JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)
ユーザーが異なる製品間でのバッテリ動作時間を容易に比較できるように設計された測定法です。最新版であるVer. 3.0では、指定の4K動画ファイルのフルスクリーン連続再生と、指定の壁紙を表示したままのアイドル状態(PCの待機状態)という、2つのシンプルな負荷で構成されています。バッテリ動作時間の表記は動画再生時間とアイドル時間の2つの測定結果を併記することが義務付けられています。ユーザーがOS標準の機能を用いて自ら測定できる高いアクセシビリティを備えています。
ベンチマークソフトA
ユーザーが異なる製品間でのバッテリ動作時間と性能のバランスを比較できるベンチマークソフトです。外出時も業務を行うモバイルワーカーを想定したシナリオを採用し、表計算やプレゼンテーションの操作などの実際の使用環境に近い複合的な負荷で構成されています。測定結果はバッテリ動作時間だけでなく、性能を示すスコアと、両者のバランスを示す独自のスコアを算出することで、バッテリ動作時間と性能の両方を評価しています。実利用に近い環境を想定した評価が行えることが特長のベンチマークです。
| 項目 |
JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0) |
ベンチマークソフトA |
| 特長 |
ユーザーが特別なソフトウェアなどを使わずに自ら測定でき、異なるデバイス間でバッテリ動作時間を容易に比較できる |
バッテリ動作時間だけでなく、実アプリケーション使用時の応答性能を同時に測定し、バッテリ動作時間と性能の関係を示す |
| 測定シナリオ |
指定壁紙を表示したアイドル状態と指定動画を再生している状態のそれぞれで測定 |
ユーザーの実操作を想定した複合ワークロード(表計算、プレゼンテーションの操作など)を実行した状態で測定
|
| 結果の表示 |
アイドルと動画再生の両方シナリオのバッテリ動作時間を併記 |
バッテリ動作時間と性能スコアを併記 |
| 測定環境の条件 |
言語やOS、CPUに制限なし |
英語の以外の言語や一部のOSはサポートされていない |
| ライセンス |
特別なライセンスは必要なし |
有料のソフトウェアライセンスが必要 |
表からも分かるとおり、JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)は「動画再生時」と「何も操作していない時」を分けて示すため、特別な専門知識がなくても結果の意味を理解しやすい測定法になっていることがポイントです。
例えば、オフィスで資料作成やメール確認に使う場面と、外出先で動画を見る場面ではバッテリの動作時間は異なるため、「バッテリ動作時間10時間」とだけ書かれていても、その時間がどのような利用シーンでのバッテリ動作時間なのか分かりません。
JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)は使う場面ごとのバッテリ動作時間を分けて示しているため、自身の使い方により近いバッテリ動作時間をイメージしやすくなっています。
加えて、有償ソフトウェアを必要としないため、ユーザーの皆様が手軽に測定できる点も大きなメリットです。PCメーカーの皆様にとっても追加のライセンス費用をかけることなく評価を実施できるため、評価コストの低減につながります。また、測定条件の面では、OSやCPUに依存しない汎用性も兼ね備えています。測定条件は公開されているので、透明性の高い評価が可能です。