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平成28年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 上期
平成28年
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《 平成28年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 上期 》


【 上期 】
 ■ 東京大学 本郷キャンパス 月曜日 5時限 16:50〜18:35
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月11日ビッグデータ処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォーム Field Programmable Gate Array(FPGA)はユーザが自分自身で設計したシステムを、その場で実装できる便利なデバイスである。従来、FPGAはシステム評価を行うためのプロタイプ用途に使われてきたが、近年、ビッグデータ処理の複雑なアルゴリズムの解法や、加速のための用いられる場合も増えてきた。本講義ではFPGAの解説とその最新の応用方法に関して述べる。
日本電気中村 祐一
4月18日3D形状モデリング 3D形状のコンピュータでの表現と処理の様々な方法の中から、基礎的な曲線・曲面の取り扱いから点群・ポリゴンに関する最近のトピックまでをご紹介したいと思います。
日本ユニシス中邨 博之
4月25日スマートグリッドを実現するIoT無線ネットワーク技術 最近話題になっている「スマートグリッド」を実現するための無線通信技術を紹介する。日本や各国のスマートグリッドの動向を紹介し、それを支える無線通信技術の概要と、法令制度化動向、国際標準化動向なども紹介する
沖電気工業福永 茂
5月2日バイオメトリクスによる個人認証技術とその応用 個人認証技術として近年注目を浴びるバイオメトリクスについて、特に顔・指紋・静脈などの技術動向や技術課題、それぞれのベンチマークテスト動向、国際標準化動向、IC旅券や出入国管理やビッグデータなどへの応用について述べる。
日本電気坂本 静生
5月9日サイバーセキュリティ概論〜便利と脅威〜 近年における人々の生活利便性向上の多くが、情報システムの発展がもたらしていること(便利)を理解しながら、その便利や価値を狙ったサイバーセキュリティの脅威が年々増加する現状(脅威)についての理解を行なう。加えてセキュリテ・インシデント(脅威)の特徴やその対策方法について、受講生の身近な事例を用いながら解説する。講義内容は、サーバーセキュリティの変化に伴い、毎年更新を行っている。
日本アイ・ビー・エム平山 敏弘
5月23日量子もつれ光子対を用いた量子鍵配送(量子暗号通信)技術 究極の秘匿通信を可能にする量子鍵配送(量子暗号)システムの概要と、それを支える量子もつれ光源/光ファイバ伝送/単一光子検出技術について解説する。特に、量子鍵配送技術のキーとなる量子もつれ光子対にみられる不思議な振る舞いについて紹介したい。
沖電気工業村井 仁
5月30日データベース技術の最新動向と今後の展望 近年ビッグデータを背景として、データベース技術は大きな技術変革が起こっている。RDB時代までの変遷から、近年の大規模データ処理におけるHadoop、NoSQL、NewSQLなどの技術動向、およびデータ設計や運用における変革について、日本ユニシスの取り組みとともに紹介する。
日本ユニシス中山 陽太郎
6月6日スーパーコンピュータ入門 現在の代表的なスーパーコンピュータの活用事例をを概観しながら代表的なスーパーコンピュータの特徴を示し、SIMD演算とメモリ性能の重要性を紹介する。高速計算を今後必要とする学生へのコンピュータアーキテクチャの入門とした位置づけの内容である。
日本電気撫佐 昭裕
6月13日日本におけるオープンデータの取組み ビッグデータやパーソナルデータの議論の中、注目されているオープンデータに関して目標と可能性について説明する。また、実際に訪問した場所を含めて日本各地の自治体における取り組みの状況を述べる。また、海外における状況にも触れる。さらに、それらの状況を踏まえてこれから取り組むべき課題を検討する。
日本ユニシス三浦 仁
6月20日コンタクトセンターにおける人工知能(IBM Watson)の活用 IBM Watson(ワトソン)とは、人間の自然言語を分析し、複雑な質問に対する回答を大量データから高速に求めることに特化した次世代の人工知能型コンピューティング・システムです。この技術をコンタクトセンターに活用することで、問合せ業務の効率化と顧客満足度の向上が図られます。また、音声認識・音声合成との組合せにより、セルフサービスで顧客対応をすることも可能になります。このようなコンタクトセンターにおける人工知能の活用について、分かり易く解説します。
日本アイ・ビー・エム行木 照雄
6月27日ナレッジマネジメント 企業の競争力の源泉である知識資産を有効に活用・運営するためのナレッジマネジメント手法、および、知識検索、マイニング、コミュニケーションマネジメントなどの技術について事例を交えて紹介する。また、企業に求められる人財像について伝える。
東芝中山 康子
7月4日人工衛星から電子の目で地球を見る技術〜こんなに見えるのか!こんなにわかるのか!を支える技術〜 人工衛星に搭載される”人間の目をはるかに超える性能を持ったセンサ(電子の目)”、およびそれらのセンサを搭載した様々な人工衛星を紹介します。光学センサとして、高分解能なパンクロマチックセンサ、カラー画像が得られるマルチスペクトルセンサ、さらに進化したハイパースペクトルセンサを紹介します。また、電波センサとして、夜でも悪天候の下でも地表を詳細に見ることができる合成開口レーダを紹介します。さらに、これらのセンサで得られた画像データを処理/解析することにより、想像を超える情報が得られることを、処理/解析結果の画像例を多数使いながら、この分野の魅力とともに語ります。
日本電気村田 稔
7月11日オープンデータを活用した都道府県幸福度調査〜データから考える地方創生 人口減少、高齢化が進む中、地域が自らの創意工夫によって活力を取り戻す地方創生の取り組みが進められています。データを通じて地域を客観的に分析し、強みや弱み、どこに課題があるのか等を示し、地方創生のヒントを探る取り組みを紹介します。
日本ユニシス横田 賀恵


 ■ 中央大学 後楽園キャンパス 木曜日 3時限 13:00〜14:30
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月7日サイバーセキュリティ概論〜便利と脅威〜 近年における人々の生活利便性向上の多くが、情報システムの発展がもたらしていること(便利)を理解しながら、その便利や価値を狙ったサイバーセキュリティの脅威が年々増加する現状(脅威)についての理解を行なう。加えてセキュリテ・インシデント(脅威)の特徴やその対策方法について、受講生の身近な事例を用いながら解説する。講義内容は、サーバーセキュリティの変化に伴い、毎年更新を行っている。
日本アイ・ビー・エム平山 敏弘
4月14日企業が直面するサイバーリスクと次世代テクノロジーの取り組み サイバー攻撃によるサービスの停止、内部犯行による情報の盗難が、企業にとって大きな課題となっています。講義では、この課題を解決するための企業の取り組み・実情・ジレンマを現場目線で解説します。また、モバイル端末、IoT (もののインターネット)に代表されるように新しいテクノロジーが抱える新たな危機も看過できない問題となっています。安全・安心なサイバー社会を目指すために、企業が果たすべき役割と、教育・研究分野が取り組むべき人材育成、新しい技術について、セキュリティの観点から解説を行います。
日本アイ・ビー・エム大西 克美
4月21日企業の情報セキュリティを支える統合ID管理 情報セキュリティの基本は、"誰が・何に・どのようなことができるのか"というアクセス制御の実現である。アクセス制御は、Webシステムや入退室管理システム等情報系・物理系システムで実装される。企業では、人事異動が頻繁に発生するので、人事異動が発生しても、各システムで自動的にアクセス権限を更新するための統合ID管理システムが必要となる。本講義では、統合ID管理システムの仕組みを導入事例を用いながら解説する。
三菱電機米田 健
4月28日情報システムのセキュリティ設計 情報システムのセキュリティ構築、とくにその設計技術を概観する。システムのセキュリティを高めることは暗号技術のみで成り立つものではないが、そのことはあまり認識されていない。そこで本講では、ソフトウェア工学とセキュリティ技術の学際領域であるこの分野の「いま」を、わかり易く講義する。
東芝ソリューション島田 毅
5月12日Webアプリケーションのセキュリティ問題の検査と対策 Webアプリケーションのセキュリティ問題について広く知られている事件について紹介し、その技術的な原因と対策について解説する。次に、Webアプリケーションのセキュリティ問題を防ぐために必要な検査手法や方式について解説する。また、事例として弊社で実施しているセキュリティ活動について紹介し、開発現場でどのような対策が求められているのか理解を深める。
※ 必須では無いがプログラム経験およびWebアプリケーションシステムについての理解があることが望ましい。
富士通研究所綿口 吉郎
5月19日プライバシー保護技術 Suica事件やB社事件等、個人情報の活用に伴う事件が不安視される一方、、日本における番号法や個人情報保護法の改正、EUのプライバシ保護規則、米国の消費者プライバシー権法等、世界的にデータ利活用に伴うプライバシー保護の法律・ガイドラインが強化されつつある。本講座では、これらの法律・ガイドラインのポイントを解説するとともに、対策としてのプライバシー保護技術についてデモを交えて説明を行う。
富士通研究所伊藤 孝一
5月26日情報ネットワークと危機管理 情報ネットワークの利用に関わるリスクと、その対策、管理の方法に焦点を当てます。各論として、情報セキュリティのあり方を検討します。個人情報や技術情報の漏洩、社会インフラやIoTシステムの安全性・信頼性への攻撃などの事象に対する危機管理方法を検討します。
東芝遠藤 直樹
6月2日センサーネットワークを実現する無線マルチホップセキュリティ技術 近年、M2M(Machine-to-machine)エリアネットワークとして注目されているセンサーネットワークと、それを支える無線マルチホップセキュリティ技術を紹介する。920MHz帯を利用したセンサーネットワークの実用化に向けての取り組み、および、基本となるセキュリティ機能について説明し、無線マルチホップネットワークへの応用について研究事例と共に紹介する。
沖電気工業八百 健嗣
6月9日IoTを支えるセキュリティ技術 社会インフラや自動車分野では、機器をネットワークにつなぐことで、システムの高度な管理やユーザの利便性向上を目指しています。その一方で、ネットワーク接続に伴い、これらのシステムはセキュリティリスクに晒されることになりました。本講義では、情報セキュリティを支える暗号技術を中心として、IoTシステムにおけるセキュリティ技術を概観します。
日立製作所渡辺 大
6月16日ネットワークセキュリティの最前線 企業のネットワークセキュリティを守るSOC(Security Operation Center)サービスを運営している立場から、ネットワークセキュリティの基本およびインターネットセキュリティの状況と対策について現場の視点で紹介する。
三菱電機インフォメーションネットワーク田中 朗
6月23日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向−こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや現代ネットワーク社会にとって必要不可欠なキーテクノロジーとなっています。本講義では、PCや携帯電話など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号の安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機松井 充
6月30日純粋数学の応用例としての暗号技術 大学で学んだことがどう社会に応用されているかの一例として、純粋数学(整数論)がどのように暗号技術で使われているかを紹介する。数学の世界で研究されていた素数の性質、それをうまく使って構成されたRSA暗号、その安全性の基礎となる素因数分解問題を主題とし、最近のより高度な機能を持つ暗号方式についても簡単に紹介する。数式はなるべく用いず、数学を専攻していない学生でも聴講できるように平易に解説する。
東芝小池 正修
7月7日量子もつれ光子対を用いた量子鍵配送(量子暗号通信)技術 究極の秘匿通信を可能にする量子鍵配送(量子暗号)システムの概要と、それを支える量子もつれ光源/光ファイバ伝送/単一光子検出技術について解説する。特に、量子鍵配送技術のキーとなる量子もつれ光子対にみられる不思議な振る舞いについて紹介したい。
沖電気工業村井 仁
7月14日安全システム・制御システムの信頼性技術 国際安全規格(IEC61508)でもとめられる安全性設計の考え方とユーザから求めら得る高稼働率の考え方を踏まえ、安全システム・制御システムの信頼性技術のキーポイントや課題について外観する。
横河電機小川 永志樹
7月21日バイオメトリック認証技術 生体認証技術は,ヒトの身体的または行動的特徴を用いて個人を認証する技術であり,携帯電話やスマートフォン,パソコンなどの個人端末へのアクセスコントロールからNational IDやボーダーコントロールなどの社会基盤としての本人確認技術として幅広く普及が進んでいる.本講義では,手のひら静脈認証と指紋認証を例に基礎的な原理(センシング,特徴抽出,照合)から,実社会での適用例について紹介するとともに,個人のプライバシーに配慮した生体情報保護技術や生体情報を暗号鍵として利用する生体暗号技術などの最近の技術動向について紹介する.
富士通研究所安部 登樹


 ■ 東京電機大学 東京千住キャンパス 月曜日 5時限 16:30〜18:00
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月18日就職活動必勝法(柔軟な発想力と気づきの重要性) プロジェクトマネジメントにおいて最も重要なものは、発想力とコミュニケーション力である。物づくりの本質において、既存の物からジャンプして新たな物作りを行う発想が必要。本講座は物を考える思考において、自分自身の所作や考え方に対して気づきを得、就職活動にどう備えるかを考えていただく。
富士通濱田 真輔
4月25日バイオメトリクスによる個人認証技術とその応用 個人認証技術として近年注目を浴びるバイオメトリクスについて、特に顔・指紋・静脈などの技術動向や技術課題、それぞれのベンチマークテスト動向、国際標準化動向、IC旅券や出入国管理やビッグデータなどへの応用について述べる。
日本電気坂本 静生
5月9日技術マーケティングに基づく研究開発戦略の構築 将来に亘って顧客価値やニーズを見通すことは難しい。しかも、顧客は企業からの提案に「無言」の反応で意思を示したり注文をつけたりする。実はこのような顧客行動の中にこそ真のニーズが潜んでいるが、その潜在ニーズを様々な機会を通じて把握するのが、技術マーケティングという手法である。本講義では、技術マーケティングに基づく、研究開発戦略の構築について概説する。
沖電気工業杉尾 俊之
5月16日実世界とITを結び付ける〜RFIDを使う ユビキタス社会を構築する上での第一ステップとなる「個体認識」は RFID(RadioFrequency Identification) を核として、様々なインフラ、サービスを創出し続けています。 本講義では歴史を振り返りながら RFID の種類や特徴を解説しますが、受信感度10万倍を実現した最新の Mojix Star System を使うことで今までに無い新たなソリューションを生み出す事が可能となります。未来 社会の中で RFID はどのような役割と責任を担っていくのかを広い視野で考察します。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング井手田 信
5月23日反復に基づくソフトウェア開発プロセス概説 ウォーターフォール型と反復に基づく(含、アジャイル)ソフトウェア開発プロセスの比較と反復プロセスとしての統一プロセス(Unified Process)の概要、開発現場への適用例
日立製作所四野見 秀明
5月30日メディア処理技術とその応用 メディア処理技術、特に自然言語処理と音声処理の応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝鈴木 優
6月6日OSS×クラウド 仮想化技術が定着してクラウドの時代となり、オープンソースソフトウェア(OSS)を取り巻く状況が変化している。Linuxやリレーショナルデータベース、Webサーバなどの従来領域に加えて、OpenStackやHadoopなどにより新たな領域が生まれている。また、それらの導入目的もコスト低減から、『攻めのIT』による新製品・新サービスの創出やビジネスモデル変革などに移りつつある。これらの状況を踏まえて、本講義では、無償で入手できるOSSの周辺で、IT企業やユーザ企業、クラウド事業者らがどのようなビジネスを展開しているかを解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ小林 敦
6月13日社会インフラにおけるIT(物づくりの本質を考える) ITベンダーが世の中でどのような役割を担っているかについて、自身が富士通のシステムエンジニアとして経験した、入社から現在までの30年間を紹介し、また物づくりの本質について考えてもらう。社会人生活を学生に分かりやすく理解していただきます。
富士通濱田 真輔
6月20日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや現代ネットワーク社会にとって必要不可欠なキーテクノロジーとなっています。本講義では、PCや携帯電話など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号の安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機松井 充
6月27日データエンジニアリング&ビジネス〜健康・医療情報の利活用に向けて〜 「日本再興戦略」をはじめとして、政府等からの各種戦略・提言において、健康長寿社会の実現が取り上げられ、研究活動やサービスの創出が求められています。これらの活動を行うにあたっては、医療・健康に関わるデータを広く収集・統合し、そのデータを利活用することが重要な位置を占めます。今回の講義では、健康・医療分野におけるデータ利活用の取り組みを例に、ICT(特にデータエンジニアリング技術)が果たす役割を紹介/議論・検討します。
日本ユニシス星野 隆之
7月4日組込みソフトウェア開発の実際と展望 携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
日本アイ・ビー・エム伊東 武
7月11日画像認識技術<非公開>
東芝岡田 隆三
7月18日コンタクトセンターにおける人工知能(IBM Watson)の活用 IBM Watson(ワトソン)とは、人間の自然言語を分析し、複雑な質問に対する回答を大量データから高速に求めることに特化した次世代の人工知能型コンピューティング・システムです。この技術をコンタクトセンターに活用することで、問合せ業務の効率化と顧客満足度の向上が図られます。また、音声認識・音声合成との組合せにより、セルフサービスで顧客対応をすることも可能になります。このようなコンタクトセンターにおける人工知能の活用について、分かり易く解説します。
日本アイ・ビー・エム行木 照雄


 ■ 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス 金曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月8日組込みソフトウェア開発の実際と展望 携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
日本アイ・ビー・エム伊東 武
4月15日コンタクトセンターにおける人工知能(IBM Watson)の活用 IBM Watson(ワトソン)とは、人間の自然言語を分析し、複雑な質問に対する回答を大量データから高速に求めることに特化した次世代の人工知能型コンピューティング・システムです。この技術をコンタクトセンターに活用することで、問合せ業務の効率化と顧客満足度の向上が図られます。また、音声認識・音声合成との組合せにより、セルフサービスで顧客対応をすることも可能になります。このようなコンタクトセンターにおける人工知能の活用について、分かり易く解説します。
日本アイ・ビー・エム行木 照雄
4月22日日本におけるオープンデータの取組み ビッグデータやパーソナルデータの議論の中、注目されているオープンデータに関して目標と可能性について説明する。また、実際に訪問した場所を含めて日本各地の自治体における取り組みの状況を述べる。また、海外における状況にも触れる。さらに、それらの状況を踏まえてこれから取り組むべき課題を検討する。
日本ユニシス三浦 仁
4月29日現実世界とデジタル世界の融合 拡張現実(AR:Augmented Reality)とは、実写の世界にデジタルの情報を重ね合わせて利用者をサポートするインターフェイスです。この技術、歴史は古いのですが位置情報を取得する仕組みと携帯デバイスの高性能、低価格化に伴い、今では誰もが手にすることのできるインターフェイスとなってきています。本講義ではARについて様々な例をあげてご理解いただくだけでなく、この技術が皆さんの身近なところで、どのように応用できるか?といった今後の展望についても検討していきます。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング井手田 信
5月6日スマートグリッドを実現するIoT無線ネットワーク技術 最近話題になっている「スマートグリッド」を実現するための無線通信技術を紹介する。日本や各国のスマートグリッドの動向を紹介し、それを支える無線通信技術の概要と、法令制度化動向、国際標準化動向なども紹介する
沖電気工業福永 茂
5月13日メディア処理技術とその応用 メディア処理技術、特に自然言語処理と音声処理の応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝鈴木 優
5月20日ワクワクを!!つなぐ
- 技術、想い、志
- 地域、全国津々浦々から世界へ
(世界一への挑戦と、 其れを支えた技術・人財について)
 獲得困難なスパコン性能 「世界一」へ挑戦し続けることにより、蓄積された世界最高峰の 「技術開発力」と言う資産、これがどの様な開発者たち、仕事のプロセスで生まれて来たのか?今や企業の「人財」となった開発者たちが、日々どの様に考え、行動し、困難を克服して来たのかを交えながら 「技術開発力」の源泉について説明する。上記事例を含めた説明を通し、開発者として要求される人材像、必要となる技術スキルや、実際の現場 (部品サプライヤー、製造工場、設置工事現場等)を支える人たちの現場力(チームワーク)の重要性を理解して貰い、今後、進路を考える上での指針として戴きたい。
富士通伊東 広樹
5月27日画像認識技術<非公開>
東芝岡田 隆三
6月3日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや現代ネットワーク社会にとって必要不可欠なキーテクノロジーとなっています。本講義では、PCや携帯電話など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号の安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機松井 充
6月10日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術 システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所福本 恭
6月17日情報の収集とその活用(大規模災害や安全保障時における迅速で正確な状況把握のための画像センサとインテリジェンスの生産) 大規模災害やテロ等の非常事態に対して素早く適切に対処するためには、迅速かつ正確な状況把握とインテリジェンス(意思決定に必要な知識)の生産が必要不可欠です。大学で学んだ知識や研究成果で、この需要に応えることができます。本講義では、状況把握のために人工衛星や航空機に搭載される電子の目(画像センサ)の威力を紹介します。さらに、収集した様々な情報(インフォメーション)からインテリジェンスを生産する仕組み、インテリジェンスを生産する上で人が陥りやすい誤りとそれを防止する方法等について、システム構築に必要な事項を分かり易くお話しします。
日本電気村田 稔
6月24日震災後の新しい社会(クラウド、SNSとの関わり) 東日本大震災の混乱の中、情報共有・伝達手段にクラウドやSNSは新たな可能性を提示してくれました。実際に富士通が被災地において、クラウド環境をどのように構築したか、またSNSの利用によって、情報の拡散と共有が迅速になり、またその動きが社会に新しい価値を提供しはじめています。
富士通濱田 真輔


 ■ 横浜国立大学 講義棟 金曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月8日ビッグデータ処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォームField Programmable Gate Array(FPGA)はユーザが自分自身で設計したシステムを、その場で実装できる便利なデバイスである。従来、FPGAはシステム評価を行うためのプロタイプ用途に使われてきたが、近年、ビッグデータ処理の複雑なアルゴリズムの解法や、加速のための用いられる場合も増えてきた。本講義ではFPGAの解説とその最新の応用方法に関して述べる。
日本電気中村 祐一
4月22日ナレッジマネジメント 企業の競争力の源泉である知識資産を有効に活用・運営するためのナレッジマネジメント手法、および、知識検索、マイニング、コミュニケーションマネジメントなどの技術について事例を交えて紹介する。また、企業に求められる人財像について伝える。
東芝中山 康子
5月13日実世界とITを結び付ける〜RFIDを使う ユビキタス社会を構築する上での第一ステップとなる「個体認識」は RFID(RadioFrequency Identification) を核として、様々なインフラ、サービスを創出し続けています。 本講義では歴史を振り返りながら RFID の種類や特徴を解説しますが、受信感度10万倍を実現した最新の Mojix Star System を使うことで今までに無い新たなソリューションを生み出す事が可能となります。未来 社会の中で RFID はどのような役割と責任を担っていくのかを広い視野で考察します。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング井手田 信
5月27日人工衛星から電子の目で地球を見る技術〜こんなに見えるのか!こんなにわかるのか!を支える技術〜 人工衛星に搭載される”人間の目をはるかに超える性能を持ったセンサ(電子の目)”、およびそれらのセンサを搭載した様々な人工衛星を紹介します。光学センサとして、高分解能なパンクロマチックセンサ、カラー画像が得られるマルチスペクトルセンサ、さらに進化したハイパースペクトルセンサを紹介します。また、電波センサとして、夜でも悪天候の下でも地表を詳細に見ることができる合成開口レーダを紹介します。さらに、これらのセンサで得られた画像データを処理/解析することにより、想像を超える情報が得られることを、処理/解析結果の画像例を多数使いながら、この分野の魅力とともに語ります。
日本電気村田 稔
6月3日コンタクトセンターにおける人工知能(IBM Watson)の活用 IBM Watson(ワトソン)とは、人間の自然言語を分析し、複雑な質問に対する回答を大量データから高速に求めることに特化した次世代の人工知能型コンピューティング・システムです。この技術をコンタクトセンターに活用することで、問合せ業務の効率化と顧客満足度の向上が図られます。また、音声認識・音声合成との組合せにより、セルフサービスで顧客対応をすることも可能になります。このようなコンタクトセンターにおける人工知能の活用について、分かり易く解説します。
日本アイ・ビー・エム行木 照雄
6月10日システムLSIの変遷- 一研究者の視点から - 筆者が三菱電機に入社した1985年頃は、LSIと言えばDRAMやマイクロプロセッサを指し、システムLSIは次の飯の種として各社が今から力を入れようとしているところだった。そのシステムLSIが今は携帯電話、デジカメ、テレビなどあらゆる電子機器に当たり前に搭載され、無くてはならないデバイスとして世界中の生活を支えている。本講座では、システムLSIを題材に、一つの技術領域が如何に黎明期から最盛期に移行していったか、筆者の経験を通してその変遷を紹介する。
三菱電機細谷 史郎
6月17日シリコンフォトニクス技術の基礎と通信用超小型光モジュールへの応用 近年、Si LSIの量産技術を光通信用デバイスに応用した、シリコンフォトニクス技術が注目を浴びている。これは、従来の石英系光導波路よりもデバイスサイズを圧倒的に小型化できる、受光器や変調器などの多機能デバイスを集積できる、LSI量産工程で生産することで低価格が期待できる、などの特徴をシリコンフォトニクス技術が有しているためである。講義では、シリコンフォトニクス技術の基礎的な説明からスタートし、同技術を光通信用モジュール製品に応用する場合の技術課題についても議論を行う。
沖電気工業佐々木 浩紀
6月24日光ファイバと計測と制御ー光を操る、光ファイバを測る、光ファイバで測るー 1966年、チャールス・カオ博士はガラスファイバによる光伝送路の可能性を予測し、その後の目を見張る発展を受け、2009年にノーベル物理学賞を受賞しました。光ファイバ通信のおかげで、私たちは大量のデータをやりとりすることが可能となりました。一方で、光の性質を巧みに利用した光計測技術や光ファイバを利用したセンシングが注目されています。本講義では、光ファイバ通信や光技術の基礎技術および最新動向を紹介しつつ、光計測技術の本質である“光を操る” 光応用計測技術および光ファイバをセンサとして用いる光ファイバセンシング技術について紹介します。
横河電機足立 正二
7月1日量子もつれ光子対を用いた量子鍵配送(量子暗号通信)技術 究極の秘匿通信を可能にする量子鍵配送(量子暗号)システムの概要と、それを支える量子もつれ光源/光ファイバ伝送/単一光子検出技術について解説する。特に、量子鍵配送技術のキーとなる量子もつれ光子対にみられる不思議な振る舞いについて紹介したい。
沖電気工業村井 仁
7月8日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや現代ネットワーク社会にとって必要不可欠なキーテクノロジーとなっています。本講義では、PCや携帯電話など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号の安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機松井 充


 ■ 岐阜大学 柳戸キャンパス 月曜日 3時限 13:00〜14:30
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月11日拡張現実(AR)と状況認識(センサーネットワーク)を用いた観光支援・地域活性化 拡張現実(AR)・状況認識(センサーネットワーク)の例示し、観光支援や地域活性化に向けた活用について述べる。日本ユニシスでの実証実験(目玉おやじロボットを使ったデジタル妖怪探し、タイトラベルナビ)や事例(デジタル妖怪スタンプラリー)を紹介する。また、地域メッシュネットワークでの情報収集や配信について紹介する。
日本ユニシス中川 靖士
4月25日「即戦力」を考える〜身に付けておくべき基礎スキルの変化〜 産側からは学側に対し、「即戦力」の育成を求める一方、学側からは産側へ「何を学ばせるべきか」を問う。このような状況が長く続く中、「即戦力」という言葉が独り歩きしている。即戦力という言葉は、企業により様々な定義があると思われるが、資格の取得やインターンシップなどへの偏重主義など、一辺倒な解釈も行われていると思われる。当講義では、クラウド時代のIT業界において即戦力とは何かを、可能であれば担当教授の方も含めて受講生と共に考え、社会人になる準備として学生時代に身に付けておくべき実践力やコンピテンシーについての講義を行う。
日本アイ・ビー・エム平山 敏弘
5月2日スーパーコンピュータ入門現在の代表的なスーパーコンピュータの活用事例をを概観しながら代表的なスーパーコンピュータの特徴を示し、SIMD演算とメモリ性能の重要性を紹介する。高速計算を今後必要とする学生へのコンピュータアーキテクチャの入門とした位置づけの内容である。
日本電気撫佐 昭裕
5月9日モーションセンサーを活用したNUI NUI(ナチュラルユーザーインターフェイス)は、マウスが中心であった従来のGUIに次ぐ、より自然な方法による機械との対話を表すキーワードである。空中のジェスチャ操作はNUIの一つであり、Microsoft Kinectをはじめとするモーションセンサーを利用することで実現できる。本講義では、モーションセンサーの活用パターンおよび実用例を紹介する。
日本ユニシス坂本 啓法
5月16日画像認識技術<非公開>
東芝岡田 隆三
5月23日IoTの基本や動向を押さえ、企業経営への活用のアプローチを学ぶ 昨今、世を賑わしているIoT(Internet of Things、モノのインターネット)。2020年には500億のモノがネットにつながると言われ、しかしながら調査によれば「IoTを"理解している"は11.1%、"まったく理解できていない"が67.3%」(クラウドWatch 2015/10/2 http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20151002_723711.html)だとの充分な理解が浸透していない状況であるとも言われています。このITをドライバーとするビジネス変革の一大トレンドは、正しく理解し、動向を押さえ、個々の企業での活用をいち早く検討することが、業界や業界の垣根を超えた競争において大きな差別化につながります。当講義では、IoTの話題や本質、最新動向を網羅的に捉えながら、企業における様々なIoT活用事例や、企業経営にIoTを活用するためのフレームワークなどを学ぶことで、学生の皆様が、今後のご研究や社会の出て、IoTをビジネスや企業の現場で活用するための知識やヒント・ノウハウをご提供します。
日本アイ・ビー・エム石井 旬
5月30日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向−こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや現代ネットワーク社会にとって必要不可欠なキーテクノロジーとなっています。本講義では、PCや携帯電話など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号の安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機松井 充
6月6日光ファイバと計測と制御ー光を操る、光ファイバを測る、光ファイバで測るー 1966年、チャールス・カオ博士はガラスファイバによる光伝送路の可能性を予測し、その後の目を見張る発展を受け、2009年にノーベル物理学賞を受賞しました。光ファイバ通信のおかげで、私たちは大量のデータをやりとりすることが可能となりました。一方で、光の性質を巧みに利用した光計測技術や光ファイバを利用したセンシングが注目されています。本講義では、光ファイバ通信や光技術の基礎技術および最新動向を紹介しつつ、光計測技術の本質である“光を操る” 光応用計測技術および光ファイバをセンサとして用いる光ファイバセンシング技術について紹介します。
横河電機足立 正二
6月13日ワクワクを!!つなぐ
- 技術、想い、志
- 地域、全国津々浦々から世界へ
(世界一への挑戦と、 其れを支えた技術・人財について)
 獲得困難なスパコン性能 「世界一」へ挑戦し続けることにより、蓄積された世界最高峰の 「技術開発力」と言う資産、これがどの様な開発者たち、仕事のプロセスで生まれて来たのか?今や企業の「人財」となった開発者たちが、日々どの様に考え、行動し、困難を克服して来たのかを交えながら 「技術開発力」の源泉について説明する。上記事例を含めた説明を通し、開発者として要求される人材像、必要となる技術スキルや、実際の現場 (部品サプライヤー、製造工場、設置工事現場等)を支える人たちの現場力(チームワーク)の重要性を理解して貰い、今後、進路を考える上での指針として戴きたい。
富士通伊東 広樹
6月20日メディア処理技術とその応用 メディア処理技術、特に自然言語処理と音声処理の応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝鈴木 優
6月27日スマートグリッドを実現するIoT無線ネットワーク技術 最近話題になっている「スマートグリッド」を実現するための無線通信技術を紹介する。日本や各国のスマートグリッドの動向を紹介し、それを支える無線通信技術の概要と、法令制度化動向、国際標準化動向なども紹介する。
沖電気工業福永 茂
7月4日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術 システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所福本 恭
7月11日天気予報システム開発プロジェクトとイノベーション 放送局における天気予報システム開発において、プロジェクトマネージャとしての経験談を紹介する。地震、津波という緊急電文を扱うシステム開発の特殊性を解説し、プロジェクトを進める中で、お客様の心を掴んだ秘話を紹介する。期待以上の顧客価値を提供するイノベーションとは何かについても伝える。
富士通濱田 真輔
7月25日人工衛星から電子の目で地球を見る技術〜こんなに見えるのか!こんなにわかるのか!を支える技術〜 人工衛星に搭載される”人間の目をはるかに超える性能を持ったセンサ(電子の目)”、およびそれらのセンサを搭載した様々な人工衛星を紹介します。光学センサとして、高分解能なパンクロマチックセンサ、カラー画像が得られるマルチスペクトルセンサ、さらに進化したハイパースペクトルセンサを紹介します。また、電波センサとして、夜でも悪天候の下でも地表を詳細に見ることができる合成開口レーダを紹介します。さらに、これらのセンサで得られた画像データを処理/解析することにより、想像を超える情報が得られることを、処理/解析結果の画像例を多数使いながら、この分野の魅力とともに語ります。
日本電気村田 稔


 ■ 北陸先端科学技術大学院大学  15:20〜17:00
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
6月17日震災後の新しい社会(クラウド、SNSとの関わり) 東日本大震災の混乱の中、情報共有・伝達手段にクラウドやSNSは新たな可能性を提示してくれました。実際に富士通が被災地において、クラウド環境をどのように構築したか、またSNSの利用によって、情報の拡散と共有が迅速になり、またその動きが社会に新しい価値を提供しはじめています。
富士通濱田 真輔
6月24日ワクワクを!!つなぐ
 - 技術、想い、志
 - 地域、全国津々浦々から世界へ
(世界一への挑戦と、 其れを支えた技術・人財について)
 獲得困難なスパコン性能 「世界一」へ挑戦し続けることにより、蓄積された世界最高峰の 「技術開発力」と言う資産、これがどの様な開発者たち、仕事のプロセスで生まれて来たのか?今や企業の「人財」となった開発者たちが、日々どの様に考え、行動し、困難を克服して来たのかを交えながら 「技術開発力」の源泉について説明する。上記事例を含めた説明を通し、開発者として要求される人材像、必要となる技術スキルや、実際の現場 (部品サプライヤー、製造工場、設置工事現場等)を支える人たちの現場力(チームワーク)の重要性を理解して貰い、今後、進路を考える上での指針として戴きたい。
富士通伊東 広樹