事業概要

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背景と目的

近年の急速な技術革新に伴い、ITは企業活動及び国民生活の基盤として不可欠な社会インフラとなっており、我が国経済の国際競争力や国家の発展を支える源泉になっています。

しかしながら、昨今、IT産業では、少子化や3K風評等による就職人気の低下などにより、産業界が求めている高度な人材は質・量共に不足しており、産学が連携して、将来の日本の発展を担う優秀なIT人材を育成することが急務となっています。

そのための取組みの一環として、電子・情報産業の業界団体である(一般社団)電子情報技術産業協会(JEITA)では、加盟する企業から大学の講座に一流の技術者・研究者を講師として派遣し、各企業の研究・開発の現場で実際に経験したことを直接学生に伝える『JEITA講座』を2002年度から実施しています。

『JEITA講座』では、通常の寄附講座とは異なり、技術そのものだけではなく「技術とモノづくりの面白さ」を伝えることによって、学生の皆さんに電子・情報産業で働くことの楽しさを理解してもらうとともに、大学で学ぶことの意義について気付きを与えることを狙いとしています。そのため、講座の趣旨・目的を次のように設定しています。

企業の第一線で活躍する技術者・研究者が、自らの業務を通して体験したことを中心に講義を行い、
技術者としての姿勢、創造の厳しさ・喜び、企業が求める人材像などを自らの言葉で学生の皆さんに伝え、
交流を図ることによって、高度化・多様化する産業界で将来活躍できる人材の育成に貢献する。

概要と実施スキーム

JEITA情報・産業社会システム部会/情報政策委員会の傘下に「JEITA講座運営WG」を設置し、次の図に示すようなスキームでJEITA講座を実施しています。

JEITA講座=大学(理系大学)を対象とした、産学連携による人材育成講座

講義テーマ

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