会長あいさつ

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JEITA電子部品部会長 栗山年弘(アルプスアルパイン株式会社 代表取締役社長)

JEITA電子部品部会長 栗山年弘 アルプスアルパイン株式会社
代表取締役社長

昨今、人工知能(AI)や高速通信規格「5G」といった技術革新により、あらゆるモノがネットにつながり(IoT)、現実世界で収集した情報をサイバー空間で解析し産業に役立てるCPS(サイバー・フィジカル・システム)といった超スマート社会「Society 5.0」に向けた取り組みが進んでおり、スマートフォンだけでなく自動車や産業機械も含め、あらゆる産業に電子部品の可能性が広がっています。
また、カーボンニュートラルへの対応も含めて更にその流れは加速していくものと思われます。
日本の電子部品産業は、これまで受動素子(LCR等)や接続部品(スイッチやコネクタ等)の小型化、高機能化、省エネ化、更にはセンサなどの最先端の開発に取り組み、エレクトロニクス産業の発展・成長に貢献してまいりました。 今後は更に、それらにソフトウェアやソリューションを加え、複合技術的にモジュール化を進めることで、エレクトロニクス産業のみならず、あらゆる産業の発展に貢献できると期待しております。
こうした変化に対応するには、技術を読む力、市場を創造する力、それを踏まえた技術開発力、加えてスピードが重要になります。
そして、技術トレンドや顧客ニーズをいち早く具体化し提案する力もますます必要になってくると考えます。

JEITA電子部品部会におきましては、電子部品メーカー並びに関連する企業が参画し、電子部品業界の経営に資する成長分野への対応や市場動向把握、共通課題への対応として環境や標準化活動の取り組み、 競争力強化として信頼性技術の更なる向上、啓発活動の推進や電子部品業界のブランド力向上への取り組みを行っております。
今後も、電子部品部会の活動を通じて日本の電子部品産業の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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