JEITA

 

 

 

 

 

 

 

 


JEITA組込み系ソフトウェア・ワークショップ2014


組込み系開発の実践的モデリング

〜モデリングはなぜ失敗するのか?〜

一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
IS部会・ソフトウェア事業基盤専門委員会


 

 

 

 

 

 

 

 


このワークショップは終了いたしました。
ワークショップ当日の概要はこちらをご覧ください。


>> 参加無料 <<
(「参加申込書」により、事前に登録をお願いします)

【 日時 】
 平成26年11月7日(金) 13時00分〜17時30分

【 会場 】
 大手センタービル 4階 409〜411会議室 [地図(公式HP)]
 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
 TEL: 03-5218-1057

【 主催 】
 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) ソフトウェア事業委員会

  JEITA組込み系ソフトウェア開発に関するワークショップも、おかげさまで好評のうちに今年で8年目を迎えました。
 日本の組込み系ソフトウェア開発の強みは、擦り合わせによる高品質開発にあると言われていますが、大規模化・複雑化・短納期化・多機種化の潮流の中で、国際競争力を今後も維持していくことが難しくなってきています。
 このような状況への対処として、私たちは品質の強化、開発スピードアップ、アーキテクトの育成というテーマで、今までワークショップを開催してきました。その中でアーキテクチャ設計の重要性を議論し、発信してきました。
 そこで、今回のワークショップでは、アーキテクチャ設計でも重要であり、組込み系ソフトウェア開発のキーにもなる「モデリング」をテーマにワークショップを開催することになりました。モデリングをテーマにした最初のワークショップとして、モデリングとはどんなものなのかから始め、何を何の目的で、どのようにモデリングしていくべきなのか、モデリングはなぜ失敗するのかなどをを議論していきたいと思っています。
 このワークショップの成果を受け、自分の所属する会社・組織でモデリングを考えるきっかけになり、組織・会社の進化、さらに日本全体の成長に寄与できればと思います。
 このワークショップでは、大阪大学の春名修介教授による、これまでのモデリング経験を基にした基調講演を皮切りに、富士通の奥村一幸氏と石田晴幸氏、アマダの久我雅人氏によるモデリングの事例講演をしていただきます。最後に“全員参加106人ワークショップ:徹底議論!モデリングの成功のヒントを探る”と銘打った討論セッションで、参加者全員の方にモデリングを作成していただき、それを元に自由にご意見、ご質問をしていただきます。これを通じて本音の議論を期待しています。
 2008年に開催した最初の100人ワークショップより毎年1名ずつ増やして今回は106人ワークショップと銘打っています。また、参加者からの発言時間を増やし、開発現場からの議論をし、参加者の間での共通の理解・合意を目指します。
 参加費は無料です。ご関心をお持ちの多くの方にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。


参加要領
[ 定員 ] 150名 (定員になり次第、締め切ります。)

[ 参加費 ] 無料
 ※ 参加費は無料となっていますが、参加申込書により事前に登録をお願いします。

[ 申込み方法および申込み先 ]
「参加申込書・事前アンケート」に必要事項をご記入の上、
下記Eメール申込み先宛にEメールで 10月31日(金)までにお申し込み下さい。
  ≪11月6日(木)まで申込み締切を延長いたしました。≫
<E-Mail申込み先> itt3@jeita.or.jp


参加申込書・事前アンケート
[Excelファイル]


お申し込み後、「受付確認メール」を概ね1週間程度で事務局よりお送りいたします。
※ 「受付確認メール」はプリントアウトのうえ、当日受付にてご提示下さいますようお願いします。

【 問合せ先(事務局) 】
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)インダストリ・システム部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
電話:03-5218-1057  FAX:03-5218-1076
Eメール: itt3@jeita.or.jp


またワークショップに参加できないが、モデリングに関するアンケートに回答していただける方は以下からお願いします。ワークショップで参考にさせていただきたいと思います。
 →→→モデリングアンケート(事前アンケート) [excelファイル]


【プログラム】
時間テーマおよび講師
13:00 〜 13:15 開会の挨拶:
ソフトウェア事業基盤専門委員会の活動について
ワークショップ2014の狙いと課題認識

 JEITA ソフトウェア事業基盤専門委員会 委員長
 沖電気工業株式会社 五味 弘 氏

13:15 〜 14:15 基調講演 :
実践的モデリング論〜難しいことを考えずにモデリングを実践するには〜
モデルとは、ある目的を達成するために、不要な部分を省略した表現と言える。モデル・モデリングのためには、その目的を明確にすることが重要で、その目的を踏まえれば、モデル要素のサブセットを使うだけでも実践に活用することができる。本発表では、過去実施してきた組込み系ソフトウェアのアーキテクチャ設計の中で使ってきたモデル要素について、そのモデリングの一例を解説する。
 大阪大学大学院情報科学研究科  春名 修介 教授

14:15 〜 14:45 事例講演1:
ExcelとEAを駆使したモデル設計現場適用例とMBSE展開に向けての課題
システムの大規模化・複雑化に伴いシステム全体を俯瞰するMBSE(Mode Based Systems Engineering)が注目を集めている。MBSEの手段としてSysML(System Modeling Language)のダイアグラムとExcelを用いた現場実践例を紹介する。また、現在取り組んでいる最終ゴールの開発プロセスへのMBSE適用に向けた課題や布教活動の状況について紹介する。
富士通株式会社共通開発本部 ネットワーク管理ソフトウェア開発統括部
プロフェッショナルエンジニア 奥村 一幸氏
株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ
組込みシステム技術統括部 アーキテクチャ部
アーキテクト 石田 晴幸氏

14:45 〜 14:55 --- 休憩 ---
14:55 〜 15:25 事例講演2:
組込ソフトの開発現場におけるモデリング事例
事務機器・車載システム・工作機械等の典型的な組込システムを例に取り上げ、開発現場でモデリングと反復開発を適用して、開発メンバーに成長機会を与えながら組織力を向上させた事例について紹介する。
株式会社アマダ 板金機械開発本部 ソフト開発部門 第一ソフト開発部
久我 雅人氏

15:25 〜 17:30 全員参加型106人ワークショップ
徹底議論!モデリングの成功のヒントを探る

司会進行 :
 ビースラッシュ株式会社 代表取締役 山田 大介 氏
アドバイザ:
 大阪大学 春名 修介 教授
 富士通株式会社 奥村 一幸 氏
 株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ 石田 晴幸 氏
 株式会社アマダ 久我 雅人 氏
 NPO法人組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会 理事 渡辺 登 氏

このセッションは、昨年好評を博しました全員参加のセッションをグレードアップして、“全員参加106人ワークショップ”と題して、参加者全員の方に自由にご意見やご質問をして頂くというセッションです。有意義で面白いセッションになりますように、組込み系ソフトウェアのモデリングについて、ご参加の皆さま全員の積極的なご発言を是非お願いいたします。


総合司会: JEITAソフトウェア事業基盤専門委員会委員 富士通株式会社 竹田 和正 氏

【報告書の頒布について】
 当日、会場におきまして、ソフトウェア事業委員会の3専門委員会(ソフトウェア事業戦略専門委員会、ソフトウェア事業基盤専門委員会、スマートコミュニティ対応専門委員会)がとりまとめました平成25年度の調査報告書を3冊セットで販売致します。
 購入を希望される方は、セミナー参加申込書に記載下さい。また、当日受付でお渡し致します「購入申込書」でもご購入することができます。代金につきましては、請求書で指定の銀行へお振込み願います。
 なお、請求書は、10月31日までにお申し込み頂いた方には、当日お渡し致します。11月1日以降のお申し込みにつきましては、後日発送となります。
(3冊セット価格:会員 5,250円、一般 10,500円)
平成25年度ソフトウェアに関する調査報告書1 (資料No. IS-14-情シ-1)
平成25年度ソフトウェアに関する調査報告書2 (資料No. IS-14-情シ-2)
平成25年度ソフトウェアに関する調査報告書3 (資料No. IS-14-情シ-3)
なお、上記報告書の詳細は、下記URLのWebページに掲載されていますのでご覧下さい。
http://www.jeita.or.jp/cgi-bin/public/detail.cgi?id=556&cateid=6

【参考】
 過去に行われたワークショップについては下記にてご確認できます。
 ・2013年「組込み系開発のアーキテクト〜アーキテクトをどのように育てるのか〜」
 ・2012年「日本の組込み系開発におけるアーキテクト〜アーキテクトは何を解決するか」
 ・2011年「日本の組込み系開発におけるアーキテクト〜開発現場に求められるアーキテクトとは〜」
 ・2010年「日本型組込み開発における強みと弱み〜新しい日本型組込み開発とは〜」
 ・2009年「組込み系ソフトウェア開発をスピードアップ!
       〜 組込み系ソフトウェア開発のキモは何か? 組込み開発に影響を及ぼす多様な特性とは? 〜」
 ・2008年「組込み系ソフトウェア開発をスピードアップ!
       〜 大規模化、複雑化、短納期化、多機種化する組込み系ソフトウェア開発の改革に向けて 〜 」
以上