医療機器ソフトウェアの最新技術動向セミナー
“サイバーセキュリティ対策のポイント”
- 日時:2024年2月21日(水) 10:00〜16:00(受付開始9:30)
- 会場:有楽町朝日ホール
- 主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)/ヘルスケアインダストリ部会
- 運営・企画:医療用ソフトウェア専門委員会
国を渡って流通する医療機器や、インターネットに接続されている医療システムについては、国境の枠組みを超えてサイバー攻撃が行われる可能性があります。そのため、医療機器のサイバーセキュリティに関する国際整合を図り、一般原則とベストプラクティスを提供することを目的として、国際医療機器規制当局フォーラム(International MedicalDevice Regulators Forum : IMDRF)において、「N60:Principlesand Practices for MedicalDevice Cybersecurity」(医療機器サイバーセキュリティの原則及び実践)が2020年4月に公開されました。我が国においても、「国際医療機器規制当局フォーラム(IMDRF)による医療機器サイバーセキュリティの原則及び実践に関するガイダンスの公表について(周知依頼)」が令和2年5月に厚生労働省より通知され、2023年までを目途に、医療機器製造販売業者に対してIMDRFガイダンスの導入に向けて検討することが言及されました。その後医療機器の基本要件基準等への適合性確認について、サイバーセキュリティに係る通知(薬生機審発0331第8号)「基本要件基準第12条第3項の適合性の確認について」が通知され、各企業においては当該規格等への適合確認方法等の具体的な対応について進めている状況かと思います。
当セミナーでは、この数年サイバーセキュリティにフォーカスをあてたセミナーを企画しており、今回は2024年3月31日の経過措置終了を意識した内容といたしました。
前半は、医療機器ソフトウェアを取り巻く規制と標準化の動向-サイバーセキュリティを中心として-を解説し、全体像の再確認した後、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)より脆弱性調整とPSIRT体制の重要性、CVD海外動向の2演題を解説していただきます。後半は、JEITA加盟企業から基本要件基準等への適合性確認等の対策など事例のひとつとしてご紹介します。さらにサイバーセキュリティ対策を行う上でも重要となる医療機器ソフトウェア―ソフトウェアライフサイクルプロセス JIS T 2304、セキュリティ製品ライフサイクルにおけるアクティビティとしてのサイバーセキュリティリスクの考え方について今一度解説します。
医療機器の製造販売業者等においてサイバーセキュリティの実務を担当する開発エンジニア、薬事関連業務のご担当者、あるいは管理監督する立場の皆様におかれましては、より一層の理解を深めていただく恰好の機会でありますので、多くの皆様にご活用いただきたく、皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
司会・進行:医療用ソフトウェア専門委員会 委員長 松元 恒一郎(日本光電工業株式会社)
10:00-10:05 |
開会挨拶
- 医療用ソフトウェア専門委員会 委員長
- 松元 恒一郎(日本光電工業株式会社)
|
10:05-11:00 |
医療機器ソフトウェアを取り巻く規制と標準化の動向 −サイバーセキュリティを中心として−
- 医療用ソフトウェア専門委員会 幹事
- 中里 俊章(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)
|
11:00-11:45 |
脆弱性調整とPSIRT体制の重要性
阿部 力也(JPCERTコーディネーションセンター 脆弱性コーディネーター)
|
11:45-12:30 |
CVD海外動向
伊藤 智貴(JPCERTコーディネーションセンター Global CVD Project Lead)
|
12:30-13:30 |
休憩 |
13:30-14:15 |
製造販売業者の基本要件基準改正の対応例
上田 修平(日本光電工業株式会社 技術戦略本部 技術戦略統括部 PSIRT)
|
14:15-15:00 |
医療機器ソフトウェア―ソフトウェアライフサイクルプロセス JIS T 2304 −その理解と考え方−
- 医療用ソフトウェア専門委員会 幹事
- 酒井 由夫(日本光電工業株式会社)
|
15:00-15:45 |
セキュリティ製品ライフサイクルにおけるアクティビティ −サイバーセキュリティリスクの考え方−
- 医療用ソフトウェア専門委員会 幹事
- 飯島 直人(株式会社島津製作所)
|
15:45-16:00 |
閉会挨拶
- 医療用ソフトウェア専門委員会 委員長
- 松元 恒一郎(日本光電工業株式会社)
|
※ 都合により、プログラム・講師が変更になる場合もございます。
申込要領
下記の「参加申込フォーム」に必要事項をご記入の上、送信してください。
(受付システムについては(株)ビズクリエイトのサービスを使用しているため、JEITA外部のサーバに移動します。)申し込みは終了しました
お申込み内容の確認後、折り返し「参加申込完了メール」が送信されます。
参加申込完了メールには、受付番号・申込者名・振込先口座名・振込金額等が記載されていますので、2月9日(金)までに参加費の振込をお願いします。
- 請求書
お申込を確認後、インボイス対応の請求書(PDF)をメールでお送りします(紙での請求書は発行いたしません)。
- 振込注意事項
・受講申込の際、会員/非会員の選択にご注意ください。会員/非会員で金額が異なるため、参加費に過不足が発生した場合、追加発生分の振込手数料は申込者様にご負担いただきます。
・申し込みご本人の受付番号を振込名義の前に必ず入力してからお振込み下さい。受付番号が入力出来ない場合は、参加申込完了メールに以下の4項目を記入して必ず返信してからお振込み下さい。
①申込者名、②振込名義、③振込日、④振込金額
※複数名様分をまとめて振込む場合も、参加申込完了メールに①全員分の申込者名、②振込名義、③振込日、④振込合計金額を記
入して、必ず返信してからお振込みください。
・電信振込にてお振込み下さい。振込手数料は申込者様でご負担下さい。
・申し込みご本人の申込者名の入力がないお振込みと、参加費と振込金額が異なるお振込みの場合には、入金確認ができず全てキ
ャンセルとなる場合があります。
- 領収書
・銀行が発行する「振込金受領書」(又は振込利用明細書)をもって領収書とし、領収書は発行いたしませんのでご了承下さい。
- 振込期日:2024年2月9日(金)
テキストは、参加費のお支払い確認後、開催日の一週間前頃までに電子データ(PDF)でメールにてお送りいたします。
ご登録後のキャンセル、参加費の払い戻しはお受けできませんので予めご了承ください。
当日のご案内
1)本人確認のため、「参加申込完了メール」をプリントアウトし、セミナー当日に会場受付へご提出ください。(お持ちでない場合は、名刺を1枚頂戴いたします。)
2)当日、現金の取り扱いは行いませんので、ご了承ください。
お問い合わせ先