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産業社会における省エネ制御(連携制御)技術の調査・検討・広報/提言(WG1)
連携制御の参考事例
連携制御のカテゴリごとに参考事例を紹介します。
(1) 供給機器連携
工場における自家発電設備(BTG:Boiler Turbine Generator)に連携制御を適用し、エネルギー効率の向上、CO2削減を実現した事例を紹介します。多変数モデル制御により、ボイラ・タービンの最適負荷配分を実現した事例です。
(2) 供給設備連携
後日公開
(3) 需給連携
経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証事業」において取り組まれている地域スマートコミュニティのデマンドレスポンス実証の事例を紹介します。CEMSの主要機能である需給連携制御システムでは、再生可能エネルギーの発電予測や需要予測を行い、各種EMSと連携して需給計画を立案します。また,家庭向けに実施したデマンドレスポンスについても紹介します。
経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証事業」において取り組まれている地域スマートコミュニティのデマンドレスポンス実証の事例を紹介します。複合ビルをひとつのグリッドと捉え、複合ビル内の蓄電池や太陽電池、スマート子メータにて設備を効率利用することでビル内の再生エネルギーや熱の有効活用とインセンティブ型のデマンドレスポンス(DR)によるテナントの省エネや低炭素活動にていての意識向上を図った事例を紹介しています。
月刊「省エネルギー」2012年10月号の特集「エネルギー需給最適化を実現する最新IT化技術」の記事です。連携制御の参考事例として、本田技研工業株式会社浜松製作所の圧縮エア供給システムの事例を紹介しています。全工場に圧力センサを設置し、制御室で「使い手側」である各工場の圧力をリアルタイムで監視するシステムを実現させ、一番低い圧力の工場が常に設定圧を維持できる「末端圧力一定制御」の採用事例の紹介です。
月刊「省エネルギー」2012年10月号の特集「エネルギー需給最適化を実現する最新IT化技術」の記事です。連携制御の参考事例として、豊田自動織機株式会社の空調熱源をターゲットに導入した連携制御の事例を紹介しています。
月刊「省エネルギー」2012年10月号の特集「エネルギー需給最適化を実現する最新IT化技術」の記事です。店舗でエネルギー使用量の多いショーケース・冷凍機に着目した連携制御システムの事例を紹介しています。冷凍機の冷媒の吸入圧力値をインバータで制御することで適正な冷凍能力を維持します。これにより、複数のショーケースの冷凍能力を常に最適に保ち、省エネを実現しています。スーパーマーケットとコンビニの実店舗での省エネ効果についても紹介します。
月刊「省エネルギー」2012年10月号の特集「エネルギー需給最適化を実現する最新IT化技術」の記事です。省エネ支援サービスの事例として,店舗・オフィス向け省エネ支援サービス「エコポンパ」の基本機能を紹介しています。このサービスでは,多店舗・多拠点企業向けに,使用電力量および具体的な省エネ行動指示の「見える化」や空調きめ細やかな制御によってお客さまの省エネ活動を支援します。
連携制御の参考事例として、工場の熱源プラントを紹介しています。連携制御のカテゴリーでは、「需給連携」にあたります。冷水需要予測を行い、蓄熱槽を利用した夜間電力による蓄熱、またタイプの異なるチラー(ターボ式、吸収式)をベストミックスで運用するガイダンスにより、一次エネルギーコストの最小化を実現しています。
製鉄所からの副生ガスと購入した石炭とLNGを使用し発電する設備における連携制御を使用した事例を紹介します。連携制御のカテゴリーでは、「需給連携」にあたります。需要側の要求を受け、各発電ユニットに対して制約条件を満たす、最小の燃料コストになるように燃料、電力、蒸気の出力配分を指示するシステムです。
連携制御の事例として、吸収冷凍機とターボ冷凍機を併用したシステムを紹介しています。吸収冷凍機とターボ冷凍機を冷房需要に対して予測情報を用いた連携制御を行うことにより、契約電力の上限を遵守し、さらに二酸化炭素排出量の最小化を同時に実現するシステムを紹介しています。
店舗でエネルギー使用量の多い部分としてショーケース・冷凍機に着目した連携制御システムの事例を紹介します。冷凍機の冷媒の吸入圧力値をインバータで制御することで適正な冷凍能力を維持します。これにより、複数のショーケースの冷凍能力を常に最適に保ち、省エネを実現しています。
(4) 需給双方向連携
後日公開
(5) 需要設備連携
月刊「省エネルギー」2012年10月号の特集「エネルギー需給最適化を実現する最新IT化技術」の論文です。火力発電所における複雑な発電構成と需要側の要求に対応するため、高度な需要設備連携を実現した事例を紹介しています。