ケーブルテレビ関連機器統計調査報告 2021年度版
ケーブルネットワーク事業委員会では、ケーブルシステム関連機器の市場動向に関する調査を行っております。この度、2020年度調査結果をまとめましたので、概要をご紹介いたします。
【調査概要】
ケーブルネットワーク事業委員会のケーブルネットワーク市場動向専門委員会で、2020年度(2020年4月〜2021年3月)のケーブルテレビ関連機器の統計調査をまとめた。
(1)調査の目的
ケーブルテレビ関連機器の市場調査を行い、市場規模、市場動向を把握する目的で実施した。
(2)調査対象
以下参加各社の調査対象機器の出荷台数(式数)、売上額の調査を行った。
<参加会社(50 音順)>
NECマグナスコミュニケーションズ、サン電子、ジャパンケーブルキャスト、JCOM、シンクレイヤ、住友電気工業、ソリッド、DXアンテナ、テクニカラージャパン、日本アンテナ、パナソニックシステムソリューションズ ジャパン、ヒューマックスジャパン、富士通ネットワークソリューションズ、古河電気工業、ホーチキ、マスプロ電工、ミハル通信
【調査結果:市場全体】
2020年度の総売上額は320.2億円(前年度比67.5%)と、昨年から大幅減少となり、金額ベースでは154.0億円減の大幅な売上減となった。2020年度は、2019年度に引き続き、3つの設備区分全てにおいて売上額が減少したが、いずれの設備も前年度比において90%を切る大幅な減少となった。
総売上額減少の主要因は、端末系、特にセットトップボックス(以下、「STB」という。)の売上額減少である。STBの売上額は2019年度の149.9億円から70.1億円(前年度比46.8%)となり、前年度の半分にも満たない売上額に下落した。
設備区分別売上額(構成比、前年度比)
売上額年度別推移
(注)単位未満四捨五入により、内訳と合計が一致しない場合がある(以下、同様)。
売上額年度別推移
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