
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長 唐津治夢(SRI International)
幹事/副幹事
コンビーナー

WG2: 小島智(NECシステムテクノロジー)
WG6: 高橋 満(日立)
WG7: 唐津治夢(SRI International)

プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC93は、デュアルロゴ標準化を他に先駆け積極的に活用し、陳腐化の激しい分野での迅速な標準化を推進している。日本は、標準化への参画だけでなく、 日中韓情報電子標準化フォーラム(CJK-SITE)での電子カタログ流通推進等、展開に向けた連携も進めている。 運営面ではPメンバ国数増が課題であり、関係国への働きかけが重要である。

TC100 マルチメディアシステム及び機器
主な出来事

マルチメディアの品質を扱う新TA 11の設置が合意された。

Stabilized Standardsの運用方法について合意した。

アクセシビリティに関するStage 0のプロジェクトをTC 100直下に設置で合意した。

TC 100 の業務内容と計画を記載したStrategic Business Plan (SBP)について審議し、生活を豊かにする標準化、省エネ等社会に貢献する標準化の2点を強調した。

WGの数 13(TA+AGS+AGM+GMT)
日本の提案数 3(TC100直下案件に絞る。他は、各TAから報告)
日本人の国際役員 議長 小町祐史(大阪工業大学, AGS)
幹事/副幹事
幹事:平川秀治(東芝)/ 副幹事: 江崎正(ソニー)
南典政(松下電器)
コンビーナー
プロジェクトリーダー
MT60268-7 大賀寿郎 (芝浦工業大学)
MT60268-5 稲永潔文 (ソニー)
MT61606-1, -2 古川雅通 (ケンウッド)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC100はマルチメディアシステムおよび機器の規格化を審議しています。TC100は、他のTCにおけるSC(Sub committee)と同じレベルに相当する組織であるTAから成り、 迅速かつ柔軟に対応できる組織運営を行い、各分野に対して業界共通のインフラ作りに取り組んでいます。当分野での主力開発は日本が中心となっているため、必然的に技術力のある日本が、 各TAの役員、PL(Project Leader)を数多く引き受けており、日本からの規格化提案は、全体の50%以上を占めている。幹事国は、日本が引き受けており、名実ともに中心的な役割を果たしています。 運営面ではPメンバ国数増が課題であり、関係国への働きかけが重要である。

TC100/TA1 放送用エンドユーザ機器
主な出来事

 TA1における2007年の最も大きな出来事は、消費電力測定法(IEC 62087 Ed1)の改定である。4種類の静止画、あるいは、10分間の自然動画を使ってテレビの動作時の消費電力を測定する方法を追加したものである。 オンエア放送のAveraged Picture Level分布を測定して、その平均分布に合わせたビデオクリップを製作すると共に、投票用委員会原案(CDV)の回付を12/7に開始した。

WGの数 1
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事 幹事(テクニカルセクレタリ)伊賀弘幸
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TA1ではこれまで放送受信端末の規格を中心に策定してきた。最近は、地球温暖化に影響を与える消費電力への関心が高まり、放送受信端末の動作時の消費電力測定法の改定作業に注力している。 テレビの測定法の改訂作業に加えて、セットトップボックスの改定作業がこれから始まる予定である。

TC100/TA2 色彩測定およびカラーマネジメント
主な出来事

1.

2007年10月に開催されたTC100 TA2会議の主な議題として、日本から提案し、日本がリーダを務める二つのプロジェクトPT61966-2-5「オプション色空間opRGB(リーダ;杉浦)」、 MT61966-5「PDPの色彩特性測定方法(リーダ;富士通 清水氏)」が順調に進捗しており、前者はCDV(Committee Draft for Vote)投票の結果承認されIS(International Standard)発行準備中であること、 後者はCDVが発行されたことが報告された。

2.

その後、PT61966-2-5 opRGBは、2007年11月に発行された。

WGの数  
日本の提案数  
日本人の国際役員 議長 TAM杉原博明 (三菱電機)
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
PT61966-2-5 杉浦 博明 (三菱電機)
MT61966-6 清水 雅芳 (富士通)
紹介欄(PR・動向・課題など)

  TC100/TA2はAVおよびマルチメディアシステム・機器に関する色彩測定およびカラーマネジメント技術の標準化を審議しています。日本の提案数は米国と共に多く、 これまで多くの提案実績があります。特に最近、多くのテレビで採用されつつある動画用の拡張色空間xvYCCについては、日本からの提案がIEC61966-2-4として標準化されました。

TC100/TA4 デジタルシステムインターフェース
主な出来事

1.

5月のMT 60958-1ウィーン会議ではCDV文書が確定した。

2.

5月のMT 61937-1ウィーン会議ではチャンネルステイタスビットの使い方が共有化された。

3.

5月のMT 61937-2ウィーン会議ではデータタイプの定義の仕方についての課題共有が図られた。

4.

10月のTC100/TA4アルザス会議ではIEC 60958-3に関してサンプリング周波数の追加要求があること、MPEG-Surround 関連の改定要求があること、 SMPTEに対してリエゾンレポートを発行する必要があること、等が報告され、IEC 61937-10(MPEG4-ALS)の開発方針、課題述べられた。

WGの数 8
日本の提案数 5
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー
MT60958-1 由雄淳一 (パイオニア)
PT62436 由雄淳一 (パイオニア)
PT61883-8 川西末広(富士通マイクロエレクトロニクス)
PT61883-10 原田登 (NTT)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC100/TA4は主にAV機器で使用されるデジタルシステムインタフェース/プロトコルの規格化を審議しています。毎年多くの規格開発・改定作業が行われていますが、 日本から活発に提案を行っており、2007年度も提案総数7件中、日本提案が4件を占め、日本がリーダーシップを取っています。

TC100/TA5 テレビ,サウンドシグナル及びインタラクティブサービスのケーブルネットワーク
主な出来事

1.

1月のフランクフルト会議では前年のベルリン会議でNP承認された日本提案の放送信号伝送用FTTHシステムPT(プロジェクトチーム)のキックオフを兼ねた第1回PT会議を行った。 審議の結果、各国の国情を踏まえた記述を追加することや、既存のPart 6(光機器)との記述の整合等を検討していくことが合意された。

2.

PTキックオフの後、国内関係者で課題検討を重ねブラッシュアップさせたWD(ワーキングドキュメント)を基に第2回PT会議を7月 日本(東京、JEITA)で行った。詳細内容の審議が行え20数項目の課題が抽出できた。

3.

10月のアルザス会議では前述FTTHシステムPT(60728-13)の継続審議を行い、RIN測定方法の見直しなど要検討項目を7つに絞り込んだ。 TA5会合では各PT&MTの進捗確認の他、テクニカル・アクティビティとしてケーブネットワークにおける上り帯域の拡大などが議論された。

4.

10月のTC100/TA4アルザス会議ではIEC 60958-3に関してサンプリング周波数の追加要求があること、MPEG-Surround 関連の改定要求があること、SMPTEに対してリエゾンレポートを発行する必要があること、 等が報告され、IEC 61937-10(MPEG4-ALS)の開発方針、課題述べられた。

WGの数 1
日本の提案数 1
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー PT60728-13: 松本檀(日本ケーブルラボ)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC100/TA5ではケーブルネットワークに関わるシステム・機器の性能、測定方法、インターフェース条件、安全、EMC等に関する規格化を行っています。 これまでに13のIS(国際標準)化を策定しており、現在、日本より提案中の放送信号伝送用光伝送システム(FTTH)をはじめとする7のPT(プロジェクトチーム)&MT(メンテナンスチーム)が活動中です。
 また、将来のケーブルネットワークに関する議論(例えばFTTHマーケット、下り/上り回線の帯域拡張、RFホームネットワークなど)も活発に行われています。

TC100/TA6 業務用ストレージ
主な出来事

1.

PT 62261 メタデーターディクショナリーにつき、Dictionaryの処置プロセス、アクセス費用の処置、Database の同期化の具体策等について、具体的な対応策を見出し、実行計画を策定した。

2.

新プロジェクトについての検討として、PT60461規格の改定について、背景、時期、内容、などについて検討し、具体的な実施計画を立案、決定した。

WGの数  
日本の提案数 5
日本人の国際役員 議長 野谷正明(松下電器)
幹事/副幹事 幹事: 向井幹雄(ソニー) / 副幹事: 江崎正(ソニー)
コンビーナー
プロジェクトリーダー MT60461 Ed2: 鈴木輝彦(ソニー)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 放送用及び業務用のストレージとそのシステム関連の規格化を推進しています。プログレッシブ方式のタイムコードの追加を含めた規格改定を進めることになり、プロジェクトの発足が決まりました。 メタデータディクショナリーの最新版をIECのWEBサイトから検索できるシステムを構築した。EBUとSMPTEで進められている新方式のタイムコードの開発については、技術内容を把握するとともに、 規格化の可能性を調査することになりました。

TC100/TA7 民生用ストレージ
主な出来事

1.

PT61834-11 HDV formatは、CD段階ででた多くのコメントに対し適切な処理により、CDV voteが全員賛成とない、ISへ進むことが承認された。

2.

規格のMaintenanceが確認され、アナログ関係の規格はは、Stabilized Statusへの移行が承認された。

3.

TA7の告ぐステップのテーマとして、(1)iVDRのアプリ、(2)メモリーオーディオプレーヤーの測定方法、(3)半導体ビデオカメラレコーダ、の3点とした。

WGの数
日本の提案数 1
日本人の国際役員 議長 村岡裕明 (東北大学)
幹事/副幹事 幹事: 向井幹雄 (ソニー) / 副幹事: 江崎正 (ソニー)
コンビーナー
プロジェクトリーダー PT61834-11:香西俊範 (ソニー)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TA7は、民生用ストレージ及びシステムを扱っている。HDV規格PT 61834-11はCD投票時、198もの多くのコメントがあり、詳細な議論・改定の結果、コメント無し100%賛成で成立した。 メンテナンスの扱いに関しては、審議の結果、アナログ関係の規格は、Stabilized standardsとしてGMTに移管し、デジタル関係の規格は引き続きTA7で扱うことになり、TC100総会に提案することにしました。

TC100/TA8 マルチメディアホームサーバシステム
主な出来事

1.

日本提案のデジタル権利保護の概念モデル(62224/TS)、韓国提案の異種ネットワークの共通プロトコル(62295)が出版された。

2.

日本提案の許諾コード(62227)のCDVが反対なく承認された。

3.

日本が新規提案した ドメイン管理の概念モデル(62579/TS)がNP承認された。

4.

ホームサーバーの用語(61925)の改訂見直し時期が延長され、2011年となった。

WGの数
日本の提案数 4
日本人の国際役員 議長 松村秀一(富士通)
幹事/副幹事 幹事: 本田文雄(富士通) /副幹事: −
コンビーナー
プロジェクトリーダー 4名(PT 62224, PT 62227, PT 62579, MT 62291)
紹介欄(PR・動向・課題など)
TC100/TA9 エンドユーザネットワーク用AVマルチメディアアプリケーション
主な出来事

 TA9は2006年9月のベルリン会議で設立された新しいTAで,セクレタリィを日本が担当している。 2007年にはIEC規格として4規格が発行されており,このうち(下記の)2件が日本提案である。 IEC 62457 Home Network Communication Protocol over TCP/IP for Multimedia Household Appliances IEC 62480 Multimedia home networks - Network interfaces for network adapter また残る2件もフォーラム標準化団体のDLNAからの提案であるが,日本メーカが策定に参加しており,実質4規格とも日本の貢献が大である。 ホームネットワークはIEC/TC100だけでなく,JTC1/SC25,ITU-T/SG15等関係する組織が多く,2007年5月にSC25とTA9とのコーディネーション会議を持ち,リエゾン関係を強化した。

WGの数 1
日本の提案数 3
日本人の国際役員 議長  
幹事/副幹事 Technical Secretary
コンビーナー
プロジェクトリーダー 鳥羽彰
紹介欄(PR・動向・課題など)
TC100/TA10 マルチメディア電子出版及び電子書籍
主な出来事

IEC 62448にAnnex BとしてXMDFを追加するamendmentが提出されたことと,PT62524(Reader's format)のCD案について,報告検討が行われ,さらに新規プロジェクトの検討を行った。

PT 62448 ベルリン会議の議論に基づき,PLよりIEC 62448(Generic format)にAnnex BとしてXMDFを追加するamendment案が提出された。

PT 62524 NP投票のコメント内容を受けて,PLによりPT 62524(Reader's format)のCD案が報告され,検討が行われた。

WGの数  
日本の提案数 5
日本人の国際役員 議長 植村八潮(東京電機大学)
幹事/副幹事 幹事: 向井幹雄(ソニー)
コンビーナー
プロジェクトリーダー
MT 62448Amd.1 小町祐史(大阪工業大学)
PT62524 斎鹿尚史(シャープ)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TA10は,電子出版及び電子書籍の標準化を担当しており,2006年9月にドイツのベルリンで第1回の会議が開催された,比較的新しいTAです。 この分野は日本の技術力が高く,日本からはTAM及びTSを出すとともに,今までの三つのプロジェクトを提案し,そのPLを務めています。 第2回となった今回の会議では、IEC 62448(Generic format)にAnnex BとしてXMDFを追加するamendmentが提出されたことと、PT 62524(Reader's format)のCD案について、報告検討が行われました。

TC100/TA11 AVマルチメディアシステムの品質
主な出来事

 当TA11は2007年10月発足のため該当期間での該当する活動は無かった。

WGの数 3(2こ準備中)
日本の提案数 3
日本人の国際役員 議長 由雄淳一(パイオニア)
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー 池田宏明, 由雄淳一
紹介欄(PR・動向・課題など)

  品質関連の規格化はIEC以外の規格団体、組織がすでに活動を行っておりTC100にも大きな影響がある。 この状況のなかTC100に関わるものを主体的に規格化するよう積極的な推進をおこなうとともに関連団体との連携も進めていく。 例えば放送関連ではARIBやSMPTEが重要な関連団体であり連携をとって進めていく。

TC103 無線通信用送信装置
主な出来事

1.

日本から提案した地上デジタル送信ネットワーク測定方法」のWDを作成、事務局にインプットした。

2.

2007年10月開催予定のTC会合は都合により2008年1月の開催となった。

WGの数 2
日本の提案数 2
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
プロジェクトリーダー PT2: 高橋泰雄 (東芝)
紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC103は近年世界的な放送デジタル化に対応するため、デジタル放送関係の測定の標準化を進めています。2007年2月に単独送信機の測定方法がIS化されました。 更に日本提案の送信ネットワークの測定方法のNPが採択され、PLに高橋氏が指名された。現在日本提案をベースに鋭意審議中です。

 
TC110 フラットパネルディスプレイ
主な出来事

 TC110会議は12月で札幌で開催。傘下の3WGと合わせ参加者36名。各デバイス規格間の整合を行うハーモナイゼーション作業、液晶用バックライト測定法規格の取り扱い論議を実施。 液晶(2007年は3回開催)は反射型測定法等4件、プラズマ(同3回)は画質測定法等6件(内1件SI化)、有機EL(同2回)も画質等の測定法で5件の審議を進展させた。

WGの数 3
日本の提案数 3
日本人の国際役員 議長 御子柴茂生(東京電機大学)
幹事/副幹事 幹事: 岩間英雄(日本CMO)/副幹事:田中宏典(松下電器)
コンビーナー

WG2:石黒勝己(シャープ)
WG4: 篠田傳(篠田プラズマ)

プロジェクトリーダー

WG4: 安藤亨(松下電器)
WG5:柴田賢一(三洋電機)・池田あゆみ(エスペック)

紹介欄(PR・動向・課題など)

 TC110はフラットパネルディスプレイ(液晶、プラズマ、有機EL)を対象に、各デバイスごとに画質評価等の規格化を審議しています。それぞれ日本がコンベナーやプロジェクトリーダーなど要職を務め、 議論を主導しています。最近は動画測定法の議論が活発化しており、各デバイスで実証実験を重ねつつ議論を深めております。

TC113 電気・電子分野の製品及びシステムのナノテクノロジー
主な出来事

1.

TC113のSPSについて審議をした。

2.

日本から @)ISO/TC229との共同活動を優先すること、A)半導体標準化委員会(TC47)など他の委員会活動と緊密な連携をとって活動を行うことを提案し、SPSに明記させた。

3.

日本としてJWG2の共同コンビナ、WG3の共同コンビナを獲得した。

WGの数 3
日本の提案数 0
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー
JWG2 柿林博司(日立ハイテクノロジーズ)
WG3 吉田二朗(東芝)
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)
@

TC113は電子機器製品に関わるナノテクノロジー技術の規格化を審議しています。

A

課題として@)ナノテクノロジ標準化を既に開始しているISO/TC229との共同活動を第1とすること、 A)半導体標準化委員会(TC47)など他の委員会活動との協調活動すること、 B)技術開発の妨げとなる標準化がなされないようにすること等に関して今後の動きに要注意

B

TC113としての今後の活動方向を明確にするロードマップ作成を開始させること、を日本の主張点とすることとした。結果として、 ほぼ日本の主張が受け入れられた形で決着することとなったが、今後の具体的な対応に向けては、国内体制のいっそうの整備が必要である。

CISPR-T マルチメディア機器等に関するEMC
主な出来事

1.

1月のWG4 パリ会議で審議されたマルチメディアイミュニティ規格案は、4月にCDとして発行された。

2.

3月に発行されたマルチメディアエミッション規格2nd.CD案は、8月のWG2 デンバー会議で審議された。 その後、10月開催のシドニーSCI 会議で、十分な審議時間を確保するためステージゼロに戻すことが決定された。

WGの数 4
日本の提案数 2
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事 幹事: 山口 高(日本IBM) / 副幹事: 雨宮不二雄(NTT-AT)
コンビーナー
プロジェクトリーダー
紹介欄(PR・動向・課題など)

 CISPR SC-I は、音声およびTV放送受信機と関連機器のEMC規格(CISRP13,CISPR20)と情報技術装置のEMC規格(CISPR22,CISPR24)を担当しています。 現在、上記機器を包含するマルチメディア機器のエミッション規格(CISPR32)とイミュニティ規格(CISPR35)の制定をすすめています。

JTC1/SC31 自動認識及びデータ取得技術
主な出来事

1.

6月のWG2プレトリア会議では、AIDCメディアにデータを書き込む方式の統一化を図る件に関して、日本から問題提起を行い、NP提案の意思を表明した。 WG2参加者の賛同を得て、SC31総会のResolutionにも、日本に対する「さらなる検討とNP提出」への期待が記載された。

2.

7月に行われたWG4/SG1会議では、RFIDへのデータ書き込み方式として「Tag Data Profile方式」を説明&提案し、参加者の理解を得た。その後も、 ISO/IEC 24791及び15962において継続検討されている。

3.

「書き換え可能な目視媒体への試験仕様」のNPは承認され、現在審議が進められている。

4.

WG6として「Mobile Item Identification & Management」が新設された。

WGの数 5
日本の提案数 2
日本人の国際役員 議長
幹事/副幹事
コンビーナー 吉岡稔弘(WG2、WG4/SG5)
プロジェクトリーダー
15459-6 若泉和彦
291339 武富理恵 他
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