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2021年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 上期
2021年
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《 2021年度 JEITA講座「IT最前線」講義テーマ 上期 》


【 上期 】
 ■ 岐阜大学 オンライン 月曜日 4時限 14:45〜16:15
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月19日ビッグデータを活用したヘルスケア事業の作り方〜データをどのように活かすのか〜「データ」をどのように活用するかという大きな命題に対し、講演者が前職にてゼロから立ち上げたヘルスケア事業の構想から企画、実証、事業化までをご紹介いたします。特に、ヘルスケアに関するデータは個人情報の中でも最たるもので、その課題に直面しながら、複数の異なるデータから「思わぬ発見」をし、それを「実証」し、周囲を巻き込みながら「事業化」までもっていった実例をご紹介いたします。
日本ユニシス
4月26日データ分析で「おもろいコト」をやるには?Jリーグ、鹿島アントラーズ、農業などのデータ利活用事例を通して、実社会にインパクトのある「おもろいコト」を実践するためのヒントを持って帰ってください。
三菱ケミカルホールディングス
5月10日人間特性に基づく公共機器・ オフィス機器のインタフェース研究人間工学や認知科学の知見をベースに、人間特性を考慮した使いやすく、わかりやすいシステムを設計するため、インタフェースの研究開発を行っており、その取り組みを紹介する。特に、ATMや複合機の事例を通し、UD(ユニバーサルデザイン)、UX(ユーザエクスペリエンス)といった観点から高齢者等の操作支援について解説する。また、最新の感情推定技術を用いたインタフェースの研究開発の事例も紹介する。
沖電気工業
5月17日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
5月24日VRとAR入門
〜仮想体験を現実に作るには
ゲームやアトラクションとして発展してきたVR(仮想現実)やAR(拡張現実)は次世代の「体験型IT」であり、いよいよビジネスITの分野にも進出してきています。OculusQuestやHoloLensの発売により本格的な普及期に差し掛かりました。
 この講義では要素となる基礎技術やVRとARの違いや共通点、開発方法の初歩を扱いながら、最近のトレンドやビジネスニーズを探っていきます。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
5月31日人工知能とその応用、特に生体による個人認証について近年人工知能のうち機械学習技術の進展が著しく、様々な分野での活用が進んでいる。この機械学習技術についてその概要を説明するとともに、その応用について述べる。またその一応用として、生体認証技術特に顔・指紋・虹彩などの技術動向、IC旅券や出入国管理などへの応用及び社会実装に当たっての課題について述べる。
日本電気
6月7日感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用感情コンピューティング(Affective Computing)の歴史、技術、事例、学術動向を紹介する。さらに、感情そのものについて理解を深める。最後に、日本ユニシスの活用に向けた取組み(研究や実証実験)について紹介する。
日本ユニシス
6月14日量子コンピューティング最新動向最近新聞やTVなどで、膨大な計算が一瞬で解ける、通信暗号が破られる、といった量子コンピュータの話題が取り上げられています。実際に、量子コンピュータの開発がどこまで進んでいるのか?またどんなことに使えるのか?について最新の動向をご紹介します。
ユニアデックス
6月21日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
6月28日COVID-19における技術適用 COVID-19対策で行われたAIや通信技術など利活用して感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行います。
 上海市では日本でも話題になっている健康QRコードを始め、過密化しない交通機関のラッシュコントロール、通学教育を凌駕するリモート教育システムなど、様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に感染拡大を封じ込めました。これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載を予定している技術解説記事をもとに解説を行います。また、ニュースなどでは見聞することのできない生の現場の声をお届けします。
富士通研究所
7月5日コミュニケーションAIの技術と応用人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
7月12日AIエンジニアが知っておきたい認知科学ディープラーニングがブレイクスルーとなって、人工知能の技術革新が活況を呈しています。画像処理、言語理解、行動の習得など ヒトを超えるとの予測もちらほら聞こえてくるなか、AIは本当に「理解」しているのか、AIの判断は説明可能なのかといった観点も問われ始めています。では我々ヒトはどう「理解」しているか説明できるのでしょうか。ヒトやロボットの他にも、われわれのペットや野生の動物にも「知能」はあるのでしょうか。
 この講義では脳や動物行動学の研究の歴史を踏まえ、最近の人工知能のトレンドとの比較から見えてくるヒトや動物の相違点や人工知能への向き合い方を考えます
日本IBM システムズ・エンジニアリング
7月19日スーパーコンピュータ入門 現在の代表的なスーパーコンピュータの活用事例を概観しながら代表的なスーパーコンピュータの特徴を示し、SIMD演算とメモリ性能の重要性を紹介する。
 高速計算を今後必要とする学生へのコンピュータアーキテクチャの入門とした位置づけの内容である。
日本電気

 ■ 中央大学 後楽園キャンパスorオンライン 木曜日 3時限 13:20〜15:00
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月8日情報セキュリティの基盤技術
暗号技術の最新動向 −こんなに身近になった暗号−
 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では個人のプライバシー保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。
 本講義では、スマートフォン、ICカード、車など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についてわかりやすく解説します。
三菱電機
4月15日FINTECの今と未来 高度IT化した金融サービスの最前線欧米諸国及び日本で展開されているFINTECH/キャッシュレス/仮想通貨の最新動向を紹介し、その中から使用されているIT技術(Cloud, Analytics, Mobility, Social, Security)を解析します。
日本アイ・ビー・エム
4月22日現在社会におけるセキュリティリスクとセキュリティ対策技術現代社会で発生している事件に関する公的レポート及び具体的なサイバー犯罪に関するレポートを元に、情報セキュリティにおける一般的なリスク及びその対策方法について解説する。(内容の詳細度合い、深さ等、事前にご要望を頂ければ内容を調節します)
日本アイ・ビー・エム
4月29日最新のセキュリティ技術と数学・アルゴリズム・H/Wの基本最新の暗号技術とサイバー攻撃検知技術の動向を紹介する。また、それらの技術のみならずあらゆるIoT時代のコンピュータ処理のベースとなる数学・アルゴリズム・H/Wの基本を解説する。
三菱電機
5月6日バイオメトリック認証技術生体認証技術は,ヒトの身体的または行動的特徴を用いて個人を認証する技術であり,携帯電話やスマートフォン,パソコンなどの個人端末へのアクセスコントロールからNational IDやボーダーコントロールなどの社会基盤としての本人確認技術として幅広く普及が進んでいる.本講義では,いくつかの生体認証方式を例に挙げ、基礎的な原理(センシング,特徴抽出,照合)から,実社会での適用例について紹介するとともに,個人のプライバシーに配慮した生体情報保護技術や生体情報を暗号鍵として利用する生体暗号技術などの最近の技術動向について紹介する.
富士通研究所
5月13日企業が直面するサイバーリスク・プライバシー管理と次世代テクノロジーの取り組みサイバー攻撃によるサービスの停止、内部犯行による情報の盗難が、企業にとって大きな課題です。また、IoT、AIに代表されるように新しいテクノロジーがセキュリティ技術にも大きな影響を与え始めています。一方で、個人情報にかかわる法律の改正、施行が起こり、個人のプライバシーの確保は社会的な課題となっています。この講義では、安全・安心なサイバー社会を目指すために、企業が果たすべき役割と、教育・研究分野が取り組むべき人材育成、新しい技術について解説を行います。
日本アイ・ビー・エム
5月20日製品セキュリティとPSIRT活動 重要インフラシステムや様々なIoT機器がネットワークにつながり、サイバー攻撃の影響が年々増大する中で、企業が提供する製品・システム・サービスのセキュリティの確保の重要性が増している。
 本講義では、製品セキュリティを確保するための取り組みと、PSIRTの活動について紹介する。
東芝
5月27日CPSセキュリティサイバーフィジカルシステムを構成する制御機器、IoT機器、組み込み機器に関するセキュリティ技術を紹介する。
東芝
6月3日システム理論に基づく安全分析手法「STAMP/STPA」入門講座 IoTが普及するにつれて、自動車や家電などさまざまなモノがつながり、利便性が向上しています。しかしこのようなシステムにはソフトウェアが複雑に組み込まれるため、従来のハザード分析手法だけでは事故原因の分析が難しくなっています。このようなシステムに対して、現在米国では、マサチューセッツ工科大学のLeveson教授が考案した、システム理論に基づく新しい安全分析手法STAMP/STPAが普及しつつあります。
 本講座では、前提知識となるシステム理論、従来手法と比較したSTAMP/STPAのメリット、考え方と分析手法について解説します。
日本ユニシス
6月10日新しい金融サービスとサイバーリスク新しい金融サービスであるFinTechサービス、仮想通貨・デジタル通貨の台頭、キャッシュレス社会への変革など金融機関は大きな転換期を迎えています。その反面、仮想通貨取引所で起こったサイバー事故、キャッシュレス決済の不正利用は大きな社会問題となりました。この講義では、安全・安心な新しい金融サービスへの変革を目指すために、企業が果たすべき役割をセキュリティの観点から解説します。
日本アイ・ビー・エム
6月24日人工知能とその応用、特に生体による個人認証について近年人工知能のうち機械学習技術の進展が著しく、様々な分野での活用が進んでいる。この機械学習技術についてその概要を説明するとともに、その応用について述べる。またその一応用として、生体認証技術特に顔・指紋・虹彩などの技術動向、IC旅券や出入国管理などへの応用及び社会実装に当たっての課題について述べる。
日本電気
7月1日DX時代のデジタル・アイデンティティの動向 近年、デジタル変革(DX)の時代と言われていますが、DXにおけるデジタル・アイデンティティの理解は非常に重要です。
 本講義では、セキュリティ認証認可の観点からアイデンティティ技術の進展を振り返りデジタル変革(DX)の時代におけるデジタル・アイデンティティの技術動向について解説します。
富士通
7月8日IoTを支えるセキュリティ技術社会インフラや自動車分野では、機器をネットワークにつなぐことで、システムの高度な管理やユーザの利便性向上を目指しています。その一方で、ネットワーク接続に伴い、これらのシステムはセキュリティリスクに晒されることになりました。本講義では、情報セキュリティを支える暗号技術を中心として、IoTシステムにおけるセキュリティ技術を概観します。
日立製作所
7月15日オンライン時代のサイバーセキュリティ
〜セキュリティ・バイ・デザインを考える〜
 サイバーセキュリティの必要性が言われている中、断片的な対応で実効性のない対策が課題となっている。
 そこで本講義ではCSIRT運用の中で培ったセキュリティ・バイ・デザインを取り上げ、サイバー攻撃の攻撃全体像紹介と演習を通してサイバーセキュリティの大局観について学ぶものとする。
富士通

 ■ 立命館大学 オンライン一部対面 火曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月6日COVID-19における技術適用 COVID-19対策で行われたAIや通信技術など利活用して感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行います。
 上海市では日本でも話題になっている健康QRコードを始め、過密化しない交通機関のラッシュコントロール、通学教育を凌駕するリモート教育システムなど、様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に感染拡大を封じ込めました。これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載を予定している技術解説記事をもとに解説を行います。また、ニュースなどでは見聞することのできない生の現場の声をお届けします。
富士通研究所
4月13日組込みソフトウェア開発の実際と展望携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
三菱ケミカルホールディングス
4月20日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
4月27日人間特性に基づく公共機器・ オフィス機器のインタフェース研究人間工学や認知科学の知見をベースに、人間特性を考慮した使いやすく、わかりやすいシステムを設計するため、インタフェースの研究開発を行っており、その取り組みを紹介する。特に、ATMや複合機の事例を通し、UD(ユニバーサルデザイン)、UX(ユーザエクスペリエンス)といった観点から高齢者等の操作支援について解説する。また、最新の感情推定技術を用いたインタフェースの研究開発の事例も紹介する。
沖電気工業
5月11日ブロックチェーンとは何だろうか最近のエポックメイキングな技術としてブロックチェーンがある.「ブロックチェーンは社会を変える」と言われているが本当だろうか.本講義ではブロックチェーンの基本的な考え方および構造を解説した後,ブロックチェーンが社会に与えるインパクトについて議論したい
沖電気工業
5月18日AI処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォームAIに使われるアルゴリズム自体はずいぶん昔から提案されていたが、ムーアの法則による計算機の高速化によってようやく実用化された。一方で、AIを高度化するためには、より大規模なデータを使ったより複雑な処理が不可欠であり、そのためにはより高速な計算機が必要である。しかし、計算機の進化を支えてきたムーアの法則が破綻しつつある今、新しい計算機アーキテクチャによる高速化が必要である。本講義では、これからのAIの複雑化と、AIを支える計算機アーキテクチャについて述べる。
日本電気
5月25日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
6月1日コミュニケーションAIの技術と応用人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
6月8日AI機械学習を利用したサービス
需要予測型自動発注サービス立ち上げ事例とプロセス
 AI 機械学習のシステムは、指定された通りの振る舞いをする従来のものとは異なり、取り扱いに注意が必要な仕組みです。昨今は、社会課題解決へのニーズの強まりやITの進歩から、これらの技術を実務で利用する範囲が広がっています。
 弊社でも、AI機械学習技術を使った需要予測型自動発注のサービスを2020年から提供しています。
 当該技術を使ったサービス立ち上げの考え方やプロセスを、本サービスの事例を交えて紹介させていただきます。
日本ユニシス
6月29日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向
−こんなに身近になった暗号−
 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では個人のプライバシー保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。
 本講義では、スマートフォン、ICカード、車など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についてわかりやすく解説します。
三菱電機
7月6日IT現場における「知的創造」と「品質確保」世の中のためになるコンピューターシステムを開発する上で必要となる、IT現場における知的創造と品質管理のノウハウを学習しましょう。
1.創造力養成
・発明のポイント
・ヒラメキのつくりかた

2.ソフトウェアの品質管理
・レビューについて
・テストの方法
・品質管理技法
・定量的、定性的品質評価の方法
富士通
7月13日SNS分析を企業活動に活かすツイッターやブログ、消費者の関心事に特化したコミュニティや掲示板などのソーシャルメディアへのつぶやきや投稿を収集し、企業の商品やサービスの評判やニーズを分析するソーシャルメディア分析が、企業の注目を集めています。この講義ではこのソーシャルメディア分析の基本的な概念を再確認し、それを実現するテキストマイニングを中心とするテクノロジーの概要とそのエッセンスを抑えながら、実際の利用例や活用検討のためのフレームワークなどを元に企業活動での活用について学んでいただきます。
日本アイ・ビー・エム

 ■ 東京電機大学A オンライン 金曜日 4時限 15:30〜17:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月23日コンピュータによる三次元形状データの活用
〜CAD/CAM/CAE/CGおよび実環境スキャンデータ〜
製造業では、コンピュータを活用した設計開発が一般的となっています。その中でCAD/CAM/CAE/CGといったシステムが利用されています。また、近年は3 次元計測装置を利用することで、実環境のモノをデジタルデータとして取り込むことができるようになりました。これらのデータの活用も注目を浴びています。
 本講義では、CAD/CAM/CAE/CGシステムの概要から、実環境から取り込んだ三次元形状の取り扱い方や、それらのデータの活用方法について紹介します。
日本ユニシス
4月30日情報セキュリティの基盤技術 暗号技術の最新動向
−こんなに身近になった暗号−
暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では個人のプライバシー保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。
 本講義では、スマートフォン、ICカード、車など、実は我々が暗号を日常的に使っていることを具体的な応用例で示すと共に、最近注目されているクラウドやIoT向けの新しい暗号技術についてわかりやすく解説します。
三菱電機
5月14日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
5月21日コミュニケーションAIの技術と応用人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
5月28日感情コンピューティング(Affective Computing)の紹介と活用感情コンピューティング(Affective Computing)の歴史、技術、事例、学術動向を紹介する。さらに、感情そのものについて理解を深める。最後に、日本ユニシスの活用に向けた取組み(研究や実証実験)について紹介する。
日本ユニシス
6月4日グラフデータベースで見えてくる世界
〜「つながり」を可視化しよう
 カーナビの経路検索やSNSビッグデータの検索はどんな仕組みになっているでしょうか。最近ではデータの「つながり」を意識した、ネットワークやグラフ構造を扱った「グラフ型データベース」が脚光を浴びています。また、最近の人工知能の躍進とも合わせて知識データベースの基盤としても期待されています。
 どんな考え方でできているのか? どんな用途に向いているのか? 実例やデモを交えてお話します。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
6月11日デジタル技術で「おもろいコト」をやるには?--
三菱ケミカルホールディングス
6月18日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
6月25日AI処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォームAIに使われるアルゴリズム自体はずいぶん昔から提案されていたが、ムーアの法則による計算機の高速化によってようやく実用化された。一方で、AIを高度化するためには、より大規模なデータを使ったより複雑な処理が不可欠であり、そのためにはより高速な計算機が必要である。しかし、計算機の進化を支えてきたムーアの法則が破綻しつつある今、新しい計算機アーキテクチャによる高速化が必要である。本講義では、これからのAIの複雑化と、AIを支える計算機アーキテクチャについて述べる。
日本電気
7月2日SNS分析を企業活動に活かすツイッターやブログ、消費者の関心事に特化したコミュニティや掲示板などのソーシャルメディアへのつぶやきや投稿を収集し、企業の商品やサービスの評判やニーズを分析するソーシャルメディア分析が、企業の注目を集めています。この講義ではこのソーシャルメディア分析の基本的な概念を再確認し、それを実現するテキストマイニングを中心とするテクノロジーの概要とそのエッセンスを抑えながら、実際の利用例や活用検討のためのフレームワークなどを元に企業活動での活用について学んでいただきます。
日本アイ・ビー・エム
7月9日AI・機械学習のビジネス適用と課題〜機械学習プロジェクトキャンバスを通じて〜ビジネス現場におけるAI・機械学習の適用は,いわゆるPoC祭りとなっているケースも多く,最終的な定着まで見据えたプロジェクト組成になっていないケースが散見される.本講義ではAI・機械学習プロジェクトの成功率を高めるためのフレームワークである機械学習プロジェクトキャンバスを紹介し,問題の在処と解決策を探りたい.
三菱ケミカルホールディングス

 ■ 東京電機大学B オンライン 火曜日 1時限 9:20〜11:00
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
5月18日コミュニケーションAIの技術と応用人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理の技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
5月25日COVID-19における技術適用 COVID-19対策で行われたAIや通信技術など利活用して感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行います。
 上海市では日本でも話題になっている健康QRコードを始め、過密化しない交通機関のラッシュコントロール、通学教育を凌駕するリモート教育システムなど、様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に感染拡大を封じ込めました。これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載を予定している技術解説記事をもとに解説を行います。また、ニュースなどでは見聞することのできない生の現場の声をお届けします。
富士通研究所
6月22日画像認識技術画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝

 ■ 横浜国立大学 東京千住キャンパス 金曜日 4時限 14:40〜16:10
日程講義テーマ・所属名・講師名講義テーマ概要
4月16日AI処理を大幅に加速するコンピューティングプラットフォームAIに使われるアルゴリズム自体はずいぶん昔から提案されていたが、ムーアの法則による計算機の高速化によってようやく実用化された。一方で、AIを高度化するためには、より大規模なデータを使ったより複雑な処理が不可欠であり、そのためにはより高速な計算機が必要である。しかし、計算機の進化を支えてきたムーアの法則が破綻しつつある今、新しい計算機アーキテクチャによる高速化が必要である。本講義では、これからのAIの複雑化と、AIを支える計算機アーキテクチャについて述べる。
日本電気
4月23日社会基盤システムにおけるシステム工学、数理技術システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
4月30日COVID-19における技術適用 COVID-19対策で行われたAIや通信技術など利活用して感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行います。
 上海市では日本でも話題になっている健康QRコードを始め、過密化しない交通機関のラッシュコントロール、通学教育を凌駕するリモート教育システムなど、様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に感染拡大を封じ込めました。これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載を予定している技術解説記事をもとに解説を行います。また、ニュースなどでは見聞することのできない生の現場の声をお届けします。
富士通研究所
5月14日IoTを支えるセキュリティ技術社会インフラや自動車分野では、機器をネットワークにつなぐことで、システムの高度な管理やユーザの利便性向上を目指しています。その一方で、ネットワーク接続に伴い、これらのシステムはセキュリティリスクに晒されることになりました。本講義では、情報セキュリティを支える暗号技術を中心として、IoTシステムにおけるセキュリティ技術を概観します。
日立製作所
5月21日シリコンフォトニクス技術の基礎と通信用超小型光モジュールへの応用近年、Si LSIの量産技術を光通信用デバイスに応用した、シリコンフォトニクス技術が注目を浴びている。
 これは、受光器や変調器などの多機能デバイスワンチップに集積し、LSI量産工程で生産することで低価格が期待できるといった特徴をシリコンフォトニクス技術が有しているためである。
 講義では、シリコンフォトニクス技術の基礎的な説明からスタートし、最近の製品応用の動向についても概要を説明する。
沖電気工業
5月28日人工知能とその応用、特に生体による個人認証について近年人工知能のうち機械学習技術の進展が著しく、様々な分野での活用が進んでいる。この機械学習技術についてその概要を説明するとともに、その応用について述べる。またその一応用として、生体認証技術特に顔・指紋・虹彩などの技術動向、IC旅券や出入国管理などへの応用及び社会実装に当たっての課題について述べる。
日本電気
6月11日技術はどのように世の中へ広がっていくのか〜IoT無線通信技術を例に〜1990年代後半から始まったセンサネットワーク技術は,M2Mネットワーク,スマートネットワーク等名前を変えて現在,IoTという名前でようやく花開こうとしている.本講義では1990年代からのIoT技術の変遷や,「IoTが世の中でどのように扱われていたか」「技術が成熟し,世の中を変えていくにはどのようなプロセスが必要か」を講演者の経験を交えて述べた後,今後IoT技術はどこへ行くか議論したい.
沖電気工業
6月18日スマートデバイスを用いたヘルスケアの動向と行動変容への取り組み近年、スマートデバイスが普及し、日常生活の中で個人の歩数や脈拍、血圧などのデータを計測することが容易になってきている。本講義では、スマートデバイスやそこから得られるバイタルデータ、ヘルスケア分野への活用方法などについて、最新の製品や事例を挙げてわかりやすく紹介する。
日本ユニシス
6月25日製品セキュリティとPSIRT活動 重要インフラシステムや様々なIoT機器がネットワークにつながり、サイバー攻撃の影響が年々増大する中で、企業が提供する製品・システム・サービスのセキュリティの確保の重要性が増している。
 本講義では、製品セキュリティを確保するための取り組みと、PSIRTの活動について紹介する。
東芝
7月2日量子コンピューティング最新動向最近新聞やTVなどで、膨大な計算が一瞬で解ける、通信暗号が破られる、といった量子コンピュータの話題が取り上げられています。実際に、量子コンピュータの開発がどこまで進んでいるのか?またどんなことに使えるのか?について最新の動向をご紹介します。
ユニアデックス
7月9日宇宙機の軌道力学概説人工衛星をはじめとする宇宙機を扱うシステムにおける土台となる技術が、宇宙機の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、宇宙機の軌道の書類や特徴、軌道に及ぼす摂動と呼ばれる外乱の種類や特徴、軌道計算といった軌道力学の基礎的な知識をできるだけ数式を使わずに、直感的かつ定量的な把握に重点を置いて説明する。
 また、日本の宇宙開発が本格的に始動した1970年代初頭から今日に至るまで、日本の宇宙開発の経緯と軌道力学技術の進展を関連付けて説明する。最近ニュースの話題に出ることもあるスペースデブリ、衛星測位システム等についても、軌道力学の観点から見た特徴や難しさについて説明する。
富士通
7月16日IoTインフラの最適化を支えるNetwork/Edge/Fog/Cloudコンピューティング技術Industry 4.0、自動運転、スマートシティなどの取り組みが現実になりつつあり、それを支えるIoTインフラのアーキテクチャーの設計と最適化をどう行いますか。エッジコンピューティングが一つの解として考えられますが、どのような手法で技術を選定し、実装するかを説明します。
日本アイ・ビー・エム
7月30日システムLSIの技術とビジネスの変遷 「第四次産業革命」、「人工知能」などの言葉が新聞や情報誌を賑わせています。現在学生の皆さんは社会に出たら否応無しにこの荒波に巻き込まれていくでしょう。
 第四次産業革命がIoT、すなわちモノとモノがつながる革命であるのに対し、第三次産業革命はIT、すなわち人と情報がつながる革命といわれています。その礎を支えたのはLSIでした。
 本講義では、LSI、特にシステムのデジタル化を支えたシステムLSIについて、技術とビジネスがどのように変遷したかをできる限り生々しく紹介します。第三次産業革命を疑似体験頂く事で、第四次産業革命に向けた備えの一助になればと願っています。
三菱電機