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東京電機大学 ラップアップミーティング JEITA講座における人材育成への取組み

2024年7月12日午後、JEITA講座の総括セッションで、学生と企業講師の対話を行うラップアップミーティングを実施しました。受講生である、未来科学研究科 情報メディア学専攻および他専攻希望者65名の方々と、技術者として企業で働くことに向けての理解、不安解消、今後のJEITA講座へのフィードバック(後輩たちのために)を狙いに、グループディスカッション(10グループ)と対話集会(全体)を行いました。

プログラム

時間 内容
15:30~15:35 5分 はじめに 本日の趣旨
15:35~15:50 15分 ① アイスブレーク(グループ)
  • 自己紹介、 社会に出てどんな活躍をしたいか等について簡潔にグループ内で紹介
15:50~16:30 40分 ② グループディスカッション
  • 進め方説明(JEITA、2分)
  • 役割分担決定(発表、メモ)
  • 「お題A」について意見交換→紹介(共有)
  • 「お題B」について意見交換→③対話集会へ
16:30~16:35 5分
  • 「お題A」について出た意見を紹介 (共有)
16:35~17:05 30分 ③対話集会(全体)
  • 学生と企業講師/JEITAとの対話
  • 「お題B」でディスカッションした内容を中心に、自由に発言 & 意見交換
17:05~17:10 5分 講評 講評
17:10~17:40 30分 終了後 個別に聞きたいことがある学生がいた時は、可能な範囲で対応

お題A:JEITA講座の振り返り

  • JEITA講座の良かった点,受講して得た学びや気づきとそれらをどう活かしたいか。
  • JEITA講座の悪かった点,改善点,要望

お題B:これから社会に出る上で

  • これから社会に出る上で心配なこと,不安に思うこと,知っておきたいこと など。
  • 改めてJEITA講師から助言や意見が欲しい質問事項とその意図
講義内容(アンケート結果)

10のグループに分かれ、それぞれ企業講師とWGメンバが参加し、自己紹介をしたあと、2つのお題について話し合いました。

グループディスカッションの様子

グループディスカッションの後、全体での対話集会において、各グループでディスカッションしたお題Bについて代表者が紹介し、企業講師が回答をしました。

対話集会の様子

以下のような質問があがり、企業講師が丁寧な回答を行いました。

  • 会社での勤務でうまくいかないことなどがあると思うがその場合どのような考え方で気持ちを切り替えているのか知りたい
  • 経済が急激に変化した時にどのように自分の身を守るか、何を基準に行動を選択すればよいのか
  • 分野や領域を問わない産業全般に影響が出るような経済変化が起こった場合、個人での行動を取捨選択のする際の基準をどう考えたら良いか
  • 環境が大きく変わるということで周囲の方々とのコミュニケーションに不安がある。今後社会で様々な人と関わる上で意識するべきことは何か
  • 技術の進化スピードが早まる現代社会で,最新技術についていけるかどうか不安であり、最新技術の情報のキャッチの仕方が知りたい
  • 円滑な業務を行うために、同僚や上司とのコミュニケーションをどのようにとっていけばいいのか
  • 完璧主義に近く、息抜きが上手でない。社会人になれば自由な時間はもっと短くなるはずなので、リラックスの仕方など仕事と休むときの上手い切り替え方法を教えてほしい
  • まだ自分がどのような職に就きたいか定まっていない。自分に合った会社を見つけるためにはどのような点に注意すれば良いのか
  • 仕事の進め方が1番気になる。会社はどういった点で社員を評価していたり、どのような部分を見ていたりするのかが気になる。 仕事をする上で意識しておいた方が良い大切なことは何か
  • 入社当時の焦りや困難だったことについてお聞きし、それに対して今となってはこうするべきだったなといった対策をお伺いしたい

最後に、JEITA講座を担当していただいている井ノ上先生から講評をいただきました。

JEITA講座では、今後も、学生との対話を通して、IT業界の理解と、今後のデジタル人材の育成に貢献します。

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