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2025年
JEITA講座運営WG
《 2025年度 JEITA講座 講義日程 下期 》
【 下期 】
中央大学  毎週木曜日3時限 13:20~15:00
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
9月25日 コミュニケーションAIの技術と応用 人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理、生成AIなどの技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
10月2日 OSS×クラウド 先進的な仕組みが最初にOSS(オープンソースソフトウェア)として世の中に出てくる時代となった。無償で誰でも入手できるOSSだが、IT企業やユーザ企業では、単に無償を理由にOSSを採用するのではでなく、ビジネス上の戦略的意図をもってOSSを扱うケースが増えている。 また、スマートフォンの普及が進み、クラウドサービスも充実してきたことで、スタートアップ企業などがOSSとクラウドサービスを積極的に採り入れることが、俊敏性のあるインターネットサービスの提供、ひいては新たなビジネスを立ち上げる勢いとなっている。 本講義では、IT企業やユーザ企業、サービス事業者らがどのようにOSSとクラウドサービスをビジネスに活用しているかを概観して頂くと共に、この時代に期待されるITエンジニア像やその取り組み姿勢を解説する。
三菱電機インフォメーションシステムズ
10月9日 信頼できるAIを社会実装する
- AIシステムのテストと品質保証
機械学習や生成AIなどのAIを搭載したシステムやサービスが増えている一方、AI特有のリスクへを懸念する声も聞かれます。たとえば従来のソフトウェアテスト技法はAIには有効ではなく、品質リスクを抱えているとも言われています。本講義では、AIの活用事例、AIシステムに対するテスト技法や品質保証の考え方、国内外で策定されている各種ガイドラインなど、信頼できるAIを社会に社会実装していくための取組みを紹介します。
日立製作所
10月16日 画像認識技術 画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
10月23日 組込みソフトウェア開発の実際と展望 携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
三菱ケミカル
11月6日 システムエンジニアの仕事
--スーパーコンピュータの構築を通して--
大規模スーパーコンピュータシステムの構築事例を通して、システムエンジニアの仕事を紹介し、コンピュータ技術だけでなく、企業での業務には問題解決とプロジェクトマネージメントの能力が必要であることを示す。 講義の前半では、システムエンジニアの業務概要を紹介し、顧客の課題解決のためにICT技術を駆使していることを紹介し、後半では地球シミュレータ構築時の苦労話を通してプロジェクトマネージメントの方法を紹介する。
日本電気
11月13日 宇宙機の軌道力学システム概説 人工衛星をはじめとする宇宙機を扱うシステムにおける土台となる技術が、宇宙機の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、宇宙機の軌道の種類や特徴、軌道に及ぼす摂動と呼ばれる外乱の種類や特徴、軌道計算といった軌道力学の基礎的な知識をできるだけ数式を使わずに説明する。  また、身近な例ではGPSの利用は勿論、スマートフォンと衛星の直接通信といった形でも宇宙がインフラとなりつつある。最近ニュースの話題になるスペースデブリ、月探査、宇宙安全保障、衛星コンステレーション等についても、軌道力学の観点から見た特徴を中心に説明する。
富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ
11月20日 ユーザー企業のDXを実現する
アーキテクチャー
ITを使う立場であるユーザー企業がデジタル変革(DX)を実現していく上で考えていかなくてはいけないもの、技術等についてお話します。
三菱ケミカル
11月27日 エネルギー消費とAI、効率的なAI処理を目指したコンピューティング AIやデータ処理使われる計算機が消費するエネルギーが大きな問題になっている。この原因は大量のデータを使った学習がAIやデータ処理には必要だからである。本講義ではAIやデータ処理におけるデータの必要性と計算機が大量の電力を消費する仕組みや現状、今後のAIの発展への懸念を解説しながら、電力消費を抑えたAIの可能性に関して開設する。
日本電気
12月4日 生成AIを企業活動に活かす 昨今世の中を賑わせている生成AIのビジネスへの活用について、様々な実例をデモなどを交えて解説することで、生成AIのビジネス活用について理解を深めます。また、ChagGPTが日本市場では特に人気を集めていますが、今後は多様化する小規模で多様なLLM(大規模言語モデル)の適材適所での活用が大きなトレンドになっています。生成AIや基盤モデルのこれらの向かう方向についても解説します。
日本アイ・ビー・エム
12月11日 ソフトウェア開発における生成AIの活用 企業においてソフトウェア開発に生成AIを活用する場合、単に技術の新しさにとどまらず、さまざまな観点から評価した上で適切な活用を行う必要がある。技術から法的側面まで注意すべき点を明らかにするとともに、活用事例を交えながら、生成AIの特徴や効果を紹介する。 講義ではSlidoを使用して出席者の意見を集め、その場で共有するなど一部参加型としている。
富士通
12月18日 量子コンピュータでできること 最近、量子コンピュータに関するニュースを見かけることが多いと思います。しかし、量子コンピュータが、なぜ、何のために、どのように動くのかなど、わからないことだらけだと思います。また、量子の響きから夢の万能計算機だと考えてしまいますが、その有効範囲は限定的である一方、ある種の問題に従来では考えられない速度で処理を行うことができます。本講演では、量子コンピュータの動作原理と利用法、及び今後の技術動向に関してなるべくわかりやすく解説します。
日本電気
1月8日 津波防災デジタルツインの実現 2011年の日本大震災の教訓のもと開発を行った世界初の津波防災デジタルツイン(リアルタイム津波被害予測システム)を紹介する。この講義では、システム開発は一人で行うのではなく、多くの有識者と協力して開発していくことが重要であることを示す。特に本デジタルツインはIT技術だけでなく、最先端の科学(地震学、津波工学)との融合が不可欠で分野間の研究者・技術者との交流例を示す。
日本電気
1月22日 新しい環境下の技術ブレークスルー 例えばコロナ禍など世界の様子が一変する際の対策で、AIや通信技術など利活用するケースがある。感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行い、システム設計や技術適用の実例にそって分析検証します。 様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に開花する技術もあり、これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載した技術解説記事をもとに解説を行います。本講義では技術具体例を、No.31では、ブレークスルーにあたっての考え方を解説します。
富士通

横浜国立大学 毎週金曜日4時限 14:40~16:10
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
10月3日 先端電子情報工学
~宇宙通信ビジネスの動向と
衛星搭載用通信機器~
Old SpaceからNew Spaceへ。 宇宙産業は、始まって以来の大変革期を迎えている。世界の宇宙産業は現在、多極化・民営化の波が訪れている。 本講義では、通信を中心とした、近年の宇宙産業の概要、衛星搭載用通信機器およびその適用技術について紹介する。
三菱電機
10月10日 産業を支えるマザーツール
電子計測器の仕組み
「ものづくりのための、ものづくり」
産業を支えるマザーツールである電子計測器を開発することは、「ものづくりのための、ものづくり」と言えます。 近年特に、電気自動車、再生エネルギー設備、冷凍空調機器などの開発においては、機器の高効率、省エネルギー化を実現させるために電力を正確に計測することが不可欠になっています。電子計測器の中でも、これらエネルギー機器の研究開発に幅広く使用される電力測定器を中心に電子計測器の仕組みと、高精度ものづくりを解説紹介します。
横河計測
10月17日 社会基盤システムにおける
システム工学、数理技術
システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
10月24日 有機エレクトロニクス 企業における有機エレクトロニクス関連の技術開発について紹介する。有機電子材料・デバイスの基本、メカニズムから解説し、有機トランジスタ、有機EL、光・放射線センサー、近年注目を浴びているペロブスカイト太陽電池などの最新の応用研究まで紹介する。
東芝
11月7日 宇宙機の軌道力学システム概説 人工衛星をはじめとする宇宙機を扱うシステムにおける土台となる技術が、宇宙機の軌道を計算し、将来の位置を予測する軌道力学である。軌道計算を正確に行うためには、時系、座標系、摂動といった宇宙空間特有のモデルが必要となる。講義では、宇宙機の軌道の種類や特徴、軌道に及ぼす摂動と呼ばれる外乱の種類や特徴、軌道計算といった軌道力学の基礎的な知識をできるだけ数式を使わずに説明する。  また、身近な例ではGPSの利用は勿論、スマートフォンと衛星の直接通信といった形でも宇宙がインフラとなりつつある。最近ニュースの話題になるスペースデブリ、月探査、宇宙安全保障、衛星コンステレーション等についても、軌道力学の観点から見た特徴を中心に説明する。
富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ
11月14日 イノベーションを創出するOKIの
半導体異種材料接合技術と企業における
新規事業創出に向けた取り組み
高度情報化社会(DX)、グリーン社会(GX)を支える戦略物資として、半導体デバイスの重要性が益々高まっている。従来、半導体の高度化はMore Moore(微細化)に則って成長してきたが、近年はその潮流にも限界が見えてきており、More than Moore(複合化)の重要性が高まりを見せている。OKIは2006年、Si半導体と化合物半導体を接合する「Crystal Film Bonding (CFB)」の開発・量産に、世界に先駆けて成功し、現在はCFBをコア技術として、パートナーとの共創活動を展開し、新規事業創出にチャレンジしている。本講義では、その「CFB」を紹介させて頂くのと同時に、企業において、長年、新規事業創出に取り組んだ中での学びについて紹介する。
沖電気工業
11月21日 CPSセキュリティ サイバーフィジカルシステムを構成する制御機器、IoT機器、組み込み機器に関するセキュリティ技術を紹介する。 特に、制御システムやIoT機器でおきているサイバーセキュリティインシデント事例を紹介し、それに対する対策方法を脆弱性検査・攻撃検知の観点から学ぶ。
東芝
11月28日 電子カルテが拓く未来の医療 安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めてきた。 現在、電子カルテはヘルスケア業界のプラットフォームとなりつつあり、医療を取り巻く様々な世界を支えるようになってきている。こうした電子カルテを核とした医療業界のICT化について、取り巻く環境、歴史及び現状、そして加速するデジタル化・DXによってヘルスケア業界の将来をどのように拓かれていくのかの方向性について紹介する。
富士通
12月5日 強化学習AIによる
AIファースト・マニュファクチャリングの実現
製造業において強化学習AIを中心に置いた変革(AIファースト・マニュファクチャリング)を実現することの意味、それに必要な考え方、体制、技術などを解説する
横河デジタル
12月12日 システムエンジニアの仕事
--スーパーコンピュータの構築を通して--
大規模スーパーコンピュータシステムの構築事例を通して、システムエンジニアの仕事を紹介し、コンピュータ技術だけでなく、企業での業務には問題解決とプロジェクトマネージメントの能力が必要であることを示す。 講義の前半では、システムエンジニアの業務概要を紹介し、顧客の課題解決のためにICT技術を駆使していることを紹介し、後半では地球シミュレータ構築時の苦労話を通してプロジェクトマネージメントの方法を紹介する。
日本電気
12月19日 シリコンフォトニクス技術の基礎と
光通信向けモジュールや
センシングモジュールへの応用
データセンター向け通信モジュールは、シリコンフォトニクスによる光集積回路で実現するなど、光デバイスの小型化・高密度集積化を強力に推進する中核技術となっている。本講義では、シリコンフォトニクス技術の基礎的な説明(製造プロセス、各種デバイス等)を行い、通信~最近の適用製品について概要を説明する。
沖電気工業
12月23日 LSIの概要と動向 スマートフォンや家電製品といった私たちの身近なものから、工場内の機器や衛星システムといった普段目にしないものまで、あらゆるところに電子機器が存在し、私たちの生活を支えてくれています。この電子機器を支える技術のひとつとしLSI(Large-Scale Integration)があります。大規模集積回路とも呼ばれるLSIは、電子機器の中の頭脳といってよいもので、最新技術であるAIもLSIを利用しています。本講義では、LSIについて基本的な解説と動向について紹介します。また、企業における開発事例もあわせてを紹介します。
三菱電機
1月9日 エネルギー消費とAI、効率的なAI処理を目指したコンピューティング AIやデータ処理使われる計算機が消費するエネルギーが大きな問題になっている。この原因は大量のデータを使った学習がAIやデータ処理には必要だからである。本講義ではAIやデータ処理におけるデータの必要性と計算機が大量の電力を消費する仕組みや現状、今後のAIの発展への懸念を解説しながら、電力消費を抑えたAIの可能性に関して開設する。
日本電気
1月23日 現在社会におけるセキュリティリスクとセキュリティ対策技術 現代社会で発生している事件に関する公的レポート及び具体的なサイバー犯罪に関するレポートを元に、情報セキュリティにおける一般的なリスク及びその対策方法について解説する (内容の詳細度合い、深さ等、事前にご要望を頂ければ内容を調節します)
日本アイ・ビー・エム

津田塾大学 毎週火曜日16:20~17:50 最終回のみ16時40分~18時10分
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
9月9日 生成AIを企業活動に活かす 昨今世の中を賑わせている生成AIのビジネスへの活用について、様々な実例をデモなどを交えて解説することで、生成AIのビジネス活用について理解を深めます。また、ChagGPTが日本市場では特に人気を集めていますが、今後は多様化する小規模で多様なLLM(大規模言語モデル)の適材適所での活用が大きなトレンドになっています。生成AIや基盤モデルのこれらの向かう方向についても解説します。
日本アイ・ビー・エム
9月16日 ITシステム開発に学ぶ
ロジカルシンキング
ITシステムは基本的にロジックで動いており、その処理の流れは極めて論理的です。一方で、コストや時間の制約の関係で、すべてを論理的に整合させての開発が不可能で、論理的ではない判断を下す必要がある場合もあります。このようにITシステムの開発は正確なロジックの学習と、制約やコストの制限の中での最適化という両方の側面がある。本講義ではITシステムの開発や失敗例からロジカルシンキングを学ぶ
日本電気
9月23日 ユーザー企業のDXを実現する
アーキテクチャー
ITを使う立場であるユーザー企業がデジタル変革(DX)を実現していく上で考えていかなくてはいけないもの、技術等についてお話します。
三菱ケミカル
9月30日 強化学習AIによる
AIファースト・マニュファクチャリングの実現
製造業において強化学習AIを中心に置いた変革(AIファースト・マニュファクチャリング)を実現することの意味、それに必要な考え方、体制、技術などを解説する
横河デジタル
10月7日 デジタル社会とサイバーセキュリティ
~急速なサイバーセキュリティの変化をひも解く~
サイバーセキュリティの必要性が言われている中、断片的な対応で実効性のない対策が課題となっている。 そこで本講義では現場のお客様支援やサイバー攻撃の研究の中で培った、「今の時代のサイバーセキュリティ捉え方」を取り上げ、サイバー攻撃の変化と社会情勢の変化を学び、サイバーセキュリティの基礎と基本を考える講義である。 昨今急激に必要性が増してきたサイバーセキュリティについて、はじめの一歩となる位置づけを担う。
Ridgelinez
10月14日 社会基盤システムにおける
システム工学、数理技術
システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。
日立製作所
10月21日 製品セキュリティとPSIRT活動 重要インフラシステムや様々なIoT機器がネットワークにつながり、サイバー攻撃の影響が年々増大する中で、企業が提供する製品・システム・サービスのセキュリティの確保の重要性が増している。 本講義では、製品セキュリティを確保するための取り組みと、PSIRTの活動について紹介する。
東芝
11月4日 世界標準の
イノベーション・マネジメントシステム(IMS)
~世界の動向とOKIの取り組みについて~
昨今、イノベーションは一部の天才に頼るのではなく、組織的な推進を可能とする「イノベーション・マネジメントシステム(IMS)」が世界中で注目を集めています。2019年に発行されたIMSのガイドラインISO56002に続き、2024年9月に認証規格ISO56001が発行され、多くの企業がこの革新的な方法論を取り入れ、イノベーション創出に向けた取り組みを加速しています。OKIはこの動向を先取りし、2017年から積極的に企業変革に取り組んできました。OKIの取り組み事例をご紹介すると共に、働き方が大きく変わる中で、今後求められる人材像についてお話しします。
沖電気工業
11月11日 必ず役に立つ知的財産権の基礎知識 研究者や開発者にとって重要な知的財産権(特許権、著作権等)についてお話しさせていただきます。基本的な点を実際の特許公報や身近な例を用いて具体的にイメージできるように分かりやすく解説します。自分のアイデアや作品をどのように保護できるか一緒に考えてみませんか?また、国内外における最近の判例(ドワンゴ対FC2事件、Panasonic v. Oppo等)を紹介し、現代における知的財産権の課題や問題点についても紹介します。
三菱電機

電気通信大学 毎週火曜日5時限 16:15~17:45
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
10月21日 企業が直面するサイバーリスクと
次世代テクノロジーの取り組み
サイバー攻撃によるサービスの停止、情報の盗難が、企業にとって大きな課題です。また、生成AIの活用で起こる社会的問題、量子コンピュータによる将来のセキュリティの懸念について解説します。 次に、この講義では、安全・安心なサイバー社会を目指すために、次世代の技術者が果たすべき役割とその新しい技術について解説を行います。 最後に、不足するセキュリティ技術者問題において、教育・研究分野で取り組むべきテーマについて解説します。
日本アイ・ビー・エム
10月28日 津波防災デジタルツインの実現 2011年の日本大震災の教訓のもと開発を行った世界初の津波防災デジタルツイン(リアルタイム津波被害予測システム)を紹介する。この講義では、システム開発は一人で行うのではなく、多くの有識者と協力して開発していくことが重要であることを示す。特に本デジタルツインはIT技術だけでなく、最先端の科学(地震学、津波工学)との融合が不可欠で分野間の研究者・技術者との交流例を示す。
日本電気
11月4日 AI倫理の動向と実践 多くのAIが企業や社会で活用されようとしていますが、これからのAIにはAIの機能だけでなく、そのAIによってどのような影響がビジネスや社会にもたらされる可能性があるかを検討するAI倫理が重要と考えられています。そもそもAI倫理とは何で、どのような要素があり、どのような形で実現されようとしているのか、テクノロジーとしてはどのようなものがあるのかをわかりやすい解説やデモでご紹介します。今後の企業や社会へのAIの展開について、必ず必要となるAI倫理の基本的な知識やスキルを習得することが可能な講義です。
日本アイ・ビー・エム
11月11日 画像認識技術 画像認識技術は安全安心を始めとした様々な産業分野でコア技術になることが期待されている。コンピュータビジョンやパターン認識技術のITSやセキュリティ等での具体的な適用事例を通し、画像認識技術の基礎的な知識と最近のトピックスについて解説する。
東芝
11月18日 空間コンピューティングの開発技法
~VR/AR入門~
AppleのVisionProも日本で発売され、次世代の「体験型ITであったVR(仮想現実)やAR(拡張現実)はいよいよ生活やビジネスITの分野に進出してきています。メタバースのビジネス利用が現実化し、各業界やプラットフォームが様々な展開を模索、新しいデバイスも次々と発表され、3Dスキャンや裸眼で3Dを体験するデバイスもどんどん進化しています。 講師はVisionProアプリの開発経験もあり、この講義では、要素となる基礎技術、VRとARの違いや共通点、開発方法の初歩を扱いながら、メタバースや空間コンピューティングへの時代に必要となるアプローチやトレンドを探っていきます。
日本IBM システムズ・エンジニアリング
11月25日 エネルギー消費とAI、効率的なAI処理を目指したコンピューティング AIやデータ処理使われる計算機が消費するエネルギーが大きな問題になっている。この原因は大量のデータを使った学習がAIやデータ処理には必要だからである。本講義ではAIやデータ処理におけるデータの必要性と計算機が大量の電力を消費する仕組みや現状、今後のAIの発展への懸念を解説しながら、電力消費を抑えたAIの可能性に関して開設する。
日本電気
12月9日 電子カルテが拓く未来の医療 安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めてきた。 現在、電子カルテはヘルスケア業界のプラットフォームとなりつつあり、医療を取り巻く様々な世界を支えるようになってきている。こうした電子カルテを核とした医療業界のICT化について、取り巻く環境、歴史及び現状、そして加速するデジタル化・DXによってヘルスケア業界の将来をどのように拓かれていくのかの方向性について紹介する。
富士通
12月16日 世界標準の
イノベーション・マネジメントシステム(IMS)
~世界の動向とOKIの取り組みについて~
昨今、イノベーションは一部の天才に頼るのではなく、組織的な推進を可能とする「イノベーション・マネジメントシステム(IMS)」が世界中で注目を集めています。2019年に発行されたIMSのガイドラインISO56002に続き、2024年9月に認証規格ISO56001が発行され、多くの企業がこの革新的な方法論を取り入れ、イノベーション創出に向けた取り組みを加速しています。OKIはこの動向を先取りし、2017年から積極的に企業変革に取り組んできました。OKIの取り組み事例をご紹介すると共に、働き方が大きく変わる中で、今後求められる人材像についてお話しします。
沖電気工業
12月23日 CPSセキュリティ サイバーフィジカルシステムを構成する制御機器、IoT機器、組み込み機器に関するセキュリティ技術を紹介する。 特に、制御システムやIoT機器でおきているサイバーセキュリティインシデント事例を紹介し、それに対する対策方法を脆弱性検査・攻撃検知の観点から学ぶ。
東芝
1月6日 最新のサイバーセキュリティ技術と
数学・アルゴリズム・H/Wの基本
最新のサイバーセキュリティ技術の動向を紹介する。また、それらの技術のみならずAIや量子コンピューティングのベースとなる数学・アルゴリズムの基本を解説する。
三菱電機
1月13日 コミュニケーションAIの技術と応用 人とAIがコラボ―レーションするコミュニケーションAIの基盤技術、特に自然言語処理や音声処理、生成AIなどの技術と応用について企業での製品化の体験と共に紹介する。
東芝デジタルソリューションズ
1月20日 ソフトウェア開発における生成AIの活用 企業においてソフトウェア開発に生成AIを活用する場合、単に技術の新しさにとどまらず、さまざまな観点から評価した上で適切な活用を行う必要がある。技術から法的側面まで注意すべき点を明らかにするとともに、活用事例を交えながら、生成AIの特徴や効果を紹介する。 講義ではSlidoを使用して出席者の意見を集め、その場で共有するなど一部参加型としている。
富士通
1月27日 IoT時代のオープンイノベーションと技術マーケティングに基づく技術・商品開発 IoTの時代を迎え、ビジネス環境のパラダイムが大きシフトし、また、グローバル競争が激化する中で、何らかのイノベーションによってブレイクスルーを求める経営者や技術・研究者の意識と期待が高まっている。 講義では、次世代の社会・産業のコンセプトを俯瞰的に捉え、その価値観を満たす商品・サービスを実現するための技術の高度化とその組み合わせを図る、いわゆるオープンイノベーションとそれを実践する技術マーケティングによる技術・商品開発ついて概説する。
沖コンサルティングソリューションズ
2月3日 強化学習AIによる
AIファースト・マニュファクチャリングの実現
製造業において強化学習AIを中心に置いた変革(AIファースト・マニュファクチャリング)を実現することの意味、それに必要な考え方、体制、技術などを解説する
横河デジタル

東北大学 毎週金曜日5時限 16:20~17:50
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
10月3日 新しい環境下の技術ブレークスルー 例えばコロナ禍など世界の様子が一変する際の対策で、AIや通信技術など利活用するケースがある。感染拡大を制圧した様々な技術について分析と解説を行い、システム設計や技術適用の実例にそって分析検証します。 様々な業種や技術がクロスオーバーすることで一気に開花する技術もあり、これらの技術や取組みなどについて、電子情報通信学会誌で連載した技術解説記事をもとに解説を行います。本講義では技術具体例を、No.31では、ブレークスルーにあたっての考え方を解説します。
富士通
10月10日 現代社会における暗号技術 暗号技術は、かつては軍事・外交がその主要な活躍の舞台でしたが、現在では個人のプライバシー保護という新しい役割を担い、いまや暗号なしでは一日たりとも私たちの生活が成り立たない時代となりました。 本講義では、スマートフォンやICカードなど身近な暗号の応用例や、最近注目されているクラウド向けの新しい暗号技術、また企業における暗号研究開発とその楽しさ、さらには量子コンピューターと暗号技術との関係など、現代社会における暗号のもつさまざまな側面をわかりやすく解説します。
三菱電機
10月17日 津波防災デジタルツインの実現 2011年の日本大震災の教訓のもと開発を行った世界初の津波防災デジタルツイン(リアルタイム津波被害予測システム)を紹介する。この講義では、システム開発は一人で行うのではなく、多くの有識者と協力して開発していくことが重要であることを示す。特に本デジタルツインはIT技術だけでなく、最先端の科学(地震学、津波工学)との融合が不可欠で分野間の研究者・技術者との交流例を示す。
日本電気
10月31日 組込みソフトウェア開発の実際と展望 携帯電話、ゲーム機、家電に搭載される組込みソフトウェアの構造や開発方法が、PC用ソフトウェアとどのように違うのか。各機器の特性に応じて求められる要求とは何か。また近年ますます複雑化していく組込みソフトウェア開発の課題と、新しい開発手法について解説します。
三菱ケミカル
11月7日 有機エレクトロニクス 企業における有機エレクトロニクス関連の技術開発について紹介する。有機電子材料・デバイスの基本、メカニズムから解説し、有機トランジスタ、有機EL、光・放射線センサー、近年注目を浴びているペロブスカイト太陽電池などの最新の応用研究まで紹介する。
東芝
11月14日 AIとサイバーセキュリティ AIのセキュリティ脅威、AIに対するサイバー攻撃、攻撃耐性の高いAIの開発手法(ex. 機会学習システムセキュリティガイドライン,脅威分析,リスクアセスメント)、AIへの攻撃の検知、対処の技術について説明します。技術については,その方式・アルゴリズムだけでなく,技術の応用例や技術からもたらされる効果をユースケース等を用いて説明します。 対象者の専門性やスキルレベルに合わせて、座学のみではなく、手を動かしながら考える演習や対話型での演習、グループワークの実施も可能です。
富士通
11月28日 AI倫理の動向と実践 多くのAIが企業や社会で活用されようとしていますが、これからのAIにはAIの機能だけでなく、そのAIによってどのような影響がビジネスや社会にもたらされる可能性があるかを検討するAI倫理が重要と考えられています。そもそもAI倫理とは何で、どのような要素があり、どのような形で実現されようとしているのか、テクノロジーとしてはどのようなものがあるのかをわかりやすい解説やデモでご紹介します。今後の企業や社会へのAIの展開について、必ず必要となるAI倫理の基本的な知識やスキルを習得することが可能な講義です。
日本アイ・ビー・エム(株)
12月26日 強化学習AIによる
AIファースト・マニュファクチャリングの実現
製造業において強化学習AIを中心に置いた変革(AIファースト・マニュファクチャリング)を実現することの意味、それに必要な考え方、体制、技術などを解説する
横河デジタル

立命館大学 毎週金曜日4時限 14:55~16:30
日程 講義テーマ・所属名・講師名 講義テーマ概要
10月3日 システムエンジニアの仕事
--スーパーコンピュータの構築を通して--
大規模スーパーコンピュータシステムの構築事例を通して、システムエンジニアの仕事を紹介し、コンピュータ技術だけでなく、企業での業務には問題解決とプロジェクトマネージメントの能力が必要であることを示す。 講義の前半では、システムエンジニアの業務概要を紹介し、顧客の課題解決のためにICT技術を駆使していることを紹介し、後半では地球シミュレータ構築時の苦労話を通してプロジェクトマネージメントの方法を紹介する。
日本電気
10月10日 電子カルテが拓く未来の医療 安心安全な医療の実現、病院経営の改善と効率化、地域の医療供給体制全体の効率化など今日の医療が抱える課題解決のキーテクノロジーとして電子カルテが注目を集めてきた。 現在、電子カルテはヘルスケア業界のプラットフォームとなりつつあり、医療を取り巻く様々な世界を支えるようになってきている。こうした電子カルテを核とした医療業界のICT化について、取り巻く環境、歴史及び現状、そして加速するデジタル化・DXによってヘルスケア業界の将来をどのように拓かれていくのかの方向性について紹介する。
富士通
10月31日 信頼できるAIを社会実装する
- AIシステムのテストと品質保証
機械学習や生成AIなどのAIを搭載したシステムやサービスが増えている一方、AI特有のリスクへを懸念する声も聞かれます。たとえば従来のソフトウェアテスト技法はAIには有効ではなく、品質リスクを抱えているとも言われています。本講義では、AIの活用事例、AIシステムに対するテスト技法や品質保証の考え方、国内外で策定されている各種ガイドラインなど、信頼できるAIを社会に社会実装していくための取組みを紹介します。
日立製作所
11月7日 AI倫理の動向と実践 多くのAIが企業や社会で活用されようとしていますが、これからのAIにはAIの機能だけでなく、そのAIによってどのような影響がビジネスや社会にもたらされる可能性があるかを検討するAI倫理が重要と考えられています。そもそもAI倫理とは何で、どのような要素があり、どのような形で実現されようとしているのか、テクノロジーとしてはどのようなものがあるのかをわかりやすい解説やデモでご紹介します。今後の企業や社会へのAIの展開について、必ず必要となるAI倫理の基本的な知識やスキルを習得することが可能な講義です。
日本アイ・ビー・エム
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