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東京電機大学 ラップアップミーティング2025 JEITA講座における人材育成への取組み

2025年7月18日午後、JEITA講座の総括セッションで、学生と企業講師の対話を行うラップアップミーティングを実施しました。受講生である、未来科学研究科情報メディア学専攻および他専攻希望者40名(大学4年生)の方々と、企業講師7名およびWGメンバ10名にて、これから社会に出るうえで知っておきたいことの意見交換、今後のJEITA講座へのフィードバック(後輩たちのために)を狙いに、グループディスカッション(7グループ)と対話集会(全体)を行いました。

プログラム

時間 内容
15:30~15:35 5分 はじめに 本日の趣旨
15:35~15:45 10分 ①アイスブレーク(グループ)
  • 自己紹介
  • 社会に出てどんな職業・業務に就きたいかなど
15:45~15:50 45分 ② ディスカッション(グループ)
  • 進め方説明(JEITA-WG主査)
  • 役割分担決定(発表役、メモ役)
15:50~16:30
  • 【お題】について学生質問&企業講師から回答・コメント
16:30~17:05 35分 ③ 全体対話(全員)
  • 学生と企業講師/JEITAとの全体対話
  • 【お題】でディスカッションした内容を中心に、各グループから発表&意見交換
17:05~17:10 5分 講評 講評
17:10~17:40 30分 終了後 個別に聞きたいことがある学生がいた時は、可能な範囲で対応

お題:これから社会に出る上で

  • これから社会に出る上で知っておきたいこと、気になること
  • その他、改めてJEITA講師から助言や意見が欲しい質問事項

講義内容(アンケート結果)

グループディスカッションの様子

グループディスカッションの後、全体での対話集会において、各グループでディスカッションしたお題について代表者が紹介し、企業講師が回答をしました。

対話集会の様子

以下のような質問があがり、企業講師が丁寧な回答を行いました。

  • 大学もしくは大学院生のときに研究以外でやっておいた方がいいことは何かありますか
  • AIなどの新技術が発展していく中で、社会で生き残るためにはどのような事を身につけたらよいのか
  • 急速な技術発展に取り残されないようにするためにはどのような能力や考え方を身につければよいのか
  • 社会人としてはどのようにして職場の方々と信頼関係や良好な人間関係を築いていくのか
  • 業務上の関わりを超えて、信頼を得るために大切にしていることや心がけていることは何か
  • 女性が働きやすい職場・企業とはどういう職場でしょうか
  • 「組織に適応すること」と「自分らしさを貫くこと」のバランスはどう取るべきだとお考えですか
  • 「仕事ができる若手」と思われる人に共通している特徴は何ですか
  • 仕事へのモチベーションはどのように保っていますか。どのようにプライベートと両立をしていますか
  • 講義中に「データを持つ企業は強い」という話が出てきたが、他にどのような企業が成長を遂げていくのか

最後に、JEITA講座を担当していただいている井ノ上先生から講評をいただきました。

「令和6年(2024年)にご企画頂いたラップアップミーティング(対話集会)を、今年も東京電機大学にて継続して開催できたこと、企業講師並びにJEITA講座事務局の皆さまに大変感謝しております。JEITA講座は以前から大変人気で、履修者は開講元である未来科学研究科に留まらず、他研究科からも多数の履修申請がある注目度が高い授業ではありましたが、本企画が始まってからは満足度が更に向上し、大学で実施している5点満点の無記名アンケートの結果が、今年は4.94点と今までに見たことがない高い評価となりました。自由記述欄も感謝の言葉で溢れており、「様々な企業の方による講演が聞けた上、同じ話題でも異なる視点で論じている点が非常に興味深かった」、「やりたいことが決まっているけど、形にできていない人にも有用な、就活の道標となる科目だ」、「この講義を通してやりたいことを言語化するに至り、第一志望の企業が決まった」といった旨のコメントがありました。高度化・多様化する産業界で将来活躍できる人材の育成に向けて、引き続きJEITA講座との連携を図りたい所存です。」

東京電機大学大学院 未来科学研究科
情報メディア学専攻
准教授 井ノ上 寛人

JEITA講座では、今後も、学生との対話を通して、IT業界の理解と、今後のデジタル人材の育成に貢献します。

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