技術戦略部会


10年後の実世界をイノベートするICT・エレクトロニクス-世界一への復活に向けて-(エグゼクティブサマリ)

10年後の実世界をイノベートするICT・エレクトロニクス
―世界一への復活に向けて―

わが国のICT・エレクトロニクス業界は、自動車業界と肩を並べる日本の基幹産業であり、グローバルに事業展開をしています。しかし、政府に支援されたアジア勢など海外企業との競争が熾烈さを極めており、近年、競争力が低下してきている。非常に厳しい競争環境におかれている状況において、グローバル競争に打ち勝つためには、日本の強みである低炭素技術を含めた高付加価値製品や高機能材料、ヘルスケア関連機器などの成長分野を中心として、国内でのイノベーションを実現できる基盤をしっかりと確保することが重要であり、世界水準の事業環境の整備が急務です。
また、東日本大震災からの復興を進める過程で、まちづくりやヘルスケアなどの面で課題が新たに認識されてきています。
電子情報技術産業協会の技術戦略委員会および技術政策委員会では、大きく変化する市場環境に、事業戦略と技術戦略の両面から的確に対応していくことが急務との認識に基づき、日本が得意とする材料・電子デバイス技術と環境・社会インフラ技術を活用し、10年後に実世界をイノベートする日本の電子情報産業が手がけるべきICT・エレクトロニクス技術分野の明確化を目指して検討し、平成24年5月に作成した資料を基に、技術課題と共に、その実現に向けた社会的・政策的課題についてもまとめました(全79頁)。
伸長が期待できる市場と日本の強みを検討し、今後有望となるスマートコミュニティにおける重要分野に注目し、その分野の課題解決の共通のアプローチとして、実世界のセンシングとクラウド上の仮想空間での情報処理を想定し、新たなソリューションやサービスを提言しています。
提言書の一部をエグゼクティブサマリにて、ご参考までにご紹介します。

※ エグゼクティブサマリ

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