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アジアグリーンITセミナー -ベトナム-


METIとJEITA(電子情報技術産業協会)ではアジア諸国の国を対象として日本企業の省エネルギー・制御技術を使った「アジア省エネ診断事業」を実施しております。 今年度、ベトナムでは日本の3つの企業が現地のデータセンタ、オフイス、および大学で省エネ診断を実施しました。
アジアグリーンITセミナーでは、現地で取り組んだ省エネ診断の内容、その結果、および省エネへの改善対策について具体的に報告すると共に、日本国、および現地国におけるグリーンIT推進への取組みを紹介し、アジアにおけるグリーンITの推進の一助と致します。

主催・後援

プログラム

  • 会期:2012年2月13日(月)
  • 場所:Hilton Hanoi Opera 1階 Ball Room
  • 聴講:無料(事前登録制)
  • 参加者数:70名
  • 主催:経済産業省(METI)
            一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
  • 後援:ベトナム情報通信省(MIC)
            ベトナム電子工業会(VEIA)
            JETRO ハノイ
            ベトナム日本商工会
  • 運営:グリーンIT推進協議会

会場風景

代表挨拶
グリーンIT推進協議会 事務局次長
長谷川 英一 氏

代表挨拶
ベトナム電子工業会(VEIA)
LE Ngoc Son 氏 (Chairman)

キーノートスピーチ1
経済産業省 
商務情報政策局情報通信機器課
係長 山本 晃平 氏

キーノートスピーチ2
ベトナム情報通信省(MIC)
Bui Bai CUONG 氏

セッション1
日本電気株式会社 環境推進部
エキスパート(マネージャー)
中山 憲幸 氏

セッション2
株式会社IDCフロンティア
サービスインテグレーション部
前川 ゆう 氏

セッション2
日本電気株式会社
ITプラットフォームソリューション事業部
主任 曽我 健二 氏

セッション2
FPT Telecom International Co.,Ltd
Network Operation Center Manager for IDC Optimization Project
Phung Manh Ha 氏

セッション3
パナソニック株式会社
エコソリューションズ社
まるごとソリューションズ本部 企画グループ
グループマネジャー 宮原 智彦 氏

セッション3
FPT Technology Research Institute President
Tran The Trung 氏

セッション4
(株)山武 ビルシステムカンパニー 
国際本部 国際営業部 
営業グループ グループマネージャー 
桐谷 諭 氏

集合写真




会場の様子

取材の様子

商談コーナーの様子

プログラム

2012年2月13日(月) Hilton Hanoi Opera 1階 Ball Room
7:30-8:00  診断実施会社との商談会
挨拶 挨拶1
8:00-8:05
代表挨拶
グリーンIT推進協議会 事務局次長 長谷川 英一 氏
挨拶2
8:05-8:10
代表挨拶
ベトナム電子工業会(VEIA) LE Ngoc Son 氏 (Chairman)
キーノート
セッション
キーノート1
8:10~8:30
グリーンIT推進への日本の取組みについて
経済産業省 商務情報政策局情報通信機器課
係長 山本 晃平 氏
社会のあらゆる分野で使われているIT機器・システムは、省エネに貢献する大きな可能性を秘めている。我が国では、「IT機器自身の省エネ(of IT)」と「ITによる社会の省エネ(by IT)」を両輪とするグリーンITを、アジア各国との協力を中心に据えて推進している。
地球温暖化対策への関心がますます高まる中、世界全体の省エネに大きく貢献するグリーンITについて国内外の最新動向を紹介する。
キーノート2
8:30~9:00
Oriented policies for green IT development in Vietnam period 2012-2020
ベトナム情報通信省(MIC) Bui Bai CUONG 氏
9:00-9:10  休憩
省エネ診断
実施例
セッション
セッション1
9:10~9:30
2011年度アジア省エネ診断事業の成果について
日本電気株式会社 環境推進部
エキスパート(マネージャー) 中山 憲幸 氏
日本では温暖化対策の一助としてのIT活用が推進され、グリーンITと言う名称が定着してきた。一方、アジア地域では経済発展が著しく、経済の成長とともに環境問題がクローズアップされてきており、グリーンITへのニーズが高まってきている。
このような状況下、日本の企業8社により2011年度のアジア省エネ診断事業を、中国、ベトナム、シンガポールにて実施した。本診断事業の概要と各々の診断結果についてご紹介する。
セッション2
9:30-10:30
データセンタエリアにおける省エネ診断 / オフィスエリアにおける省エネ診断
~FPT Telecom Internationalデータセンタにおける省エネ診断事例~
株式会社IDCフロンティア サービスインテグレーション部
前川 ゆう 氏
サーバルームは冷えすぎていませんか?
運用中のデータセンタでできることは何か?同じデータセンタ事業者視点で診断を実施した。
熱流体分析を利用したサーバルームの見える化、データセンタにおける最適な空調運転台数、冷暖分離の徹底を行い、サーバルーム空調機器の消費電力を抑え、電力コスト及びCO2の削減を図りました。
日本電気株式会社 ITプラットフォームソリューション事業部
主任 曽我 健二 氏
データセンタに付帯したオフィスエリアにおいて、エネパルPCを利用した省エネ診断を実施した。診断によりPCではOSの電源管理の徹底により62%の省エネが可能であることがわかり、電源管理の改善を提案した。また、PCの利用状況をもとに照明の省エネについての検討を行い、省エネ対策として不在者が多い時間帯の部分的な照明の消灯の導入を提案した。
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[現地診断相手先ご挨拶]
FPT Telecom International Co.,Ltd
Network Operation Center  Manager for IDC Optimization Project
Phung Manh Ha 氏
10:30-11:00  診断実施会社との商談会/コーヒーブレイク
セッション3
11:00-11:30
オフィスビルの省エネにおける空調、照明の重要性
~FPT大学における事例を通して~
パナソニック株式会社
エコソリューションズ社
まるごとソリューションズ本部 企画グループ
グループマネジャー 宮原 智彦 氏
オフィスビルの省エネの鍵は空調と照明です。事務所や学校、役所といったオフィスビルでは、使用電力消費量の大半をこの2つが占めます。空調は機器そのものの能力も重要ですが、それと同じくらい運用も重要です。運用の仕方によって消費電力量は大きく変わってきます。一方、照明は技術進歩の早い業界です。特に日本の得意な分野でありその技術を活用することが大きな省エネにつながります。
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[現地診断相手先ご挨拶]
FPT Technology Research Institute
President
Tran The Trung 氏
セッション4
11:30-12:00
260,000m2のシンガポール超大型事務所ビルでの省エネルギー調査報告
(株)山武 ビルシステムカンパニー 国際本部 国際営業部 営業グループ
グループマネージャー 桐谷 諭 氏
建物も巨大だが、1,500冷凍トン冷凍機3台・750冷凍トン冷凍機 3台・空調機140台と熱源設備も空調設備も巨大な当該建物に関して、個別装置に捉われず建物設備全体を包括的な省エネルギー調査を実施した。BEMS導入とBEMSに伴う省エネアプリケーションの採用により、年間3,521,000kWhものエネルギー節減可能を導いた。
12:00-12:30  診断実施会社との商談会

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