2022年11月7日更新
そのため、新4K8K衛星放送に対応しているテレビや録画機、または外付けチューナーがあれば、BS右旋で放送されている4K放送は受信できますが、BS・110度CSの左旋で放送されている新4K8K衛星放送は受信できません。
全ての新4K8K衛星放送をお楽しみいただくには、右旋と左旋の両方に対応したアンテナ(右左旋対応アンテナ)に交換する必要があります。
また、分配器、分波器、ブースタ等もBS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応した機器へ交換する必要があります。(Q.4参照)
機器の交換にあたっては、SHマーク、またはHSマーク登録機器のご使用をお勧めします。
なお、ご使用のケーブルによっては伝送できない場合があり、交換していただくことが必要になる場合があります。
右旋専用アンテナに付いているコンバータは右旋円偏波の電波しか変換することができないため、右旋専用アンテナは、BS・110度CSの左旋円偏波の信号を出力させることができません。
全ての新4K8K衛星放送を受信するためには、右左旋対応アンテナをご使用ください。
(なお、NHK BS4K、BS朝日4K、BS−TBS 4K、BSテレ東4K、BSフジ4K、BS日テレ4Kは、現在のBSと同じ右旋円偏波で放送されるため現在お使いのBSアンテナ(右旋専用アンテナ)のままで見ることができます。)
従来、最も多く使用されている2150MHz対応機器を使用した受信システムでは、BS右旋で放送されている4K放送6チャンネル(NHKと在京民放5社)は受信できます。近年の受信システムである2602MHz対応機器を使用した受信システムでは、アンテナを右左旋対応アンテナに変更、及びブースタを適切に再調整すれば、さらに4K放送3チャンネルと8K放送1チャンネル(NHK)も受信できる可能性がありますが、右左旋対応アンテナに変更したことで受信システムから電波が漏洩し電波干渉が発生する場合があります。事前にアンテナメーカーや電器店にご相談ください。
新4K8K衛星放送の全ての番組を受信するためには、BS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応した機器を使用した受信システムに変更する必要があります。
(BS・110度CS右左旋対応アンテナと新4K8K衛星放送に対応しているテレビや録画機、または外付けチューナーを直接接続することでもご覧いただけます:Q.12参照)
衛星の電波は、アンテナで受信し、アンテナに付いているコンバータで宅内の受信システムに使用する周波数帯の信号に変換され、受信機まで伝送されます。
左旋の信号は従来の右旋より高い周波数帯に変換されるため、従来の機器では伝送することができません。
全ての新4K8K衛星放送を伝送するためには、BS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応した分配器、分波器、ブースタ等へ交換する必要があります。
機器の交換にあたっては、SHマーク、またはHSマーク登録機器のご使用をお勧めします。
なお、ご使用のケーブルによっては伝送できない場合があり、交換が必要になる場合があります。
また、新4K8K衛星放送を視聴するには新4K8K衛星放送に対応しているテレビ、録画機、または外付けチューナーが必要となります。
更に、衛星アンテナから出力されるBS・110度CSの左旋の周波数(IF:中間周波数)は、これまでの右旋のIFより高い周波数帯を使用するため、全ての放送をお楽しみいただくには、既設の伝送機器では、受信できない場合があり、視聴形態により以下の対応が必要です。
また、新4K8K衛星放送を視聴するには新4K8K衛星放送に対応しているテレビ、録画機、または外付けチューナーが必要となります。
1. アパート、マンション等の集合住宅で、共同受信(屋上に受信アンテナを設置)で視聴されている場合は、共同受信設備(BS・110度CSアンテナ、ブースタ、分岐器、分配器、テレビ端子)、並びにご家庭で使用している、分配器、分波器などをBS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応した機器に交換する必要があります。
なお、ご使用のケーブルによっては伝送できない場合があるため、伝送可否調査が必要です。調査、改修については集合住宅のオーナー様か管理組合等にご相談ください。 p>
2. ケーブルテレビをご視聴されているご家庭は、契約しているケーブルテレビ事業者にご相談ください。 p>
3. 個別に南向きのベランダ等に衛星アンテナを設置して視聴している場合は、BS・110度CS右左旋対応のアンテナに加え、お使いの分配器、分波器、ブースタをBS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応した機器に交換する必要があります。
交換にあたりBS・110度CS右左旋放送受信帯域(1032〜3224MHz)に対応したSHマーク、またはHSマーク登録機器のご使用をお勧めします。
視聴方法については衛星アンテナ販売店もしくはテレビ販売店にご相談ください。 p>
▶対象の周波数帯域を増幅またはパスする機能を有するブースタ
▶分配器、壁面端子、混合器・分波器、直列ユニット 等
また、HSマークは電波漏洩に関する他の証明とは併用できないこととなっています。
例:SHマークとHSマークの両方を取得している機器はありません。
SHマーク登録機器及びHSマーク登録機器の電波漏洩の規格は法制化された基準より厳しい値です。