JEITA
2018年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 下期
2018年
JEITA講座運営WG

《 2018年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 下期 》


【 下期 】
 ■ 立命館大学B びわこ・くさつキャンパス 火曜日 5時限 16:20〜17:50
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月2日組込みソフトウェア開発の実際と展望 携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
日本アイ・ビー・エム
10月9日自動運転などの重要技術「車載通信(コネクテッド・カー)技術」の標準化動向 自動運転の実用化に向けた研究開発が盛んである。自動運転など次世代交通分野では車車間、路車間などでの通信(コネクテッド・カー)技術が重要な鍵である。コネクテッド・カー関連の国内外の標準化体制、動向について学ぶ。
沖電気工業
10月16日コンタクトセンターにおける人工知能(IBM Watson)の活用 IBM Watson(ワトソン)とは、人間の自然言語を分析し、複雑な質問に対する回答を大量データから高速に求めることに特化した次世代の人工知能型コンピューティング・システムです。この技術をコンタクトセンターに活用することで、問合せ業務の効率化と顧客満足度の向上が図られます。また、音声認識・音声合成との組合せにより、セルフサービスで顧客対応をすることも可能になります。このようなコンタクトセンターにおける人工知能の活用について、分かり易く解説します。
日本アイ・ビー・エム
10月23日データ活用に関する国内外の状況とオープンイノベーションにむけた取り組み ビッグデータやパーソナルデータ、オープンデータなどのデータ活用に向けた国内外の状況についてとくにオープンデータに注目してご紹介します。また、実際に訪問した場所を含めてオープンデータに関する日本各地の自治体における取り組みの状況を報告します。さらに、それらの背景に関連してイノベーティブなビジネスへの取り組みに関して紹介します。
日本ユニシス
10月30日震災後の新しい社会(クラウド、SNSとの関わり) 東日本大震災の混乱の中、情報共有・伝達手段にクラウドやSNSは新たな可能性を提示してくれました。実際に富士通が被災地において、クラウド環境をどのように構築したか、またSNSの利用によって、情報の拡散と共有が迅速になり、またその動きが社会に新しい価値を提供していることについて考えていただく講義です。
富士通
11月6日AI処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォーム Field Programmable Gate Array(FPGA)はユーザが自分自身で設計したシステムを、その場で実装できる便利なデバイスである。従来、FPGAはシステム評価を行うためのプロタイプ用途に使われてきたが、近年、AI処理の複雑なアルゴリズムの解法や、加速のための用いられる場合も増えてきた。本講義ではFPGAの解説とその最新の応用方法に関して述べる。
日本電気
11月20日情報セキュリティの基盤技術
暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号−
 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。
 本講義では、PCや携帯電話、ICカードなど、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号に求められる安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機
11月27日現実世界とデジタル世界の融合 拡張現実(AR:Augmented Reality)とは、実写の世界にデジタルの情報を重ね合わせて利用者をサポートするインターフェイスです。この技術、歴史は古いのですが位置情報を取得する仕組みと携帯デバイスの高性能、低価格化に伴い、今では誰もが手にすることのできるインターフェイスとなってきています。本講義ではARについて様々な例をあげてご理解いただくだけでなく、この技術が皆さんの身近なところで、どのように応用できるか?といった今後の展望についても検討していきます。
日本アイ・ビー・エム
12月4日画像認識技術 画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
12月11日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術 システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
12月18日世界一への挑戦と其れを支えた技術・人財について( ワクワク!! をつなぐ ) 国家プロジェクトである次世代スーパーコンピュータ開発(「京」プロジェクト)を通して、営業、開発、製造、購買、設置工事、SEの各部門が、それぞれどの様な問題や課題を抱えながら、それらの困難をどの様にしてチーム全体で乗り切り、世界第一位のタイトルと世界初の10PFlops超えの記録を達成したのか、その軌跡を技術的な話も交えながら、今後、ビジネスや研究に従事する皆さんにお伝えします。
富士通
12月25日コミュニケーションAIの技術と応用 人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ


 ■ 立命館大学C びわこ・くさつキャンパス 金曜日 7,8時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月5日企業における情報共有 〜ソーシャルからAI活用まで〜 企業の中で仕事をするときどうやって情報共有をしているか興味ありませんか?
 企業内の情報共有やコラボレーションの方法は時代とともに変化しています。最近は、TwitterやSNSなどのソーシャルメディアの技術や考え方が、企業内にも次々と導入されています。さらにAIを使った対話型のコラボレーション支援も始まっています。この講義では、事例やIBM社内の身近な例を紹介しながら、企業内情報共有基盤の動向や製品について紹介します。
日本アイ・ビー・エム
10月12日電子カルテが拓く未来の医療 安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めている。電子カルテを始めとする医療情報のIT化について、歴史及び現状、目的と機能、将来の方向性について紹介する。
富士通
10月19日拡張現実(AR)などを用いた観光支援・地域活性化と将来展望 拡張現実(AR)・通信基盤(メッシュネットワーク)の例示し、観光支援や地域活性化に向けた活用について述べる。日本ユニシスでの実証実験(目玉おやじロボット、タイトラベルナビ)や事例(妖怪スタンプラリー)を紹介する。また、地域メッシュネットワーク(NerveNet)での情報収集や配信について紹介する。
日本ユニシス
10月26日システムエンジニアの仕事
--スーパーコンピュータの構築を通して--
 大規模スーパーコンピュータシステムの構築事例を通して、システムエンジニアの仕事を紹介し、コンピュータ技術だけでなく、企業での業務には問題解決とプロジェクトマネージメントの能力が必要であることを示す。
 講義の前半では、システムエンジニアの業務概要を紹介し、顧客の課題解決のためにICT技術を駆使していることを紹介し、後半では地球シミュレータ構築時の苦労話を通してプロジェクトマネージメントの方法を紹介する。
日本電気


 ■ 立命館大学D びわこ・くさつキャンパス 木曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
11月15日拡張現実(AR)などを用いた観光支援・地域活性化と将来展望 拡張現実(AR)・通信基盤(メッシュネットワーク)の例示し、観光支援や地域活性化に向けた活用について述べる。日本ユニシスでの実証実験(目玉おやじロボット、タイトラベルナビ)や事例(妖怪スタンプラリー)を紹介する。また、地域メッシュネットワーク(NerveNet)での情報収集や配信について紹介する。
日本ユニシス
11月22日国際化・多様化する社会での求められる多面性 一つの専門分野の学問や業務を続けるには、常に最前線の知見が求められるばかりでなく、停滞・陳腐化するリスクも考慮する必要があります。国際化・多様化する社会や市場において、研究開発や創造的な仕事に就くにあたり、一つの分野に拘らず、様々な経験をプラスに転じ、かつ他にはない価値をいかに創造していくかについてこれまでの研究開発経験や、海外での勤務体験を通じた具体例を交えながらお話しします。たとえば、かつて隆盛を極めた技術がどうして沈下していったのか、近年話題となっているあらたな技術や市場の展開で、どのようにして生き残っていくかについて、求められてくる考え方の解説を行います。
富士通研究所
11月29日APIエコノミーとは何か?
業界を超えた企業のAPI連携によって進むシェアリングエコノミーの最新動向紹介
 モバイル・アプリの浸透により、企業はこれまでとはまったく異なる消費者の台頭に直面しています。常に最高のUX(User Experience)を求める消費者を満足させ続けるには、従来のような自前主義だけではやっていけません。
 近年急速に広がる企業のAPI公開はこうしたSoE(Systems of Engagement)分野への一つの有力なソリューションとなります。価値あるサービスやデータを企業が公開していくためのスタンダードとしてWeb APIをどのように活用しているのか、API連携によってどのような新たなビジネスが考えられるのか、また安全なAPI公開には何が必要なのか、を多くの事例と共に解説します。
日本アイ・ビー・エム
12月6日企業におけるデータマイニング技術の活用および期待 近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。
三菱電機インフォメーションシステムズ


 ■ 中央大学 後楽園キャンパス 木曜日 3時限 13:00〜14:30
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
9月27日未来社会を支える5Gネットワーク 高画質映像の配信など未来社会において高度でかつ多様なデジタルサービスが現れてきます。そのサービスを支える5Gネットワークについて、背景、技術の方向性、活用サービスについて概論し、新しい社会像を共有します。
ユニアデックス
10月4日企業内ネットワークの最新技術とアーキテクチャー 企業内ネットワークで実際に使用されているネットワーク技術に基づいて、最近のトレンドやアーキテクチャ(設計の考え方)を解説する。
以下、例として、
・企業内ネットワークの動向。企業内ネットワークの特徴、データセンターネットワークの最新技術、ルーティング、高信頼設計、ネットワークセキュリティなど。
・ネットワークアプリケーションの性能分析手法。ネットワーク遅延が性能に与える影響、分析手法、パフォーマンス向上の手法、など。
・企業内ネットワークの設計・構築プロジェクトの実際。要件定義、プロジェクトマネージメン、ドキュメンテーション、テストなど。
日本アイ・ビー・エム
10月11日ブロックチェーンとは何だろうか 最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造、およびブロックチェーンを使ったアプリケーションであるビットコインを技術的に解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。
沖電気工業
10月18日世界一への挑戦と其れを支えた技術・人財について
( ワクワク!! をつなぐ )
 国家プロジェクトである次世代スーパーコンピュータ開発(「京」プロジェクト)を通して、営業、開発、製造、購買、設置工事、SEの各部門が、それぞれどの様な問題や課題を抱えながら、それらの困難をどの様にしてチーム全体で乗り切り、世界第一位のタイトルと世界初の10PFlops超えの記録を達成したのか、その軌跡を技術的な話も交えながら、今後、ビジネスや研究に従事する皆さんにお伝えします。
富士通
10月25日スマートグリッドを実現するIoT無線ネットワーク技術 最近話題になっている「スマートグリッド」を実現するための無線通信技術を紹介する。日本や各国のスマートグリッドの動向を紹介し、それを支えるIoT無線通信技術の概要と、法令制度化動向、国際標準化動向なども紹介する。
沖電気工業
11月8日企業におけるデータマイニング技術の活用および期待 近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月15日データに基づく地域分析
〜地域デザインに向けて〜
 地域を多面的に分析し、相対比較することで特徴を捉える「都道府県幸福度ランキング」の考え方を踏まえ、より多様な視点で、データから地域の特徴(強みや弱み等)を抽出し、新たな気づきを得るための分析方法や表現方法について探究しています。地域らしさを生かしたまちづくりに向けて、分析結果がどのように役立っているのかを説明します。
日本ユニシス
11月22日OSS×クラウド 仮想化技術が定着してクラウドの時代となり、オープンソースソフトウェア(OSS)を取り巻く状況が変化している。Linuxやリレーショナルデータベース、Webサーバなどの従来領域に加えて、OpenStackやHadoopなどにより新たな領域が生まれている。また、それらの導入目的もコスト低減から、『攻めのIT』による新製品・新サービスの創出やビジネスモデル変革などに移りつつある。
 これらの状況を踏まえて、本講義では、無償で入手できるOSSの周辺で、IT企業やユーザ企業、クラウド事業者らがどのようなビジネスを展開しているかを解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月29日震災後の新しい社会(クラウド、SNSとの関わり) 東日本大震災の混乱の中、情報共有・伝達手段にクラウドやSNSは新たな可能性を提示してくれました。実際に富士通が被災地において、クラウド環境をどのように構築したか、またSNSの利用によって、情報の拡散と共有が迅速になり、またその動きが社会に新しい価値を提供していることについて考えていただく講義です。
富士通
12月6日企業における情報共有
〜ソーシャルからAI活用まで〜
 企業の中で仕事をするときどうやって情報共有をしているか興味ありませんか?
 企業内の情報共有やコラボレーションの方法は時代とともに変化しています。最近は、TwitterやSNSなどのソーシャルメディアの技術や考え方が、企業内にも次々と導入されています。さらにAIを使った対話型のコラボレーション支援も始まっています。この講義では、事例やIBM社内の身近な例を紹介しながら、企業内情報共有基盤の動向や製品について紹介します。
日本アイ・ビー・エム
12月13日画像認識技術 画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
12月20日ITと地球環境
〜持続可能な社会の実現に向けて〜
 人類共通の緊急課題である地球環境問題。講義を通じてその現状を認識するとともに、課題解決に向けた電機電子業界の取り組み、特に製品・サービスにおける取り組みを解説する。そして、一見、地球環境との関わりが無さそうなITが、実は最重要課題である地球温暖化を解決に導く可能性を秘めていることについて論じ、また最新のIT技術の進化(IoT,AI,Bigdata)が地球温暖化の防止など環境問題の解決に貢献する可能性について展望する。
富士通
1月10日実トラブルから学ぶ ICTシステム構築に必要な基本知識・原理原則 言語や技術などの知識教育、専門教育ではなく、ICTシステムの構築や活用について、いろいろな観点から広く捉える講義です。構築については、実際に起こったトラブル事例や身近な例や使いながら、基本的でかつ本質的な考え方を知ってもらうのが本講義の狙いです。
 まず、ICTシステムが大規模な社会システムになってきたことと、そのため高い信頼性や高い品質が求められるいることを身近なトラブル事例等を通じて感じてもらいます。本講座のメインとして、設計・構築技術の観点から、実際に起こった身近な社会システムトラブルを題材に、システムのしくみ、どこでなにが起こったのか、原因は?、対策は?、などを分析し、システム構築の基本となる技術的な点や考え方についてのいろいろな視点からの原理原則を知ってもらいます。併せて、プロジェクトマネジメント、ソフトウエアエンジニアリングの基本的な考え方についても触れます。
 また、ICT活用の最新動向として、ソリューション事例やその提供のためにどういう人材が求められているかなども解説します。
富士通
1月17日現実世界とデジタル世界の融合 拡張現実(AR:Augmented Reality)とは、実写の世界にデジタルの情報を重ね合わせて利用者をサポートするインターフェイスです。この技術、歴史は古いのですが位置情報を取得する仕組みと携帯デバイスの高性能、低価格化に伴い、今では誰もが手にすることのできるインターフェイスとなってきています。本講義ではARについて様々な例をあげてご理解いただくだけでなく、この技術が皆さんの身近なところで、どのように応用できるか?といった今後の展望についても検討していきます。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング
1月24日ソーシャルメディア分析を企業活動に活かす ツイッターやブログ、消費者の関心事に特化したコミュニティや掲示板などのソーシャルメディアへのつぶやきや投稿を収集し、企業の商品やサービスの評判やニーズを分析するソーシャルメディア分析が、企業の注目を集めています。この講義ではこのソーシャルメディア分析の基本的な概念を再確認し、それを実現するテキストマイニングを中心とするテクノロジーの概要とそのエッセンスを抑えながら、実際の利用例や活用検討のためのフレームワークなどを元に企業活動での活用について学んでいただきます。
日本アイ・ビー・エム


 ■ 津田塾大学 小平キャンパス 月曜日 3時限 13:00〜14:30
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
9月24日バイオメトリクスによる個人認証技術とその応用 個人認証技術として近年注目を浴びるバイオメトリクスについて、特に顔・指紋・静脈などの技術動向や技術課題、それぞれのベンチマークテスト動向、国際標準化動向、IC旅券や出入国管理やビッグデータなどへの応用について述べる。
日本電気
10月1日自動運転などの重要技術「車載通信(コネクテッド・カー)技術」の標準化動向 自動運転の実用化に向けた研究開発が盛んである。自動運転など次世代交通分野では車車間、路車間などでの通信(コネクテッド・カー)技術が重要な鍵である。コネクテッド・カー関連の国内外の標準化体制、動向について学ぶ。
沖電気工業
10月8日現実世界とデジタル世界の融合 拡張現実(AR:Augmented Reality)とは、実写の世界にデジタルの情報を重ね合わせて利用者をサポートするインターフェイスです。この技術、歴史は古いのですが位置情報を取得する仕組みと携帯デバイスの高性能、低価格化に伴い、今では誰もが手にすることのできるインターフェイスとなってきています。本講義ではARについて様々な例をあげてご理解いただくだけでなく、この技術が皆さんの身近なところで、どのように応用できるか?といった今後の展望についても検討していきます。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング
10月15日IoTを支えるセキュリティ技術 社会インフラや自動車分野では、機器をネットワークにつなぐことで、システムの高度な管理やユーザの利便性向上を目指しています。その一方で、ネットワーク接続に伴い、これらのシステムはセキュリティリスクに晒されることになりました。本講義では、情報セキュリティを支える暗号技術を中心として、IoTシステムにおけるセキュリティ技術を概観します。
日立製作所
10月29日未来社会を支える5Gネットワーク 高画質映像の配信など未来社会において高度でかつ多様なデジタルサービスが現れてきます。そのサービスを支える5Gネットワークについて、背景、技術の方向性、活用サービスについて概論し、新しい社会像を共有します。
ユニアデックス
11月5日電子カルテが拓く未来の医療 安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めている。
 電子カルテを始めとする医療情報のIT化について、歴史及び現状、目的と機能、将来の方向性について紹介する。
富士通
11月12日IoT時代のオープンイノベーションと技術マーケティングに基づく技術・商品開発 IoTの時代を迎え、ビジネス環境のパラダイムが大きシフトし、また、グローバル競争が激化する中で、何らかのイノベーションによってブレイクスルーを求める経営者や技術・研究者の意識と期待が高まっている。
 講義では、次世代の社会・産業のコンセプトを俯瞰的に捉え、その価値観を満たす商品・サービスを実現するための技術の高度化とその組み合わせを図る、いわゆるオープンイノベーションとそれを実践する技術マーケティングによる技術・商品開発ついて概説する。
沖電気工業
11月19日ITと地球環境
〜持続可能な社会の実現に向けて〜
 人類共通の緊急課題である地球環境問題。講義を通じてその現状を認識するとともに、課題解決に向けた電機電子業界の取り組み、特に製品・サービスにおける取り組みを解説する。そして、一見、地球環境との関わりが無さそうなITが、実は最重要課題である地球温暖化を解決に導く可能性を秘めていることについて論じ、また最新のIT技術の進化(IoT,AI,Bigdata)が地球温暖化の防止など環境問題の解決に貢献する可能性について展望する。
富士通
11月26日コミュニケーションAIの技術と応用 人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
12月3日企業におけるデータマイニング技術の活用および期待 近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
12月10日AI最前線ワークショップ 人工知能関連技術の概要、現場での活用事例とその中で使われている技術について紹介します。また、簡単なプログラミング体験をして頂きます。
ユニアデックス
12月17日システム開発における要件定義の重要性とモデリング技術 とかく実装技術に偏りがちな情報工学の中で、システム開発の成否の50%以上を握ると言われている要件定義の必要性、難しさ、役割・責任論、および特に必要とされるモデリング技術のポイントについて講義する。
富士通クオリティ&ウィズダム
1月7日FINTEC Now! 高度IT化した金融サービスの最前線 欧米諸国及び日本で展開されているFINTECHの最新動向を紹介し、その中から使用されているIT技術(Cloud, Analytics, Mobility, Social, Security)を解析します。
日本アイ・ビー・エム
1月21日データ活用に関する国内外の状況とオープンイノベーションにむけた取り組み ビッグデータやパーソナルデータ、オープンデータなどのデータ活用に向けた国内外の状況についてとくにオープンデータに注目してご紹介します。また、実際に訪問した場所を含めてオープンデータに関する日本各地の自治体における取り組みの状況を報告します。さらに、それらの背景に関連してイノベーティブなビジネスへの取り組みに関して紹介します。
日本ユニシス
1月28日ECサイトの作り方 もはや「ネット通販」などという定義ではくくれないほど大きな存在になったEC。実店舗ではなくネット上で買い物を済ますヒトも多くなっていることと思います。ではWebサイトシステムとしてみたとき、ECサイトにはどんな要素が必要でしょうか。ユーザー管理、在庫管理、価格管理、配送管理、UXデザイン……考えられるだけでも扱うデータの種類が多岐にのぼります。
 また、最近はマーケティングやユーザーレビュー、AR(拡張現実)対応……と新しい観点での個性化・差別化も重要になっています。そういった最近のトレンドも紹介していきます。
日本IBM システムズ・エンジニアリング


 ■ 電気通信大学 火曜日 5時限 16:15〜17:45
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月9日ブロックチェーンとは何だろうか 最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造、およびブロックチェーンを使ったアプリケーションであるビットコインを技術的に解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。
沖電気工業
10月23日IoT時代におけるLPWA(Low Power Wide Area)ネットワークの動向と技術 昨今IoTが注目され同時にその次の世代で必要とされているLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク技術を紹介する。LPWAの技術動向や活用動向およびLPWA通信技術の概要を紹介します。
ユニアデックス
10月30日OSS×クラウド 仮想化技術が定着してクラウドの時代となり、オープンソースソフトウェア(OSS)を取り巻く状況が変化している。Linuxやリレーショナルデータベース、Webサーバなどの従来領域に加えて、OpenStackやHadoopなどにより新たな領域が生まれている。また、それらの導入目的もコスト低減から、『攻めのIT』による新製品・新サービスの創出やビジネスモデル変革などに移りつつある。これらの状況を踏まえて、本講義では、無償で入手できるOSSの周辺で、IT企業やユーザ企業、クラウド事業者らがどのようなビジネスを展開しているかを解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月6日モノ作りからコト作り(サービスビジネス)へ
〜発想力養成トレーニング〜
 日々刻々と変化する国際情勢、経済環境、自然環境。その中でモノ作りだけをしていては、国際競争には勝てません。当講義は破壊的イノベーションの持つ影響力を説明すると共に、コト作りはどのように発想すればよいのかをワークショップを通して考えていただきます。
 目的、目標、手段の考え方、またストーリーを作るとはどういうことかを考えていただきます。当講義は特に技術だけを追求しがちな方々に、何のために働くのかを考えていただく講義でもあります。
富士通
11月13日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術 システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
11月20日量子もつれ光子対を用いた量子鍵配送(量子暗号通信)技術 究極の秘匿通信を可能にする量子鍵配送(量子暗号)システムの概要と、それを支える量子もつれ光源/光ファイバ伝送/単一光子検出技術について解説する。特に、量子鍵配送技術のキーとなる量子もつれ光子対にみられる不思議な振る舞いについて紹介したい。
沖電気工業
11月27日AI処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォーム Field Programmable Gate Array(FPGA)はユーザが自分自身で設計したシステムを、その場で実装できる便利なデバイスである。従来、FPGAはシステム評価を行うためのプロタイプ用途に使われてきたが、近年、AI処理の複雑なアルゴリズムの解法や、加速のための用いられる場合も増えてきた。本講義ではFPGAの解説とその最新の応用方法に関して述べる。
日本電気
12月4日エッジコンピューティングの実現を考慮したIoTインフラの最適化 Industry 4.0、自動運転、スマートシティなどの取り組みが現実になりつつあり、それを支えるIoTインフラのアーキテクチャーの設計と最適化をどう行いますか。エッジコンピューティングが一つの解として考えられますが、どのような手法で技術を選定し、実装するかを説明します。
日本アイ・ビー・エム
1月8日知能の測り方
〜人工知能 VS 動物・ヒトの知能
 ディープラーニングがブレイクスルーとなって、人工知能の技術革新が活況を呈しています。ヒトを超えるとの予測もちらほら聞こえてくるなか、知能の高さはどうやって測るのでしょうか。そもそも「知能」とは何でしょうか。ヒトやロボットの他にも、われわれのペットや野生の動物にも知能はあるのでしょうか。この講義では脳や動物行動学の研究の歴史を踏まえ、最近の人工知能のトレンドとの比較から見えてくるヒトや動物の相違点や人工知能への向き合い方を考えます。
日本IBM システムズ・エンジニアリング


 ■ 東北大学 木曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月4日自動運転などの重要技術「車載通信(コネクテッド・カー)技術」の標準化動向 自動運転の実用化に向けた研究開発が盛んである。自動運転など次世代交通分野では車車間、路車間などでの通信(コネクテッド・カー)技術が重要な鍵である。コネクテッド・カー関連の国内外の標準化体制、動向について学ぶ。
沖電気工業
10月11日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術 システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
10月18日IoTを支えるセキュリティ技術 社会インフラや自動車分野では、機器をネットワークにつなぐことで、システムの高度な管理やユーザの利便性向上を目指しています。その一方で、ネットワーク接続に伴い、これらのシステムはセキュリティリスクに晒されることになりました。本講義では、情報セキュリティを支える暗号技術を中心として、IoTシステムにおけるセキュリティ技術を概観します。
日立製作所
10月25日情報セキュリティの基盤技術
暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号−
 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では、個人のプライバシー保護や企業機密保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。本講義では、PCや携帯電話、ICカードなど、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、暗号に求められる安全性とは何かについてわかりやすく説明します。また最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についても解説します。
三菱電機
11月1日バイオメトリクスによる個人認証技術とその応用 個人認証技術として近年注目を浴びるバイオメトリクスについて、特に顔・指紋・静脈などの技術動向や技術課題、それぞれのベンチマークテスト動向、国際標準化動向、IC旅券や出入国管理やビッグデータなどへの応用について述べる。
日本電気
11月8日ブロックチェーンとは何だろうか 最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造、およびブロックチェーンを使ったアプリケーションであるビットコインを技術的に解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。
沖電気工業
11月15日宇宙開発分野の軌道力学システム開発技術 人工衛星を扱うシステムにおける土台とも言うべき技術が、人工衛星の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、人工衛星の軌道を扱うシステムがどのような「めんどうなこと」を考慮しながら作られているか、できるだけ数式を使わずに、直感的かつ定量的な把握に重点を置いて説明する。
 また、日本の宇宙開発が本格的に始動した1970年代初頭から今日に至るまで、日本の宇宙開発の経緯と軌道力学技術の進展を関連付けて説明する。最近ニュースの話題に出ることもあるスペースデブリ、準天頂衛星、衛星測位システムについても、軌道力学の観点から見た特徴や難しさについて説明する。
富士通
11月22日天気予報システム開発プロジェクトとイノベーション 放送局における天気予報システム開発プロジェクトを、プロジェクトマネージャの立場で紹介する。地震、津波という緊急電文を扱うシステム開発の特殊性を解説し、プロジェクトを進める中で、お客様の心を掴んだ秘話を紹介する。イノベーションという言葉は良く聞くが、期待以上の顧客価値を提供するとは、どのようなことかについて考えていただく講義です
富士通
12月6日コミュニケーションAIの技術と応用 人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
12月13日知能の測り方
〜人工知能 VS 動物・ヒトの知能
 ディープラーニングがブレイクスルーとなって、人工知能の技術革新が活況を呈しています。ヒトを超えるとの予測もちらほら聞こえてくるなか、知能の高さはどうやって測るのでしょうか。そもそも「知能」とは何でしょうか。ヒトやロボットの他にも、われわれのペットや野生の動物にも知能はあるのでしょうか。
  この講義では脳や動物行動学の研究の歴史を踏まえ、最近の人工知能のトレンドとの比較から見えてくるヒトや動物の相違点や人工知能への向き合い方を考えます
日本IBM システムズ・エンジニアリング
12月20日FINTEC Now! 高度IT化した金融サービスの最前線 欧米諸国及び日本で展開されているFINTECHの最新動向を紹介し、その中から使用されているIT技術(Cloud, Analytics, Mobility, Social, Security)を解析します。
日本アイ・ビー・エム