当事業委員会では、2004年度から、情報システム利用ユーザに対して、アンケート調査を継続して実施して参りました(2021年以降は隔年移で実施)。
IT活用におけるトレンドの変化と直近のサーバ・ストレージ購入動向を抽出することで、ITプラットフォームの市場背景、影響要因等を捉えております。併せて、この10年余りの間に浸透したクラウド、IoTといったネットワークベースでのIT利用、コロナ禍によって急拡大したリモートワーク/業務のオンライン化、さらには「生成AI」を中心とした、AIの利活用意向について分析することを目的としております。
2018年度調査までは、主にITシステムの導入・運用管理を担当する「情報システム部門」から回答を得ていましたが、IT利活用の拡がりに合わせて、「業務部門(非情報システム部門)に所属するIT導入・運用者」にも拡げて調査を実施しております。
さらに、前回(2021年度)から、ITシステムの導入に権限をもつ「役員・事業本部長クラス」も対象に加えており、今回(2023年度)も、前回と同様の形態で調査を実施いたしました。
なお、今回アンケート調査も、前回と同様に、インターネットによるフルオンライン方式で実施しました。
※当調査の実施期間は2023年7月28日~2023年8月10日。
また、本調査報告書が各方面に広く利用され、今後の情報システム構築/運用の参考に資するものとなればと考え、前回調査報告書から、JEITA Webサイトにて無償公開(PDF版)しております。
最後に、本アンケート調査に際して、ITユーザ企業/団体の情報システムに関与する担当者および関連ベンダの担当者各位のご協力を賜り、心から感謝申し上げます。