計測トレーサビリティ
専門委員会

計測トレーサビリティ専門委員会傘下WGの活動をご紹介いたします。

各WGの取組みページは以下のアイコンをクリック

活動目的

計測標準に関する共通課題の解決と産業界の計測技術の向上により、産業システムを支えることを目的とする

ミッション

ものづくりの基盤となる計測標準、計測トレーサビリティに関する共通課題について動向調査や情報交換などの活動を行うことにより、産業界の計測トレーサビリティの普及促進と計測技術の向上を目指す

  • 計測トレーサビリティの普及推進
  • 産業界の計量・計測技術の維持・向上

活動アイテム

未来の産業社会に貢献するための産業システムにおける計測トレーサビリティ分野の課題解決を行います。

  • JCSS校正事業者技術委員会への参加
  • 計測トレーサビリティ広報
  • セミナー、見学会の開催
  • 産業界の意見反映・関係機関への提言
  • 計量標準にかかる見直し
  • 校正能力の検証と確認の場の提供

JCSS技能試験プロバイダ 巡回比較試験WG

校正の技術的能力の検証と確認

当WGでは、産業界における計測技術の確認・維持のため巡回比較試験を実施しています。

この活動は、旧日本電子機械工業会時代に遡り1976年から現在まで40年以上も続く歴史ある活動になっております。
現在は、技能試験と呼ばれる形態として製品評価技術基盤機構(NITE)と連携し、下記の量目の技能試験プロバイダを実施しています。

巡回比較試験WG

校正の技術的能力の検証と確認を行っております。

以下は、過去行ってきました巡回比較試験量目です。

2021年度 時間周波数

参加15社・機関

2021年_開催概要:時間周波数

2022年度 高周波減衰量

参加4社・機関

2022年_開催概要:高周波減衰量

巡回比較試験 実施リスト

1976年度から実施してきた巡回比較試験については、以下の通りリスト化しました。
ソートすることも、「Search」機能で絞り込みもできます。
年度 巡回比較試験名称 パイロットラボ 参加数 主催団体
2019 高周波電力 産業技術総合研究所 9 電子情報技術産業協会
2018 高周波減衰量 産業技術総合研究所 10 電子情報技術産業協会
2016 キャパシタンス 産業技術総合研究所 6 電子情報技術産業協会
2015 時間・周波数 産業技術総合研究所 14 電子情報技術産業協会
2013 高周波減衰量 産業技術総合研究所 16 電子情報技術産業協会
2009 直流抵抗 産業技術総合研究所 14 電子情報技術産業協会
2007 高周波電力 産業技術総合研究所 17 電子情報技術産業協会
2006 直流抵抗 なし(参加者の相互比較) 11 電子情報技術産業協会
2005 高周波減衰量 産業技術総合研究所 10 電子情報技術産業協会
2003 レーザパワー 日本品質保証機構 10 電子情報技術産業協会
2000 直流電圧 電子技術総合研究所 36 電子情報技術産業協会
1997 L/C/R(交流) 日本電気計器検定所 16 日本電子機械工業会
1997 高周波電力 日本品質保証機構 12 日本電子機械工業会
1996 レーザパワー 日本品質保証機構 10 日本電子機械工業会
1996 交流電圧 日本電気計器検定所 17 日本電子機械工業会
1993 直流電圧 日本電気計器検定所 18 日本電子機械工業会
1991 高周波減衰量 機械電子検査検定協会 13 日本電子機械工業会
1988 直流電圧 日本電気計器検定所 12 日本電子機械工業会
1986 高周波電力 機械電子検査検定協会 16 日本電子機械工業会
1985 高周波減衰量 機械電子検査検定協会 13 日本電子機械工業会
1985 直流抵抗 日本電気計器検定所 13 日本電子機械工業会
1985 キャパシタンス 日本電気計器検定所 17 日本電子機械工業会
1983 直流電圧 日本電気計器検定所 12 日本電子機械工業会
1981 高周波電力 機械電子検査検定協会 15 日本電子機械工業会
1976 高周波電力 機械電子検査検定協会 12 日本電子機械工業会

計測トレーサビリティの強化活動 JCSS登録・維持WG

委員会で集約した産業界の意見や要望を関係機関へ提言する活動

主に、基準認証政策課(METI)、計量標準総合センター(NMIJ)、製品評価技術基盤機構(NITE)などへ、JCSS登録・維持活動を通じた提言や意見交換を実施しております。産業界の基盤を支えるため計測トレーサビリティの普及活動を実施します。

JCSS登録・維持WG

JCSS登録事業者が、登録・維持・更新において、要求事項への対応など関係者と共有・協議することで効率的に対応ができるよう意見交換を行う。

産業界の意見反映・関連機関への提言

JCSSの更なる普及のため製品評価技術基盤機構(NITE)と 意見交換会を実施し、産業界の意見や要望に対して、 有効な対策などを協議する   JCSS取得や維持、更新時などの負荷軽減や普及促進などを目的とし有識者と情報交換を行い適切に対応できるよう情報共有する。

計量標準にかかる見直し

計量標準の整備計画・物理標準に関する見直しについて 基準認証政策課(METI)、計量標準総合ンター(NMIJ)、製品評価技術基盤機構(NITE)のヒアリング等の対応を行っている。

産業を支え、ものつくりの基盤となる電子計測器、制御システム、計測標準・計測トレーサビリティに関する動向調査および研究を行い、関係製品、装置システムおよびサービスの向上をめざすことにより、安全で安定した産業社会への高度な産業システムの開発・提供を実現する。

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