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アジアグリーンITセミナー -タイ・バンコク-
日本国政府は、ASEAN諸国において日本企業の最先端の省エネルギー・制御技術を使って、診断事業を実施いたしております。
この「ITによる省エネルギー診断事業」は、ASEAN諸国の現地企業の施設をエネルギー消費削減の観点から実際に診断し、ASEAN諸国の産業界に日本の最新IT技術に基づく省エネルギー技術及び製品によるソリューションが導入可能であるかを確認すること、また導入できた場合の効果の予想を提示することで、現地企業の省エネルギー推進への意識向上に貢献することを目的としています。
このような活動のもと、「アジアグリーンITセミナー」を開催し、取り組んだ省エネ診断の経緯、さらには、結果として得られた省エネルギーのポテンシャルについての報告をする共に、日本における省エネルギーの取組みやベストプラクティスを紹介し、アジアにおけるグリーンITの推進の一助といたします。
プログラム
- 会期:2010年2月25日(木)
- 場所:ザ ウェスティングランデホテル「ボールルーム」
- 聴講:無料(事前登録制)
- 主催:経済産業省
一般社団法人 電子情報技術産業協会
- 後援:JETRO Bangkok
- 運営:グリーンIT推進協議会
入場事前登録(英文)
- 2010年2月25日 ウェスティングランデホテル ボールルーム
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挨拶
13:00-13:10 |
- 代表挨拶
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グリーンIT推進協議会 事務局次長 長谷川英一 氏
在タイ日本国大使館 大使 小町恭士 氏(予定)
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キノートスピーチ1
13:10-13:30 |
- 温暖化対策におけるグリーンITの役割とグリーンIT推進協議会の活動について(仮称)
- 経済産業省 商務情報政策局 審議官
富田 健介 氏
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キノートスピーチ2
13:30-13:50 |
- 我が国の省エネ活動について(仮称)
- タイ 工業省 大臣
Mr. Chanchai Chairungruang
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13:50-14:00 |
休憩 |
セッション1
14:00-14:25 |
- データセンタ新指標DPPEのご紹介
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株式会社NTTデータ経営研究所 社会環境戦略コンサルティング本部
シニアコンサルタント
吉識宗佳 氏
- 現在データセンタのエネルギー効率指標としては、PUEが最も普及している。しかし、PUEが示すのはデータセンタのうちファシリティ部分の効率のみであることから、グリーンIT推進協議会では、IT機器も含めたデータセンタ全体の生産性を示す新しい指標 Datacenter Performance per Energy (DPPE)の開発に取り組んでいる。DPPEのコンセプト、開発状況などをご紹介する。
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セッション2
14:25-14:55 |
- データセンタ省エネ診断結果よりの提言
- NTTデータ先端技術株式会社
グリーンコンサルティング事業部グリーンコンサルティングビジネスユニット
ビジネスユニット長
岡田 寛 氏
- 本セミナーは、グリーンIT推進事業の一環としてシンガポール国内データセンタの省エネ化を目指した診断結果より、設備、運用面等について現状確認・課題の抽出・その対策について、提言するとともに、データセンタへの最先端技術の導入を紹介し、近年、急激な成長を遂げているASEAN諸国のエネルギー問題を改善する一躍を担うことを目的としたセミナーです。
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セッション3
14:55-15:25 |
- 省エネ診断からはじまるエネルギーマネジメントシステム
- パナソニック株式会社 事業推進グループ グループマネージャー
宮原智彦 氏
- パナソニックは、省エネ・創エネ・蓄エネをつなぎ、「環境革新企業」として、低炭素社会の実現を目指します。今回のタイのチュラロンコン大学様での診断では、使用電力量及びCO2の削減の効果が期待される結果となりました。
省エネ診断をきっかけとした省エネ・創エネ・蓄エネのエネルギーマネジメントシステムを構築し、ASEANをはじめとする世界へ展開していくことが低炭素化社会の実現へつながることだと考えています。
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15:25-15:40 |
コーヒーブレイク |
セッション4
15:40-16:10 |
- 高圧インバータ導入による省エネ提案
- 東芝三菱電機産業システム株式会社 モーター&ドライブ技術部 技術主任
橘武志 氏
- 既設高圧電動機の定格、負荷率、設置状況、運転パターンを調査し、インバーターによる省エネ効果をTMEIC独自の診断システムで分析・検証し、導入によるエネルギー削減量、省コスト効果、回収年を算出する。また既設電気室のレイアウト調査を同時に実施し、インバーター盤据付可否の寸法確認まで行い、客先のインバーター導入への支援を行う。
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セッション5
16:10-16:40 |
- 省エネ調査レポート
熱交換器,燃焼炉,乾燥炉および制御弁を対象とした状態基準の最適保全と運転
- 横河電機株式会社
グローバル営業本部プロダクションエクセレンスソリューションセンター マネージャー
今井龍彦 氏
- オンラインプロセスデータによる石化コンプレックスおよび化学プラントの設備状態監視および故障予知を実施し,それらの効率および挙動を診断した。
診断結果は,熱交換器洗浄周期,燃焼炉脱炭洗浄周期,乾燥炉温度パターン,制御弁安定化およびこれら関連手順等,最適保全および運転による省エネ達成に使用される。
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セッション6
16:40-17:10 |
- 生産ラインにおけるエネルギー無駄ゼロへ導くIT活用
- 横河マニュファクチャリング株式会社 代表取締役社長 甲府工場長
田中博行 氏
- 横河電機甲府工場では、自社のIT技術により1990年比18.5%、年間で約3,000トンのCO2排出量削減を実現しました。
生産とエネルギー情報を統合したライン毎・製品毎の生産エネルギーの「見える化」によるムダの発見、Webを利用した経営層を含めた全員参加による改善活動により、製造現場の省エネを実現しています。
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