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IS-11-情端-4 磁気記憶装置に関する調査報告書

■ エグゼクティブサマリ ■

1.2010年のHDD市場実績
2010年の全世界での総出荷台数予想値は6億5,095万台(前年比17%増)であり,そのうち日本国内需要向け予想値は3,947万台(前年比6%増)となった。
2.2011年のHDD市場動向
2011 年の全世界での総出荷台数は6億8,519 万台(前年比5%増)であり,そのうち日本国内向けは3,982 万台(前年比1%増)と見通した。
3.2013年までのHDD市場動向
2012 年以降も順調に出荷数量は成長し,2013 年には全世界の出荷台数が7億7,392 万台(2011 年
以降で年平均6%増)まで伸びるという調査結果となった。そのうち日本国内向けは4,137 万台(2011年以降で年平均2%増)と,堅調な推移である。
4.HDDの製品動向
HDD の低コスト,大容量化に向けた高密度記録の技術革新は目覚ましく,垂直磁気記録の採用に加え,データ記録/再生ヘッドの位置決めや浮上制御の高精度化技術の採用により,更に大容量化を進めている。現在,3.5 型では,3.0TB,2.5 型では,1.5TB の高容量製品が登場しており,記録密度という点では,3.5 型ではディスク1枚あたり750GB,2.5 型では,ディスク1枚あたり500GB の容量が実現されている。

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