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平成21年7月09日

(社)電子情報技術産業協会
ソリューションサービス事業委員会


2008年度
ソフトウェアおよびソリューションサービス市場規模調査結果について



 社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)ソリューションサービス事業委員会は、2000年度よりソリューションサービス事業の啓蒙・普及促進を目指し、ソリューションサービスビジネスの環境の整備及びソリューションサービス品質の向上及び先進的ソリューションモデルの調査等の活動を行っている。
 2002年度からソフトウェア及びソリューションサービスの市場統計を実施しているが、このたび、2008年度の市場規模調査結果を取りまとめた。

2008年度のソフトウェアおよびソリューションサービス市場規模

 2008年度のソフトウェアおよびソリューションサービスの市場規模は、5兆7452億円(前年度比102%)となった。
 SI開発(コンサルティング、システムインテグレーション)は、2兆7502億円(前年度比103%)、ソフトウェア(アプリケーションパッケージ、ミドルウェア)は、7484億円(前年度比98%)、アウトソーシング・その他サービス(ハード・ソフトメンテナンス、その他)は、2兆2466億円(前年度比102%)である(表1参照)。

 2008年度は、2008年度後半の金融ショックに始まる世界同時不況の影響を受けなかったが、2009年度は、SI開発及びソフトウェアが影響を受け、全体として対前年度比マイナス成長と推測している。

 尚、2009年7月21日に開催する「ソリューションサービス事業委員会活動報告会」(主催:JEITA・ソリューション事業委員会)にても報告する予定である。


(表1)ソフトウェアおよびソリューションサービス国内市場規模調査結果

表1


(グラフ1)ソフトウェアおよびソリューションサービス国内市場規模調査結果

グラフ1

<補足>

1.調査対象

調査対象はJEITA情報システム部会参画会社、計11社
セイコーエプソン、沖電気工業、シャープ、東芝ソリューション、日本アイ・ビー・エム、NEC、日本ユニシス、日立製作所、富士通、パナソニック、三菱電機

2.調査項目

 調査項目はSI開発、ソフトウェア、アウトソーシング及びその他サービスの3分類。

@SI開発
コンサルテーションからシステム構築を含むもので、通常、上流工程から下流工程と呼ばれている企画、設計、開発、納入までのSI全体。

Aソフトウェア
個別プログラムを除く製品としてのプログラム全般、オペレーティングシステム(OS)、ミドルソフトウェア、アプリケーションパッケージ等。

Bアウトソーシングおよびその他サービス
ハードウェア、ソフトウェアの保守サービス、リモート監視、ASP(Application Service Provider)、BPO(Business Process Outsourcing)を含むアウトソーシングサービス等。


本件に関するお問い合わせはインダストリ・システム部(TEL.03-5275-7261)までお願い致します。


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