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2020年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 下期
2020年
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《 2020年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 下期 》


【 下期 】
 ■ 中央大学 原則オンライン 木曜日 3時限 13:20〜15:00
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
9月24日ブロックチェーンとは何だろうか最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造を解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。
沖電気工業
10月1日企業における情報共有 〜AIで進化するデジタル環境〜企業における情報共有やコラボレーションの方法は時代とともに変化しています。ソーシャルメディアの技術や考え方が、企業内にも次々と導入されて、さらにAIを使った対話型のコラボレーション支援も広がりつつあります。この講義では、AIを中心とする最先端の技術の紹介ならびに事例やIBM社内の身近な例を紹介しながら、企業内情報共有基盤の動向について紹介します。
日本アイ・ビー・エム
10月8日宇宙開発分野の軌道力学システム開発技術--
富士通
10月15日OSS×クラウド 仮想化技術が定着してクラウドの時代となり、オープンソースソフトウェア(OSS)を取り巻く状況が変化している。
 Linuxやリレーショナルデータベース、Webサーバなどの従来領域に加えて、OpenStackやHadoopなどにより新たな領域が生まれている。また、それらの導入目的もコスト低減から、『攻めのIT』による新製品・新サービスの創出やビジネスモデル変革などに移りつつある。
 これらの状況を踏まえて、本講義では、無償で入手できるOSSの周辺で、IT企業やユーザ企業、クラウド事業者らがどのようなビジネスを展開しているかを解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月5日企業におけるデータマイニング技術の活用および期待近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月12日量子コンピュータ最新動向最近新聞やTVなどで、膨大な計算が一瞬で解ける、通信暗号が破られる、といった量子コンピュータの話題が取り上げられています。実際に、量子コンピュータの開発がどこまで進んでいるのか?またどんなことに使えるのか?について最新の動向をご紹介します。
ユニアデックス
11月19日現実世界とデジタル世界の融合最近では総称してXRと呼ばれることが多くなったVR/AR/MRは使用するデバイスによって何ができるのかが違って来ます。安価なデバイスの出現や無料で使える開発環境により誰でもがXRアプリを作ることもできるようになり身近な存在となって来ていますが、面白いだけでなく役に立つXRアプリの要件とは何なのかを考えます。また徐々に増えて来ているフィードバックデバイスにより視覚以外の感覚器を使ったXRアプリも可能になりつつあります。その先にはどのような世界があるのかを考察します。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング
11月26日感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用Affective Computingの概要、事例、歴史、技術、サービス、今後について紹介する。人間の感情や感じることについてディスカッションし、国際学会の動向を含めて活用状況を共有する。
日本ユニシス
12月3日IoT時代の商品づくり 〜これからの「ものづくり」に求められるもの〜IoTの時代が到来し、様々な機器がインターネットに接続され、情報発信することが当たり前になった。米国での「第四の産業革命」、ドイツのIndusty 4.0など新しいものづくりが推進され、ものづくりとITを融合した、全く新しい価値を持った商品(サービス)が実現され、多くの産業で従来主流であった商品やサービスが片隅に追いやられ、場合によっては姿を消しかねない状況になりつつある、このような動きの中で、日本が得意としてきたものづくり産業とIT企業にはどのような取組みが求められているのか? いくつかの事例を通して新たな動きを紹介した上で、グループディスカッションを通して受講生と様々な課題や可能性について考える。
富士通ミッションンクリティカルソフトウェア
12月10日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
12月17日人間特性に基づく公共機器・ オフィス機器のインタフェース研究人間工学や認知科学の知見をベースに、人間特性を考慮した使いやすく、わかりやすいシステムを設計するため、インタフェースの研究開発を行っており、その取り組みを紹介する。特に、ATMや複合機の事例を通し、UD(ユニバーサルデザイン)、UX(ユーザエクスペリエンス)といった観点から高齢者等の操作支援について解説する。また、最新の感情推定技術を用いたインタフェースの研究開発の事例も紹介する。
沖電気工業
1月7日グラフデータベースで見えてくる世界 〜「つながり」を可視化しようカーナビの経路検索やSNSビッグデータの検索はどんな仕組みになっているでしょうか。最近ではデータの「つながり」を意識した、ネットワークやグラフ構造を扱った「グラフ型データベース」が脚光を浴びています。また、最近の人工知能の躍進とも合わせて知識データベースの基盤としても期待されています。
どんな考え方でできているのか? どんな用途に向いているのか? 実例やデモを交えてお話します。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
1月14日未来社会を支える5Gネットワークと新たなデジタルビジネス2020年、日本において本格的に次世代無線ネットワークである”5G"サービスが始まります。5Gネットワークは、高速・低遅延・多接続の機能面が注目されていましたが、実際には新たなデジタルビジネスを実現するための重要な社会インフラの役割を担っています。
 今回は、5Gネットワークに関するトレンド情報、新たなデジタルビジネスへの利活用を中心として未来社会を思い描ける話をします。
ユニアデックス

 ■ 立命館大学 オンライン 金曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月9日電子カルテが拓く未来の医療安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めている。
電子カルテを始めとする医療情報のIT化について、歴史及び現状、目的と機能、将来の方向性について紹介する。
富士通
10月16日感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用Affective Computingの概要、事例、歴史、技術、サービス、今後について紹介する。人間の感情や感じることについてディスカッションし、国際学会の動向を含めて活用状況を共有する。
日本ユニシス
10月23日企業におけるデータマイニング技術の活用および期待近年、企業情報システムが増加し、様々な業務において企業活動データ、ログなどが蓄積されてきている。販売管理やクレームの処理において、これら蓄えられたデータをデータマイニング技術によりデータ分析し、企業活動へフィードバックする事例などについて説明する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
10月30日企業における情報共有 〜AIで進化するデジタル環境〜企業における情報共有やコラボレーションの方法は時代とともに変化しています。ソーシャルメディアの技術や考え方が、企業内にも次々と導入されて、さらにAIを使った対話型のコラボレーション支援も広がりつつあります。この講義では、AIを中心とする最先端の技術の紹介ならびに事例やIBM社内の身近な例を紹介しながら、企業内情報共有基盤の動向について紹介します。
日本アイ・ビー・エム
11月6日システムエンジニアの仕事--スーパーコンピュータの構築を通して-- 大規模スーパーコンピュータシステムの構築事例を通して、システムエンジニアの仕事を紹介し、コンピュータ技術だけでなく、企業での業務には問題解決とプロジェクトマネージメントの能力が必要であることを示す。
 講義の前半では、システムエンジニアの業務概要を紹介し、顧客の課題解決のためにICT技術を駆使していることを紹介し、後半では地球シミュレータ構築時の苦労話を通してプロジェクトマネージメントの方法を紹介する。
日本電気

 ■ 電気通信大学 オンライン 火曜日 5時限 16:15〜17:45
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月13日Fintechを支える技術Fintech(英: financial technology)は、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略である。スマフォを利用した新金融サービス、ブロックチェーンを活用したデジタル通貨、AIを活用した事務効率化ソリューションなど様々なサービスが産み出されている。本講義では、Fintechサービスで使われる技術について解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
10月20日IT現場における「知的創造」と「品質確保」世の中のためになるコンピューターシステムを開発する上で必要となる、IT現場における知的創造と品質管理のノウハウを学習しましょう。
1.創造力養成
・発明のポイント
・ヒラメキのつくりかた

2.ソフトウェアの品質管理
・レビューについて
・テストの方法
・品質管理技法
・定量的、定性的品質評価の方法
富士通
10月27日グラフデータベースで見えてくる世界 〜「つながり」を可視化しようカーナビの経路検索やSNSビッグデータの検索はどんな仕組みになっているでしょうか。最近ではデータの「つながり」を意識した、ネットワークやグラフ構造を扱った「グラフ型データベース」が脚光を浴びています。また、最近の人工知能の躍進とも合わせて知識データベースの基盤としても期待されています。
どんな考え方でできているのか? どんな用途に向いているのか? 実例やデモを交えてお話します。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
11月10日データ分析で「おもろいコト」をやるには?Jリーグ、鹿島アントラーズ、農業などのデータ利活用事例を通して、実社会にインパクトのある「おもろいコト」を実践するためのヒントを持って帰ってください。
三菱ケミカルホールディングス
11月17日リーダーシップについて〜これから社会人となる院生/学部生のみなさまへ具体的な企業での実例から〜某大学院で工学系大学院生向けに3年間講義をさせていただいた内容です。卒業後、社会人となる院生/学部生の皆様に向けて、企業あるいは研究所などで就職することは、多くの多様なひとたちと組織として仕事をすることになります。学生時代と異なる環境となりますが、その中でも、自律的に自ら考え、行動し、周囲を巻き込みながらものごとを進めていく力が必要になります。これが「リーダーシップ」で、必ずしも立場が上のひとのみが必要なものではなく、ひとりひとりが自らのなかに持たなければならないものです。講義では講演者の実際の企業内部で経験した実例を紹介させていただき、にどのようなことを毎日行えば「リーダーシップ」をみにつけることができるのかを具体的かつ論理的にご紹介いたします。
*講演者の実際の企業での具体例、当時の資料などが含まれますので、契約上、資料の公開、配布はできませんのでご了承ください。
日本ユニシス
12月1日IoTシステムセキュリティ 重要インフラで用いられる制御システムやIoTを支える組み込みシステムに関するセキュリティ技術を紹介する。
 本稿では近年の重要インフラやIoTでおきているサイバーセキュリティインシデント事例を紹介し、それに対する対策方法を講義する。
東芝
12月8日アフターコロナに形成されるデージテタルワールドを支えるサービスと技術コロロ禍が様々な分野で社会に変革の好機をもたらしている。遠隔操業、テレワーク、オンライン教育など、今までデジタル化できない「聖域」も一気デジタルワールドに溶け込もうとしている。本講義では、対面できなくなってからオンサイトの代わりにリモートを使うのではなく、デジタルファーストのサービス形態が展開されると共に、信頼関係、臨場感を重視しつつ、デジタル化こ価値を届ける技術も論じる。
日本アイ・ビー・エム
12月15日現場主義のコミュニケーション技術開発聴覚障碍者向けの手話コミュニケーション支援技術、遠隔地間の常時協調を可能とする音声コミュニケーションシステム、サロゲート型ロボットのインタフェース技術、工場現場間での技術伝承を可能とする遠隔作業支援システムなど、多様な現場のユーザのニーズに合わせてコミュニケーション技術を開発してきた事例を紹介しつつ、現場のニーズを吸い上げる難しさ、幅広い技術の適用が必要となる点などを紹介する。
沖電気工業
12月22日量子コンピュータでできること最近、量子コンピュータに関するニュースを見かけることが多いと思います。しかし、量子コンピュータが、なぜ、何のために、どのように動くのかなど、わからないことだらけだと思います。また、量子の響きから夢の万能計算機だと考えてしまいますが、その有効範囲は限定的である一方、ある種の問題に従来では考えられない速度で処理を行うことができます。本講演では、量子コンピュータの動作原理と利用法、及び今後の技術動向に関してなるべくわかりやすく解説します。
日本電気
1月5日ドローンビジネスの展望とアプリ開発の実態様々な分野での活躍が期待されるドローンですがルールを知らない為に逮捕される人も出てきています。一般人がドローンを使うケースも含めてドローンを取り巻く環境には多くの課題があります。本講義ではドローンの課題と可能性を概観し、世界シェア8割とも言われるDJIのSDKを使った開発事例を題材にドローンアプリ開発の手順も紹介することで具体的なドローンへの接し方を習得していただきます。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング

 ■ 津田塾大学 オンライン 火曜日 5時限 16:20〜17:50
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
9月8日ダイバーシティ&インクルージョン〜多様性の時代に求められる人材と企業戦略〜 新たな価値を提供するビジネスモデルの立ち上げ、業界や産業構造を変えるイノベーションの実現には、多様な人材の確保しとその個性や能力を生かせる組織作りが必要です。ダイバーシティ&インクルーションは、イノベーション実現のための重要な鍵として位置付けられます。
 この講義では、産業界の動向を踏まえ、ダイバーシティ&インクルージョンの重要性を紐解き、多様性の時代に求められる人材像について解説していきます。
日本アイ・ビー・エム
9月15日データ分析で「おもろいコト」をやるには?Jリーグ、鹿島アントラーズ、農業などのデータ利活用事例を通して、実社会にインパクトのある「おもろいコト」を実践するためのヒントを持って帰ってください。
三菱ケミカルホールディングス
9月22日現場主義のコミュニケーション技術開発聴覚障碍者向けの手話コミュニケーション支援技術、遠隔地間の常時協調を可能とする音声コミュニケーションシステム、サロゲート型ロボットのインタフェース技術、工場現場間での技術伝承を可能とする遠隔作業支援システムなど、多様な現場のユーザのニーズに合わせてコミュニケーション技術を開発してきた事例を紹介しつつ、現場のニーズを吸い上げる難しさ、幅広い技術の適用が必要となる点などを紹介する。
沖電気工業
9月29日量子コンピュータでできること最近、量子コンピュータに関するニュースを見かけることが多いと思います。しかし、量子コンピュータが、なぜ、何のために、どのように動くのかなど、わからないことだらけだと思います。また、量子の響きから夢の万能計算機だと考えてしまいますが、その有効範囲は限定的である一方、ある種の問題に従来では考えられない速度で処理を行うことができます。本講演では、量子コンピュータの動作原理と利用法、及び今後の技術動向に関してなるべくわかりやすく解説します。
日本電気
10月6日ドローンビジネスの展望とアプリ開発の実態様々な分野での活躍が期待されるドローンですがルールを知らない為に逮捕される人も出てきています。一般人がドローンを使うケースも含めてドローンを取り巻く環境には多くの課題があります。本講義ではドローンの課題と可能性を概観し、世界シェア8割とも言われるDJIのSDKを使った開発事例を題材にドローンアプリ開発の手順も紹介することで具体的なドローンへの接し方を習得していただきます。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング
10月13日ソフトウェア開発プロセス 〜 ウォータフォール型からアジャイルメソッドへ 〜ソフトウェア工学における開発プロセスの位置づけ、ウォーターフォール型と反復に基づく(XP、Scrum等アジャイルメソッドや、統一プロセス)ソフトウェア開発プロセスの比較、関連概念、開発現場への適用例等につて講義します。
日立製作所
10月20日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
10月27日Fintechを支える技術Fintech(英: financial technology)は、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略である。スマフォを利用した新金融サービス、ブロックチェーンを活用したデジタル通貨、AIを活用した事務効率化ソリューションなど様々なサービスが産み出されている。本講義では、Fintechサービスで使われる技術について解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
11月10日Work, Life, Digital 〜 デジタル社会は私たちの暮らしと働き方をどう変えるのか?AIやIoT、ロボット等のデジタル技術は先端的なビジネスだけではなく、私たちの身近な生活にも活用され始めています。本講義では、介護や保育、家庭などの身近な生活シーンにおけるデジタル化の進展と事例を概観し、それらが人々の働き方に与えるインパクトについて議論します。
ユニアデックス

 ■ 東北大学 オンライン 木曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
10月1日感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用Affective Computingの概要、事例、歴史、技術、サービス、今後について紹介する。人間の感情や感じることについてディスカッションし、国際学会の動向を含めて活用状況を共有する。
日本ユニシス
10月8日グラフデータベースで見えてくる世界 〜「つながり」を可視化しようカーナビの経路検索やSNSビッグデータの検索はどんな仕組みになっているでしょうか。最近ではデータの「つながり」を意識した、ネットワークやグラフ構造を扱った「グラフ型データベース」が脚光を浴びています。また、最近の人工知能の躍進とも合わせて知識データベースの基盤としても期待されています。
どんな考え方でできているのか? どんな用途に向いているのか? 実例やデモを交えてお話します。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
10月15日ブロックチェーンとは何だろうか最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造を解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい。
沖電気工業
10月22日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号− 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では個人のプライバシー保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。
 本講義では、スマートフォン、ICカード、車など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についてわかりやすく解説します。
三菱電機
10月29日コミュニケーションAIの技術と応用人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
11月5日宇宙機の軌道力学概説 人工衛星をはじめとする宇宙機を扱うシステムにおける土台となる技術が、宇宙機の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、宇宙機の軌道の書類や特徴、軌道に及ぼす摂動と呼ばれる外乱の種類や特徴、軌道計算といった軌道力学の基礎的な知識をできるだけ数式を使わずに、直感的かつ定量的な把握に重点を置いて説明する。
 また、日本の宇宙開発が本格的に始動した1970年代初頭から今日に至るまで、日本の宇宙開発の経緯と軌道力学技術の進展を関連付けて説明する。最近ニュースの話題に出ることもあるスペースデブリ、衛星測位システム等についても、軌道力学の観点から見た特徴や難しさについて説明する。
富士通
11月12日新しい金融サービスとサイバーリスク新しい金融サービスであるFinTechサービス、仮想通貨の台頭、サイバーリスク保険の販売、キャッシュレス社会への変革など金融機関は大きな転換期を迎えています。その反面、仮想通貨取引所で起こったサイバー事故は大きな社会問題となりました。この講義では、安全・安心な新しい金融サービスへの変革を目指すために、企業が果たすべき役割をセキュリティの観点から解説します。
日本アイ・ビー・エム
11月19日アフターコロナに形成されるデージテタルワールドを支えるサービスと技術コロロ禍が様々な分野で社会に変革の好機をもたらしている。遠隔操業、テレワーク、オンライン教育など、今までデジタル化できない「聖域」も一気デジタルワールドに溶け込もうとしている。本講義では、対面できなくなってからオンサイトの代わりにリモートを使うのではなく、デジタルファーストのサービス形態が展開されると共に、信頼関係、臨場感を重視しつつ、デジタル化こ価値を届ける技術も論じる
日本アイ・ビー・エム
12月3日現実世界とデジタル世界の融合最近では総称してXRと呼ばれることが多くなったVR/AR/MRは使用するデバイスによって何ができるのかが違って来ます。安価なデバイスの出現や無料で使える開発環境により誰でもがXRアプリを作ることもできるようになり身近な存在となって来ていますが、面白いだけでなく役に立つXRアプリの要件とは何なのかを考えます。また徐々に増えて来ているフィードバックデバイスにより視覚以外の感覚器を使ったXRアプリも可能になりつつあります。その先にはどのような世界があるのかを考察します。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング
12月10日DX時代のデジタル・アイデンティティの動向 近年、デジタル変革(DX)の時代と言われていますが、DXにおけるデジタル・アイデンティティの理解は非常に重要です。
 本講義では、セキュリティ認証認可の観点からアイデンティティ技術の進展を振り返りデジタル変革(DX)の時代におけるデジタル・アイデンティティの技術動向について解説します。
富士通
12月17日AIを組み込んだアプリケーション開発プロジェクトの実態と挑戦AIの発展に伴い、多くの企業や組織でAIが活用されていますが、AIを組み込んだアプリケーション開発のプロジェクトには多くの達成しなければいけない課題が存在します。この講義では、AI学習に用いるデータを集めるための苦労や、AIプロジェクト特有の進め方の工夫といった具体的事例を元に、AIアプリケーション開発プロジェクトの実態と、課題を克服するための様々な挑戦について学んでいただきます。
日本アイ・ビー・エム