JEITA責任ある鉱物調達検討会の活動ページ JEITA ACTIVITIES

検討会設立の目的 PURPOSE OF ESTABLISHMENT

 2010年7月に米国で金融規制改革法が成立して以来、同法の1502条(紛争鉱物条項)は米国のみならず、わが国の産業界に対して、大きなインパクトを与えています。

 当協会は、かねてよりITエレクトロニクス産業のサプライチェーン全体を通じたCorporate social Responsibility(CSR)の推進を図っておりますが、こうした背景を受け、責任ある鉱物調達を実現するとともに、米国金融規制改革法1502条など、これに関連する規制へ対応すべく責任ある鉱物調達検討会を総合政策部会の傘下に正式に設置しました。

検討会の活動方針 ACTIVITY POLICY

  • 責任ある鉱物調達の実現に向け、JEITA会員各社の利益ならびに負荷低減を基本的方針に、合理的かつ効果的な施策の検討ならびに実施を主導します。
  • RBA/GeSIなどの国際的なイニシアチブと協力しながら、国際社会における日本企業の存在感向上に努めます。

RBA/RMIとのMOU RBA/RMI-MOU

  • 当協会は、2012年1月17日付けで、Electronics Industry Citizenship Coalition(EICC)及びGlobal e- Sustainability Initiative (GeSI)とMOUを締結し、紛争鉱物問題の対処に関して協力することに合意しました。SECの規則は、電子産業だけではなく、幅広い産業が対象となり、規則遵守には日本企業を含むグローバルサプライチェーン全体での対応が必要なため、莫大なコストが発生します。EICCとGeSIは、紛争鉱物問題に取り組む組織として、Conflict-Free Sourcing Initiative(CFSI)を設け、Conflict-Free Smelter (CFS)プログラムの構築を進めており、このプログラムは、製錬所と精製所の監査から始まり、それより川下のサプライチェーンにおける取引に、武装勢力の資金源となっている紛争鉱物が含まれているかどうかを調べる手段として活用が期待されています。当協会はワシントンDC事務所を通じてCFSIに参加・協力しています。
  • 2017年10月、EICCはResponsible Business Alliance(RBA)に、CFSIは Responsible Minerals Initiative(RMI)、Conflict-Free Smelter(CFS)プログラ ムはResponsible Minerals Assurance Process(RMAP)に名称が変更されました。

組織図 ORGANIZATION CHART

組織図
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