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グループAの結果
主人公像
廣田政人<プロフィール>40歳男性。 ITエンジニアで肩書は課長。 副職で陶芸家として活躍。 東京の人混みに疲れて現在は軽井沢在中。 妻と娘が2人(中学生と5歳)。 | ▼クリックすると拡大します。(別ウィンドウ) |
廣田政人さんが利用したクラウドサービス
理想は「クラウドサービスがデバイスに依存せず、生活に自然と溶け込んだ融合された社会」
デバイスに依存しない環境
・ | 今日の星占いは何位?と聞くとデバイスに依存しないで占いの結果が分かる。 |
センサーを利用した生活のあらゆるものの分析
・ | センサーによって冷蔵庫の在庫やシャンプーの残量まで分かる。家電だけではなくあらゆるものにセンサーが付いており、その情報を元に買い物リストが作成される。 |
仕事
・ | 職場は場所に依存しない。会議もバーチャル会議室でできて、陶芸をしながら会議に参加できる。 |
・ | 仕事は3拠点24時間体制になる。日本で仕事をした後は、別の人に仕事が引き継がれる。個人は定時で仕事から解放されるが、会社としては24時間体制で開発できる。 |
健康管理
・ | アフター5は、1日の摂取カロリーから消費しなければならないカロリーを算出し、それによって運動メニューが発行されるサービスを利用。 |
ワークショップを終えて
担当ファシリテータの一言
グループAは、自然が一杯、ゆったりした時の流れの中で子育てをしながら働きたいという希望の元に、場所を軽井沢に設定しました。
・遠く離れた地点にいる部下や同僚とのコミュニケーションを取るには?
・24時間対応しなくても困らないためには?
どのような環境や機能が必要なのか。ワークショップ中に仕事の電話を受けて、離籍するメンバーの姿を目にして、議論が真剣になりました。
興味深かったのは、クラウドからのサービスを受けるデバイスに関する議論です。
スマートフォンやパソコンだけでなく、あらゆるデバイスがクラウドと繋がり、その人が使い始めるときにはその人に必要な環境設定が整っている(たとえば、カーシェアリングで車に乗った時に、ミラーやシートの位置が調整されるかのように)。
どんなものがクラウドと繋がっていると便利で役に立つのか、10年後の生活や仕事を描く議論は楽しい時間でした。