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アジアグリーンITセミナー -中国-
METIとJEITA(電子情報技術産業協会)ではアジア諸国の国を対象として日本企業の省エネルギー・制御技術を使った「アジア省エネ診断事業」を実施しております。
今年度、中国では日本の3つの企業が現地の工場プラント、および政府系建物で省エネ診断を実施しました。
アジアグリーンITセミナーでは、現地で取り組んだ省エネ診断の内容、その結果、および省エネへの改善対策について具体的に報告すると共に、日本国、および現地国におけるグリーンIT推進への取組みを紹介し、アジアにおけるグリーンITの推進の一助と致します。
プログラム
- 会期:2012年2月16日(木)
- 場所:The Peninsula Beijing 2階 The Grand Ballroom
- 聴講:無料(事前登録制)
- 参加者数:260名
- 主催:経済産業省
一般社団法人 電子情報技術産業協会
- 後援:中華人民共和国工業情報化部
中国電子商会(CECC)
中国機電製品輸入商会(CCCME)
在中華人民共和国日本国大使館
日本貿易振興機構(JETRO)
- 運営:グリーンIT推進協議会(GIPC)
会場風景
代表挨拶
グリーンIT推進協議会 事務局次長
長谷川 英一 氏
代表挨拶
中国電子商会(CECC)
常務副会長 王寧
代表挨拶
中国機電製品輸入商会(CCCME)
副会長 石永紅
キーノートスピーチ1
経済産業省 商務情報政策局
情報家電戦略室長
関根 久 氏
キーノートスピーチ2
工業情報化部 総合資源利用司 副処長
高 振杰 氏
セッション1
日本電気株式会社 環境推進部
エキスパート(マネージャー)
中山 憲幸 氏
セッション2
横河電機(中国)有限公司
技術開発本部 市場開発部
部長 王 東 氏
セッション2
株式会社日立製作所
トータルソリューション事業部
技師 松永 権介 氏
セッション2
浙江衢化氟化学有限公司
史 佩明 氏
セッション3
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社 ITSS事業本部
担当部長 山下 一昭 氏
セッション4
NTTデータ先端技術株式会社
ソリューション事業部
グリーンコンサルティングビジネスユニット
シニアエキスパート 吉積 一斉 氏
プログラム
- 2012年2月16日(木) The Peninsula Beijing 2階 The Grand Ballroom
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12:30~13:00 |
診断実施会社との商談会 |
挨拶 |
挨拶1
13:00~13:05 |
- 代表挨拶
-
グリーンIT推進協議会 事務局次長 長谷川 英一 氏
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挨拶2
13:05~13:10 |
- 代表挨拶
-
中国電子商会(CECC) 常務副会長 王寧
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挨拶3
13:10~13:15 |
- 代表挨拶
-
中国機電製品輸入商会(CCCME) 副会長 石永紅
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キーノート
セッション |
キーノート1
13:15~13:35 |
- グリーンIT推進への日本の取組みについて
- 経済産業省 商務情報政策局 情報家電戦略室長 関根 久 氏
- 社会のあらゆる分野で使われているIT機器・システムは、省エネに貢献する大きな可能性を秘めている。我が国では、「IT機器自身の省エネ(of
IT)」と「ITによる社会の省エネ(by IT)」を両輪とするグリーンITを、アジア各国との協力を中心に据えて推進している。
地球温暖化対策への関心がますます高まる中、世界全体の省エネに大きく貢献するグリーンITについて国内外の最新動向を紹介する。
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キーノート2
13:35~14:00 |
- グリーンIT推進への中国の取組みについて(仮題)
- 工業情報化部 総合資源利用司 副処長 高 振杰 氏
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14:00~14:10 |
休憩 |
省エネ診断
実施例
セッション |
セッション1
14:10~14:30 |
- 2011年度アジア省エネ診断事業の成果について
- 日本電気株式会社 環境推進部
エキスパート(マネージャー)
中山 憲幸 氏
- 日本では温暖化対策の一助としてのIT活用が推進され、グリーンITと言う名称が定着してきた。一方、アジア地域では経済発展が著しく、経済の成長とともに環境問題がクローズアップされてきており、グリーンITへのニーズが高まってきている。
このような状況下、日本の企業8社により2011年度のアジア省エネ診断事業を、中国、ベトナム、シンガポールにて実施した。本診断事業の概要と各々の診断結果についてご紹介する。
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セッション2
14:30~15:30 |
- 化学工業プラントにおけるプロセスの最適化診断/送水ポンプのインバータ化による診断
~浙江衢化氟化学有限公司における省エネ診断事例~
- 横河電機(中国)有限公司 技術開発本部 市場開発部
部長 王 東 氏
- プラントにおける生産性向上と省エネルギーは緊急課題である。しかし、多大な投資を必要とする装置更新は経営トップ層の判断が必要で簡単には実現できない。そのような状況下、省エネルギー対策は多額投資が不要であり、効率的な装置稼動が期待できるので注目を集めている。横河電機は中国:浙江衢化氟化学有限公司様で実施した制御チューニング解析システムを利用し操業効率向上に寄与した診断事例を紹介する。
- 株式会社日立製作所 トータルソリューション事業部
技師 松永 権介 氏
- ポンプのインバータによる省エネ診断事例を報告する。浙江衢化氟化学有限公司様に協力頂き、フッ素化合物製造プロセスにおける冷却水ポンプにインバータ制御を適用した場合の省エネ診断を行った。運用状況ヒアリングと現地調査により、運用条件を維持しながらポンプ電力消費量を320MWh削減可能であり、運用条件変更によってポンプ吐出圧を10%低減することが出来れば、約690MWhの電力消費量削減が可能であることが分かった。
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[現地診断相手先ご挨拶]
- 浙江衢化氟化学有限公司
史 佩明 氏
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15:30~16:00 |
診断実施会社との商談会/コーヒーブレイク |
セッション3
16:00~16:30 |
- 青島市共産党の委党校ビルにおけるエネルギー計測と運用改善による省エネ効果の実証
- 三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
ITSS事業本部
担当部長 山下 一昭 氏
- 中国公共分野へのエネルギー可視化ソリューションのビジネス展開に向けた実証例として、青島市共産党の委党校ビルを対象とし実測データを基にした省エネ提案を実施、25%の省エネ効果を得た。
1.中国製電力計測機器と三菱電機製機器混成によるエネルギー使用状況の可視化
2.電灯消し忘れ防止など運用改善策の提案と効果の測定-25%の省エネの達成を確認
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セッション4
16:30~17:00 |
- 空調気流改善と給電方式の見直しによる、高効率データセンタ化支援
~シンガポールの運輸関連企業のデータセンタにおける省エネ診断事例~
- NTTデータ先端技術株式会社
ソリューション事業部グリーンコンサルティングビジネスユニット
シニアエキスパート 吉積 一斉 氏
- データセンタのエネルギー消費は、ICT機器の電力とそれらを冷却する為の空調エネルギーが多くを占め、設備面から効率化を図る場合、これら2点の改善が大きく貢献致します。今回はシンガポールの運輸関連企業のデータセンタにて実施したデータセンタ環境調査の結果を例にとり、サーバ室内の空調気流解析と効率化策、また、PUE調査から得られた給電設備の状況と給電方式の見直しによる効率化策を検討し、データセンタの高効率化支援を行いました。
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17:00~17:30 |
診断実施会社との商談会 |
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